昨日これのエピソード1を観た。
これを観て思い出したのだが、何年か前は長距離走で速く走るために特殊部隊やレンジャー的な体力が欲しいと思っていた時期があった。
当時の自分は宗谷岬600を平均移動速度31km/hで走る位で、去年は終始向かい風基調の中で35km/h強で脚も最後まで残す事が出来た。
理由は単純で、巡航のベース速度が上がったからだ。
速度が上がった要因が何だったかというと、
①空力の改善
②ペダルを停めずにトルクをかけ続けた事
③パワーカーブの改善(全体的な押上げ)
だと思う。
①と②は工夫で何とかなる部分だが、ウェイトは大きかったと思う。
①はポジションや機材など出来る事が色々あるが、速度が上がれば上がるほど効いてくる。
②は向かい風は勿論だが追い風での速度が大きく変わる。
③は言うまでもなく全局面で速くなる。
③はある程度強度をかけたトレーニングが必要なのに対して、①と②は普段走りこむ中で継続すれば肉体的な負担は大きくない。
そういう負担が少なくてコツコツやりさえすれば何とかなる部分からも、大きく能力が上がったことになる。
さらにそこからとなるとパワーカーブと向き合う比重が大きくなるだろうし、極限まで追求するなら特殊部隊の様な体力もあった方が良いと思うのだが、それは本当に極限的なレベルで、自分がやっている範囲からは遥か先の事だったのだ。
負担が少ない部分でもやれる事は沢山あるのだと体験を通じてわかった。