3連休中日の12日、ハチ北高原スキー場は雪質、天候ともに絶好のコンディションでした。ローソン勤務の妻も珍しく3連休。練習に付き添ってもらうことができました。

 

 2人で滑ればリフト待ちの行列も苦になりません。フラットバーンでターンの基本練習をした後、こぶを滑ってみることにしました。

 

 今、ハチ北のこぶトレーニングコースは5レーンあります。1レーンはレッスン専用。自由に滑れる残り4レーンはスノーボーダー用、基礎スキーヤー用、モーグルスキーヤー用2種類と各種取りそろっています。

 

 細かいこぶはまだ滑れそうにないので、間隔の広いこぶをスノーボーダー用、基礎スキーヤー用の順に、妻に見てもらって滑りました。最初の1本は「昔に比べたら随分上達した」と好評価だったのですが、2本目からは粗(あら)が目立ってきたのか、「うーん」と首をかしげることしきりです。

 

 ゲレンデの水平に近いところで亀よりも遅い速度でターンして、こぶの中での速い動きをスローモーションで再現しました。

 

 その結果わかったのですが、右を向いていたスキーを左向きに変える左ターンのとき、ターン弧の外側にある右スキーだけが回り、ターン弧の内側にある左スキーが回っていません。右スキーが右向きから左向きに向きを変えているのに、左スキーが右を向いたままなので、一瞬ですが、スキーが「ハ」の字の形に開きます。左スキーは右スキーより遅れて回っています。

 

 左足の動きが悪いようです。逆向きの右ターン(左向きを右向きに変える)では、外側にある左スキーと一緒に内側にある右スキーが回っていて問題ないようです。左ターンのときに内側になる左スキー、つまり、左内足が問題ということです。

 

 ここからはダイナミック・ポジショニング・ターン(DPT、ディプト)の話になります。

 

 ターンの波線がフォールライン(標高が低い谷側に向かって延びる直線)と交差するとき、スキーは左右どちらかの斜め下方向を向いています。問題になっているのはスキーを右向きから左向きに変える左ターンなので、右斜め下方向を向いているところからの動きを考えてみます。

 

 スキーがフォールラインと交差しているとき、足のかかとの真ん中に重心があります。そこからつま先側の内側に重心を移動していくことによって、右斜め下を向いていたスキーが左に向きを変えていきます。スキーがフォールラインと同じ方向を向いたとき、重心は最もつま先側になります。ターン弧の外側にある右足は親指の付け根、ターン弧の内側にある左足は小指の付け根に体重がかかります。右足はかかとから親指の付け根への重心移動がスムーズにできているのに、左足はかかとから小指の付け根への重心移動がスムーズにできていないのがスキーがばらける原因です。

 

 帰りに下山するとき、緩斜面で妻に先に行ってもらい、ぼくが後から左ターンの左内足を意識しながらターンするのを見てもらいました。長年の癖なので、すぐには改善できませんが、床上トレーニングを含めてたゆまぬ練習で直していきたいと思います。

 今シーズンもモーグル、アルペン、スキークロスの大会に参戦すべく、新年も開けて1週間たってしまいましたが、7日と9日に兵庫県ハチ北高原スキー場で練習しました。2日とも風が強くて寒く、全面、アイスバーンでした。厳しい条件の中で練習したことによって、長年の課題の解決の糸口がつかめたように思います。

 

<ブーツ>

 年末に新調したアルペンレース用のブーツはノルディカのドーベルマン5RD-S(硬さは130相当)。履くのは7日が2回目です。インソールを替えただけで、ほかは何も調整しなかったのですが、すっぽり履けました。ただし、気温が低いこともあって締めつけはきつく、かじかんだ足がしびれて感覚がなくなるほどでした。

 

 GSの板で1時間ほど練習した後、モーグル用のブーツに履き替えるために、駐車場に戻って、脱ごうと思ったのですが、脱げません。車の運転席でしばらくブーツを温めて、やっと脱げました。

