結果は17時間5分で完走。後半200kmほどは腰痛が出て、休み休み強度を下げながらの走行となり、久々にキツいライドだった。
【前日】
前日は午後まで仕事で小樽～長万部～函館と輪行。
長万部ではホームから見える月がきれいだった。
函館ではアダムさんのお宅に泊めて頂いた。
函館山ふもとの日本家屋で、とてもきれいなお家だった。
奥様にもおもてなし頂き、猫にも出迎えられ、楽しい夜を過ごさせて頂いた。
有難うございます。
【スタート】
当日は朝4時ころに起き、朝ご飯を頂いて5時前に出発。スタート地点には5時半頃には到着していた。
車検をすませ、参加者の最後にスタートした。
【スタート～PC1恵山 区間38.1km】
ここではスタートから函館市街地をしばらく走り、恵山への山道に入る。
山道が追い風基調だったので楽をすることができた。
アダムさんと阿部さんと一緒に走り、PC1では手短に補給し出発した。
2年前はここに肉付きが良くてかわいい猫がいたのだが、どうしてしまったのか…
【PC1～PC2森 区間78.7km】
ここからはほぼ海岸線に沿う形で森町まで北上。
途中から雨が降り、向かい風で負荷が高くなった。
自分は向かい風耐性が高いので、途中体に負荷をかけるために30kmほど牽いた。きつすぎず、良い感じのペースで走ることができた。
途中レインウェアを着るために停車したりでアダムさんが離脱。
【PC2～PC3七飯 区間48.6km】
この区間では森町から大沼公園を通り、城岱牧場で通過チェックし七飯に下る。
ここからはお互いマイペースでと話しながらもアダムさんと一緒になった。
城岱の大沼側は10%の勾配が何か所も出てきてなかなか登り応えがある。アダムさんはホームコースであることもあって余裕そうだが、自分にとってはなかなかの勾配だ。
軽いギアにして回すか、3枚くらい重くしてダンシングでゆっくり回すかで登った。
アダムさんのパワーメーターによると、出力は200W～250Wくらいとのことだった。
途中でサイクリング中だという北大自転車部の清水さん、三浦さんと合流。
清水さんとは去年のチャレンジランでご一緒していた。
2人とも今年のツールド北海道本戦出場選手で、軽く登っているのが羨ましかった。
頂上からの下りは最高だった。
自分が知っている下りの中で最も眺めが良い。
2年前はパノラマ300の下りでアダムさん、ピーターさんに大きく遅れていたが、今年はアダムさんとほぼ同じペースで下ることが出来た。下ハンでしっかりとラインを作っていくようにしたらそれまでよりも速く安定して下れるようになった。
細かいことを言えば、エアロ装備の分脚を止めた状態では自分の方が速いが、コーナリングがアダムさんの方がずっと上手いので、コーナーでの減速分自分が少し遅れるという形だった。
この日の最高速85.3km/hはここで記録。
【PC3～PC4上ノ国 区間82.8km】
この区間が恐らくこのコース最大の難関だ。
七飯からきじひき高原展望台まで登り、渡島中山峠をこえて上ノ国まで走る。
きじひきでも登りは200～250Wでジリジリ登った。ロングの中での登りはヒルクライムとは全く出力域が違うが、それでもじわじわときつい。
北大の2人はサッと僕らを追い抜いて上で声をかけてくれた。
ここの下りも2年前よりは速く安全に下ることができた。
渡島中山峠はチャレンジランで高出力で登った印象が強く、ついペースが上がりそうになるが、後のことを考えて脚を使わず登った。
下りの6%区間は平均59.8km/hで、チャレンジランよりはずっと遅いが、ロングの中としてはまずまずだった。
この辺りから自分もアダムさんも腰が怪しくなりはじめ、途中厚沢部で休んで体をほぐした。
【PC4～PC5福島 区間77.9km】
PC4でも時間を多くとってストレッチ等して休んだ。休憩中にダミアンさんと合流。
この区間はアップダウンが延々と繰り返され負荷がかかるが、この日は追い風基調で楽をさせてもらった。
2人とも腰が痛いので無理せず行ったが、昼間走るのが初めてだったので新鮮な気分だった。海に沈む夕日がとてもきれいだった。
自分はアップライトな姿勢でサドルにドカッと座り、脚の重さを利用してトルクをかける形で走ったら腰への負担が減った。
松前でまたストレッチ休憩をして、夕日が沈むのを見た。
【PC5～PC6七飯 区間74.7km】
ここを走り切ればゴールまではあと12.4km。
走る前は強い向かい風を覚悟していたが、走ってみるとそれほどでもなかった。
ただ、腰に無理をかけられないので出力が出せず、速度は出なかった。
途中確か木古内のセブンイレブンでストレッチ休憩をし、そこからはそれぞれのペースでということで自分がしばらく先行したが、北斗のあたりで腰が痛くて道端でストレッチをしていたらすぐにアダムさんと合流。一緒に七飯に到達した。
このあたりで携帯の電池切れでログが中断されてしまった。残念。
【PC6～ゴール 区間12.4km】
七飯まで来たらもうゴール前。淡々と完走した。
ゴールでは焼肉とコーラを頂き、自分たちのすぐ後にゴールされたダミアンさんとお会いし、ホテルに向かった。
アダムさんには前日泊めて頂いた上にコースでも一緒に走っていただき、お世話になりました。有難うございます。
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INTERMAX様より、MET社のヘルメットRIVALE HESをサポート頂いております。
カーボンドライジャパン様のビッグプーリーキットエヴォルツィオーネのモニターを務めさせて頂いております。