2016 BRM1016空知スイーツ200 8時間8分完走 | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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10月16日、空知スイーツ200に参加した。岩見沢の北村温泉発着で、途中多くのグルメスポット、スイーツスポットを通る魅力的なコースだ。天気にも恵まれてライド環境としては最高だった。
結果は8時間8分での完走。前日のししゃもライドで強度を上げて脚が残っていなくて辛かったのでどこにも寄らずにゴールした。。もっと余裕があればコースの魅力をより楽しむことは出来ただろう。

この日は脚に力が入らず全くペースを保てなかった。
ステージレースに出てるプロレーサーはもちろんだが、北海道地域代表でツールド北海道のUCIレースに出ている人たちの凄さもわかった。
レースに体が対応できているというのもあるのだと思うが、彼らはUCIレースの中で脚を使いすぎないようにペース管理出来ているのだろう。
ししゃもライドで翌日にダメージを残している自分はまだまだだ。

【スタート~PC1(新夕張)】
この区間は向かい風が強くて後半登り基調なのでキツかった。
車検を終えてからスタート地点向かいのセイコーマートで朝食をとったので走り始めたのはほぼ最後尾。
最初の横風区間は楽に漕げたので、集団をいくつか追い抜いて前方に合流。
そこでまったり走っていたが、西川さんが先行した時に「行け行け」とあおられ、一緒に行くことにした。
ただこの日はひたすら登りがキツい。
アップダウンの場面では下りで勢い付けようとするも向かい風でスピードがのらず、登りはギアを軽くして何とかしのいだ形だった。
西川さんや今村さんと一緒に先頭交代して進んだが、なかなか辛かった。

【PC1~PC2(三笠)】
この区間が今回のメイン。丁未峠を越える。
出発してすぐに西川さんのペースについていけなくなり、今村さんともばらけて単独に。まったりと漕いで峠に向かった。
峠は10%近い急坂が2か所あり、それ以外は比較的ゆったり。
当然ペースは上がらず、ゆっくり進む形となった。

下りは恐らく6%ほどのそれほど急ではない斜面が続く。普段なら楽しく下れそうな場所なのだが、ここは追い風が強くスピードが出すぎてしまうので注意した。
初めて通る道である上にタイトなコーナーがあったので、減速しながら無理なくいった。

峠を越えても下り基調で、追い風もあって快適に進んだ。
先行してアップルパイを食べていた西川さんと合流して三笠のセブンイレブンに到着。
西川さんは玉ねぎ屋に向かい、自分はスタッフの田中さんと話して出発した。

【PC2~PC3(砂川)】
ここではまず三笠から国道12号線に抜ける山道を通る。
裏道だが、気持ちの良い道だ。こういうところは地域を熟知していないとルートに組み込むことは出来ないだろう。
達布山の下を通りすぎ、12号線に入ってからは追い風で一定ペースで脚に来ないように踏んだ。
ガタタンライドで通った場所だが、脚の状況は全然違った。
ここは交通量と信号が多かった。

【PC3~ゴール】
ここは砂川から奈井江町のあたりで農道に入ってあとはひたすらゴールに向け巡航する区間。
PCを出て数分で西川さんとすれ違った。玉ねぎ屋に行ったはずだが、よほど早食いなのか飛ばしてきたのか…

奈井江からの農道は、スタッフの田中さんのお話によるとトライアスロンの練習に最適のルートらしい。確かに信号もほとんどなく快適な巡行を楽しめる気持ちの良い道だ。
この日はずっと向かい風だったが、平坦だったので無理のないギアで淡々と踏んでいった。平均30km/h程で、良くはないが悲観するほどでもないペース。
暗くなったら寂しい道だろうが、自分は明るいうちに通ることが出来た。
薄曇りで空が白く、少しぼやけた感じの中を独りで淡々と進む。不思議な光景だった。

ゴールの北村温泉に着いた時には疲れていたが、気持ちのいいライドだった。
この気持ちよさは200kmや300kmの良いところだろう。自分の場合、600kmや、下手すると400kmでもゴール後は負荷が高すぎて食欲がなくなっていたりするので、健康的に走って無理なくゴールできるのは嬉しい。

脚の疲れのため辛かったが、天気とコースに恵まれ、終わってみればいい思い出になるライドだった。

スタッフの皆様、有難うございます。


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カーボンドライジャパン様のビッグプーリーキットエヴォルツィオーネのモニターを務めさせて頂いております。