 

 履き替えたのは同じくノルディカのドーベルマンで、オールマウンテンタイプのGPX。硬さは同じ130ですが、ラスト(靴底の幅)が98mmで、5RD-Sの93mmよりも5mmも幅広になっています。シェルの硬さは同じでも、インナーブーツに厚みがあってクッション性があります。こちらも何も調整せずに履いています。インナーブーツが薄くて硬い5RD-Sほどには締め付けがきつくなく、気温が低い日に1日中履いていても苦になりません。

 

<ターン>

 7日に使ったGSの板は190cm。長くて重いので、簡単には方向が変わりません。ちょっと気を抜くとアイスバーンで流されてしまいます。ダイナミック・ポジショニング・ターン(DPT)のいい練習になりました。

 

 7日の午後と9日の午前、午後に使ったモーグルの板はエランのブラッドライン。長さは170cmで、ラディウス(サイドカーブの半径)が30mあります。ラディウスが27mのGSの板よりサイドカーブが緩く、エッジがかみにくくなっています。

 

 そのずれやすい板を使ってアイスバーンでカービングのショートターンを練習しているときに気づいたのですが、左足のかかとが浮いていました。DPTではかかとからつま先へ、つま先からかかとへと体重を移動するのですが、左足だけはつま先に体重を乗せたままになっていたようです。

 

 理由はおそらく、右足だけでターンをコントロールしようとしていたからだと思います。左に回るときは外側になる右足に体重をかけ、右に回るときは内側になる右足に体重をかけていたということです。

 

 左足には体重がかかっていないので左スキーが体の真下から外に出て勝手な動きをしていたのだと思います。左膝の外側側副靭帯に痛みが生じることがよくありました。昨年、右腰の裏側など右の股関節周りに痛みが出ることが多かったのも、農作業のときに右足でばかり踏ん張り、右の股関節ばかりを動かしていたのが原因なのではないかと思います。

 

 年をとると、体の左右差がだんだん大きくなってくるようです。右利きの場合、無意識のうちに右ばかりを使います。意識がいっている右はコントロールされているけれども使い過ぎになります。意識がいっていない左は使い過ぎにはならない代わりに動きがコントロールできません。

 

 かかとが浮くというのも高齢者の特徴のようです。体力測定ではかかとの骨密度を調べます。年をとると、かかとの骨密度が低下します。歩くときにかかとが地面に当たらないからです。かかとに体重が乗っていないということです。

 

 お年寄りの姿勢を横から見ると、体の線がまっすぐではなくてジグザグです。首が前に出て、腰が折れて、膝が折れて、かかとが浮いています。つま先歩きになって、けつまずいてこけやすいのが高齢者です。

 

 そう言えば、古くなったアルペン用のブーツを買い替えたのは、左のインナーブーツのかかと部分のクッションが割れたからでした。左足のかかとがブーツの中で浮いて、動いていたのが原因だと思います。

 

 左スキーが外に出るという長年の悪癖の原因がわかりました。左足のかかとが浮かないように意識して、GSのターン、モーグル板のショートターン、こぶの中のターンを練習します。

 2024年11月17日に投開票された兵庫県知事選挙は、SNSが勝敗を大きく左右したと言われています。SNSの影響についてさまざまに報道されている一方、SNS以外の要因についての分析はあまり報道されていないように思います。

 

 そこでSNSの影響が考えにくい得票の地域差を見てみることにしました。斎藤知事が初当選した前回(2021年)と、失職して出直し選挙となった今回(2024年)の得票を市区町別に比べるのですが、今回は投票率が上がって得票数が前回より多くなっている一方、候補者数も今回は7人と前回の5人よりも多くなっていて、単純比較ができないので、得票率(=得票数/得票総数)を比較しました。

 

