長距離の基準ラインは65% | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

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北海道のサイクリング好きのブログ。

前にファストライド研究の一部として、超時間継続して出せる強度はどの程度かについて考えてみた。
http://blogs.yahoo.co.jp/shocycling/13040226.html
当時は、60~65%程度だと思う、という形で見ていたのだが、ログを検討してみてもう少し具体的に解ってきたので、改めて考えてみようと思う。

ログについてまとめたのは最新のこちらの記事。

去年の自分は、春先の20分ピーク出力は314w、60分の実測での最高値(これをFTPとする)は286wだった。その自分が(微妙な言い方だが)故障しない範囲で頑張って1日出せる出力は180w台前半だった。これはFTPの65%程度に当たる。

今年は春先の20分ピークが335w。60分の実測はしていないが、コーチによるFTPの評価は305w。この状態で、同じように体を壊さない範囲で頑張って1日出せる出力は190w台後半だ。これもちょうどFTPの65%程度になる。

どうやら、頑張って1日続けられる出力というのは自分の場合FTPの65%程度のようだ。

心拍の平均値はしっかり計測できていないが、大体心拍数のレンジが50~200台前半の自分にとって65%の心拍数というと150ほどになり、ローラーで190w台後半を出している時の心拍数や、計測できた範囲でそれくらいの出力を出している時の心拍数に大体一致する。

ここでも65%という数字が出た。

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現時点での結論:65%というのが出力と心拍数の面で長距離の基準の強度である。
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今後自分がやりたいのは、600までの走力を高めることと、1200を走りきれるフィジカルを身につけることだ。
65%は「1日」続けられるラインであって、「2日」続けられるラインとなると、下がるだろう(60%くらい?)。1200はそのラインで走ることになる。

頑張った時のログがほぼピッタリ65%のラインに収まっている以上、65%を70%にするとか60%を65%にするとか、そういう発想は無理があるだろう。よって、今後も自分がやるべきは、元になるFTPを増やすことだ。またFTPを20w上げる事が出来れば、同じ苦労で13w高い出力で走る事が出来る。
そうなれば、どう工夫するにしても、何をやるにしても13w分余裕を持ってこなす事が出来る。その分頑張らないサイクリングでも楽になり、楽しむ事も出来るだろう。
冬トレの感触からして、無理なラインではないと思うので、また冬トレまで含めて長期作戦で頑張っていこうと思う。