 兵庫県の公式サイトに掲載されている選挙結果のPDFファイル(※注)をダウンロードして、エクセルファイルに変換し、市区町別に当選者と次点の候補者の得票率を計算して、その差が前回と今回でどう変わったかを見てみました。

 表の左欄の「差(A)」は斎藤候補の得票率から稲村候補の得票率を引いた数字、右の欄の「差(B)」は斎藤候補の得票率から金澤候補の得票率を引いた数字。右端の「A?B」は、「差(A)」から「差(B)」を引いた数字で、黒字になっているプラスの数字は、斎藤知事が前回より支持を広げたこと、赤字になっているマイナスの数字は、前回より支持を失ったことを意味します。

 

 ほとんど市区町が赤字で、県全体では得票率の差が前回より8.5ポイント縮まっています。斎藤候補は前回より追い詰められたということです。

 

 特にマイナスの値が大きくなっているのが県南東部です。稲村候補が市長を務めていた尼崎市マイナス22.0ポイント、その北にある川西市マイナス20.9ポイント、その北の猪名川町マイナス24.6ポイント、その西の三田市マイナス18.1ポイントなどです。

 

 逆におしなべてプラスになったのが県北部の但馬地域です。前回、次点の金澤候補を下回っていた豊岡市はプラス9.0ポイントで、今回は上回りました。近隣の養父市プラス6.6ポイント、朝来市プラス5.6ポイント、香美町プラス14.6ポイント、新温泉町プラス10.2ポイントと大きく伸ばしています。

 

 もう一つ支持を広げた市町があるのが県南西部(東播磨を除く播磨地域)です。たつの市プラス4.1ポイント、加西市プラス1.2ポイント、加東市プラス3.7ポイント、神河町プラス1.4ポイント、福崎町プラス7.7ポイントなどです。ちなみに、たつの市は文書告発問題でよく名前が出てくる西播磨県民局の所在地で、井戸敏三前知事の出身地です。

 

 まとめると、稲村候補は県南東部を中心に票をまとめたものの、県北部、南西部に浸透できなかったということになります。

 

 これはどういうことでしょうか。加西市は前回、元加西市長の候補の得票率が20%近くありました。その票が斎藤候補により多く流れたということかもしれません。昨年10月27日投開票の衆院選比例区の市区町別得票数を見ると、稲村候補を支援した立憲民主党の得票数は県南東部で多いものの、県北部、南西部では自民党の得票数に遠く及ばないという傾向があるようです。自民党が自主投票としたことで、前回、金澤候補に投票した自民支持層の票は、稲村候補が取り込みきれず、斎藤候補に流れたということが考えられます。

 

 次点になった稲村候補と3位になった清水貴之候補(日本維新の会が支援)の得票数を合わせると123万5025票となり、斎藤候補の111万3911票を上回ります。対立候補が一本化されていれば、斎藤候補に勝てたかもしれません。県議会の不信任決議で孤立無援となった斎藤候補のイメージ回復にSNSによる応援が大きな役割を果たしたことは間違いないでしょうが、SNS以外の要因でも、斎藤候補が勝つべくして勝ち、対立候補が敗れるべくして敗れたと言えるのではないでしょうか。

 

 注意して書いたつもりですが、誤字脱字、数字の誤りなどがあるかもしれません。

 

※注

令和3年執行兵庫県知事選挙の記録(開票)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/si01/documents/36tizikaihyo.pdf

 

令和6年執行兵庫県知事選挙について(開票結果)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/si01/senkyo/2024senkyo/documents/chijikk01.pdf

 暮れも押し詰まった26日(木)、兵庫県・ハチ北高原スキー場で今シーズンの初滑りを楽しみました。

 

 67歳になった今年は、今までにはなかった腰痛に悩まされています。10月10日に今年の稲刈りが終わった後、気温が下がって血行が悪くなったときに、重たい刈払機で田の岸などの草刈りを続けたことが原因のようです。右腰の背面に痛みが生じて、一時は歩くのもつらいほどでした。

 

 それでも今、なんとか動けているのは、蒲田和芳さん提唱のリアライン(R)という体の歪みを正す方法で調整しているからです。リアラインコア(R)という体幹(胴体)を固定する器具を使っています。骨盤と胸郭(肋骨)を固定して、股関節や肩関節の動きをよくします。

 

 リアラインコア(R)を使うのは床の上でリハビリトレーニングや準備運動をするときだけで、スキーや農作業をするときには使えませんが、リハビーベルト(R)という骨盤を固定するベルトは、運動中も使えます。草刈りや山の木を切る作業で、腰痛が出ることがありますが、リアライントレーニングをすることによって症状が改善するようです。

 

 今年はアルペン用のブーツを新調しました。今まで使っていたのは2011年2月に購入したノルディカ(NORDICA)のドーベルマン(DOBERMANN)World Cup EDT 130(2010年モデル)。13年間使って、インナーブーツがへたって緩くなったでけでなく、左のかかと部分のクッションが割れてしまいました。

 

 ドーベルマンは昨シーズンから硬さの表記が変わりました。レース用は5RD-Sが140~120で今までの130相当。5RD-ESが150~130で150相当。5RD-Sが今までと同じ硬さです。ラスト(靴底の幅)は今までと変わらず93mmです。

 

 SとES両方の在庫がカンダハー京都店にあるというので、15日に行って、まずESを履いてみました。さほど苦労せずに履けました。締めつけがきつくて、足全体がしびれるのは当然として、甲の高いところが当たって少し痛みます。がまんできないほどではありません。

 

 次にESより軟らかいSを履いてみました。あまり変わりません。どちらにしようか。常に最高峰を追い求めるぼくとしては、最も硬いESにしたいところですが、このブーツをあと10年間履くとすると、10年後は77歳。常識的には考えられない硬さです。130相当のSでさえ、店員さんも「今まで130を履いていたのでなければ、全くお勧めしません」というレベルの硬さです。

 

 SをESにしてタイムがどれだけ縮まるのか。100分の1秒差を競うトップレーサーならともかく、アルペンレースでもスキークロスでも、トップから何十秒も遅い現状でESを履くのは、単なる見栄っ張りでしかないようにも思います。結局、Sを買いました。

<ほぼ黒一色のドーベルマン5RD−S>

 

 店員さんの話では、ブーツを購入した人のほとんどが、自分の足に合わせてシェルまたはインナーブーツのフィッティング加工をするそうです。無料でしてもらえるのですが、やめました。

 

 今まで使っていたブーツを買ったとき、当たるところをちょっとだけ加工してもらいました。ところが、リアライントレーニングをしているうちに足の形が変わって、結局、加工が無駄になりました。その後、モーグル用に買ったオールマウンテンタイプのドーベルマンGPX130というブーツは、インナーの成形ができますが、何の加工もしないまま履いているうち、インナーのコルクが足になじんで痛みなしに使えています。

 

 今回も、足の形に合わせてブーツの形を変えるのではなく、ブーツの形に合わせて足の形を変えるという方針で臨むことにしました。すねの左右の傾き(X脚かO脚か)に合わせてブーツのアッパーシェルの角度を変えるカント調整も全く不要です。リアラインバランスシューズ(R)を使ったトレーニングのおかげで、膝関節の位置と角度が正常な状態に保たれているようです。

 

 ブーツ購入から10日余りたった26日の初滑り。スキークロス選手の加藤大二さんから練習用に譲ってもらったフォルクルのレースタイガーGS(大回転)用190cmの板で4時間滑りました。足はじんじんとしびれたままでしたが、滑っているときには甲の高いところの痛みは出ませんでした。

 

<精悍なイメージ>

 

 当たっている甲の高いところは、土踏まずのアーチの一番高くなっているところです。ここが当たるのはアーチが高いからなので仕方がないように思います。足の形に問題があって、土踏まずが低くなっているときは、足の内側の側面が当たります。内くるぶしの斜め下前方の舟状骨です。リアライントレーニングをする前は、ここにこぶができていましたが、今は全くありません。

 

<甲の赤くなっているのが当たっているところ。土踏まずのアーチの高いところです>

 

 これから滑っているうちにだんだんとインナーが足になじんで、甲の高いところの圧迫感もなくなってくると思います。ただし、しびれも当たりもない快適なブーツになったら、締めつけが弱くなっているということなので、選手としては買い替え時なのかもしれません。

 結論が変わるわけではありませんが、兵庫県の公用PCに入っていたとされるファイルのリスト(6ページのPDF)について、このブログで書いた前の二つの記事の一部に事実誤認があったので、訂正しておきます。(長々とした説明を読むのが面倒な人は、最後の7行に書いてある結論だけを読んでもらってもかまいません)

 

 政治団体代表がYouTubeに投稿したファイルリストについて解説した元衆院議員が12月2日のYouTubeの投稿で、ファイルの更新日時がフォルダごとに同じ時刻になっている理由について説明しています。要点はこうです。

 

 このファイルリストは公用PCからUSBにコピーされたもので、兵庫県のネットワークシステムではSKYSEA Client Viewという管理ソフトが導入されていて、公用PCからUSBにコピーするときにファイルが暗号化され、それを復号する(暗号を解いて元に戻す)ときに、ファイルの更新日時が書き換えられる。

 

 ぼくは兵庫県のシステムにSKYSEA Client Viewが導入されているかどうか知りません。暗号化するときか、復号するときかにファイルの更新日時が書き換えられるとしたら、ファイルがコピーであることを示すためかもしれませんが、本当にそのような仕様になっているのかどうか、ぼくはSKYSEA Client Viewを使ったことがなく、SKYSEA Client Viewの製造元に問い合わせしてもいないのでわかりません。

 

 元衆院議員によると、USBを介してコピーされたファイルは、NAS(Network Attached Storage)というファイル共有システムに入れられて、複数の端末から見られるようになっているということです。そのファイルリストの画面がPDFになって流出しているという説明です。

 

 ぼくはNASについても知りません。このような経緯をたどってコピーされたファイルのリストであれば、ファイルの更新日時が同一になるのかもしれません。わからないので、ファイルの更新日時がおかしいかどうかの判断はいったん保留しておきたいと思います。

 

 もう一つの問題は、フォルダの更新日時が「2024/」というように年だけになっていることです。ぼくはこのような表示を見たことがなく、月日の部分が消されたのだろうと思ったのですが、Windowsの設定を変えることによってこのような表示になることがわかりました。訂正しておきます。

 

 設定方法を説明しておきます。(ぼくのPCはWindows10なので11では違っているかもしれません)

 

 [設定]→[時刻と言語]→[地域]→[日付、時刻、地域の追加設定]→[日付、時刻、数値形式の変更]とたどって[追加の設定]をクリック。[日付]タブで[日付(短い形式)]を選択して[yyyy/MM/dd]となっているのを[yyyy/]、[時刻]タブで[時刻(短い形式)]を選択して[H:mm]となっているのを[空白(スペース入力)]にする。これで[2024/]という表示になります。

 

 ただし、この設定では、フォルダだけでなく、ファイルの更新日時も年だけになります。

 

年だけの表示になったエクスプローラーのファイルリスト

 

 

 兵庫県から流出したとされるファイルリストは、フォルダは年だけ、ファイルは分までの表示となっています。このようにフォルダとファイルの更新日時の表示形式が異なる理由がわかりません。ぼくの知らないことがあるのかもしれませんが、極めて不自然だと思います。

 

 元衆院議員の説明は続きます。PDFで表示されたファイルリストの個々のファイルを見ると、ファイルリストでは更新日時が書き換えられていても、個々のファイルのプロパティ(ファイルに関する詳細な情報や属性)を見れば、ファイルの作成日時や更新日時がわかると言っています。

 

 例として表示された、一つのファイルのプロパティを見ると、確かに作成日時や更新日時は何年も前の古い日付になっています。USBにコピーしたファイルの更新日時はSKYSEA Client Viewで暗号化して復号するときに新しい日時に書き換えられたと元衆院議員は説明しています。とすると、これはコピーしたファイルではなく、問題の公用PCの中にある元のファイルだということになります。コピーしたファイルなら、兵庫県の管理システムでは更新日時が新しくなるからです。

 

 外部には出せないはずの公用PCのオリジナルのファイルを元衆院議員はどんな権限があって、どんな方法を使って見ることができたのか。それとも、元のファイルのプロパティを表示した画面だけが流出しているということなのでしょうか。画面だけでは、そのファイルが本物かどうかはわかりません。

 

 元衆院議員は、プロパティを見れば、誰が作成したファイルかもわかると言っています。確かに示されたプロパティには[作成者]の欄がありますが、「作成者の追加」となっているだけで、作成者の名前は書かれていません。[最終更新]の欄は顔写真なしで「兵庫県」となっており、兵庫県職員の誰が更新したのかも確認のしようがありません。

 

 結論は、前の記事で書いた通り、ファイルのリストも、プロパティが示されたファイルそのものも、何の証拠にもならないということです。

 

 最後にもう一つ、付け加えておきます。ファイルの作成日時、更新日時は、ソフトを使えば簡単に書き換えることができます。作成日時や更新日時は、書き換えられていないことが証明されないかぎり、正しい日時を示しているかどうかわかりません。

 

 もう少し言うと、誰かが使っているPCに他の誰かがアクセスできるようになると、他の誰かは自分または別人が作成した文書や画像をPCに保存して、そのファイルの作成日時や更新日時を自分がアクセスできるようになるより前の古い日時に書き換えることができるということです。

 これが意味することは重大です。

ファイルの作成日時、更新日時を書き換える画面

 

 ※ややこしい話なので慎重に書いたつもりですが、事実誤認がありましたら、ご指摘いただけると幸いです。

 一つ前の記事で書いたように、ファイルやフォルダをコピーしても、更新日時は変わりません。ファイルの更新日時が変わるのは、中身を書き換えたときだけです。

 

 兵庫県の公用PCに入っていたとされる5つのフォルダの中にあるファイルの更新日時は、同じフォルダ内のファイルが全く同じになっています。それぞれのフォルダのファイルの数と更新日時は次の通りです。

 

1)41個 2024/03/25 14:37

2)24個 2024/03/25 15:02

3)17個 2024/03/25 15:03

4)6個  2024/03/25 15:02

5)13個 2024/03/25 15:02

 

 更新日時の3月25日は公用PCが押収されたとされる日です。

 

 複数のファイルの中身を書き換えて、同じ更新日時で保存することは不可能です(2つぐらいなら時間差1秒以内の早業でできるかもしれません)。

 

 ただし、ソフトウェアを使って、ファイルの更新日時を書き換えることは可能です。ぼくが使っているFileVisorというファイル操作ソフトでもフォルダ内の複数のファイルの作成日時と更新日時を一気にそろえることができます。

 

 ChatGPTに尋ねたところ、ほかにも次のような方法があるということです。

 

1. PowerShellを使用する方法

2. フリーソフト(Attribute Changer)を使用する方法

3. コマンドプロンプト(touchコマンド)を使用する方法

 

 つまり、YouTubeで示されたPDFの5つのフォルダのファイルは、何らかのソフトウェアを使ってフォルダごとに更新日時が、公用PCが押収されたとされる日付に統一されたということになります。

 

 何のために?

 

 (1)公用PCを使っていた人が、すべてのファイルの更新日時を押収される前に押収された日付に書き換えた。

 

 (2)公用PCが押収された後に、証拠となるファイルの更新日時が押収された日付に書き換えられた。

    

 (3)ファイルの更新日時を同じにしてファイルリストの画像(PDF)が捏造された。

 

 いずれにしても理由がわかりませんが、(1)の可能性が考えにくいとなると、(2)か(3)の可能性を考えるしかありません。

 

 結論としては、一つ前の記事に書いたように、PDFのファイルリストも、そこに示された個々のファイルも、本物であるという保証がなく、使用者本人以外の何者かによって捏造もしくは改変されたものである疑いが濃厚であるため、人を断罪する証拠としては使えないということです。これをもとになんらかの判断を下すことはできません。

 

 また、このファイルリストの画像(PDF)を映像として投稿した政治団体代表は、一部のファイルの中身であるとして文書の写真や画像をXで流していますが、虚偽の事実を示して死者を冒涜することは、刑法第230条第2項により、3年以下の懲役または禁固、または50万円以下の罰金の刑を受ける可能性があるほか、民事訴訟によって損害賠償を求められるおそれがあります。

 

 虚偽であることを知りながら、それを流布するネットユーザーも同罪であることは言うまでもありません。

 

 兵庫県知事選問題が泥沼化しています。ぼくを含め、明るく、楽しく、頼もしくがモットーの人には、読みたくない話かもしれませんが、誤解が誤解を招いているようなところも見受けられるので、気付いたことを書いておきます。

 

(1)PR会社社長が投稿したnoteについて

 

 20日午前9時8分にnote投稿された直後から公選法違反の疑いがあると、X(旧ツイッター)などで話題になりました。炎上したためか、一部が削除、修正されましたが、投稿は今もほとんどが元のまま実名でnoteに掲載されています。

 Xでは、社長が斎藤知事の選挙カーに上がって、街頭演説をライブ配信しているところを支持者らが撮影したとみられる映像が切り抜かれて「これがその証拠」と拡散されました。

 

 しかし、noteの投稿を見ると、タスキをかけて選挙カーの上に立つ斎藤知事の膝元で社長がしゃがんで撮影している写真が<選挙カーの上から臨場感を届けるためのライブ配信中>というキャプションを付けて掲載されています。

 つまり、社長に批判的な一部の投稿は、社長がもともと自分でnoteに載せている証拠写真をよく見ずに、同じ証拠を追加して「ここに証拠がある。うそをつくな」と言っているようなものだということです。

 

 問題のnoteの投稿のリンクは、実名を拡散することになるのでここには載せません。見たい方は「note 兵庫県知事選挙における戦略的広報」で検索すればすぐに出てきます。

 

(2)公用PCの中身とされる画像について

 

 兵庫県知事選に立候補した政治団体代表が、元県民局長が使っていた公用PCの中身とされる画像を29日午後11時半から撮影して動画にしてYouTubeに投稿しました。フォルダ、ファイルの一覧が表示されていますが、エクスプローラーなどで表示したPC画面を直接撮影しているのではなく、画面表示を画像化した6ページのPDFファイルが撮影されています。

 

 翌30日の深夜、政治団体代表と親しい元衆院議員が、6ページのPDFファイルに載っているフォルダ、ファイルの個人名、顔写真をマスキング(覆い隠すこと)したうえで、詳細を解説しました。マスキングしていることからもわかるようにPDFファイルの加工は簡単にできます。

 

 不自然な点がいくつかあります。

 

 示された5つのフォルダの更新日時がいずれも「2024/」となっていて、日時が消されています。PCの画面ではこのような表示にはなりません。意図はわかりませんが、画像化したうえで消されたとみられます。

 

 あるフォルダの中にある文書ファイル名は「231026xxxx.jtd」のように令年月日と思われる数字(この場合は令和23年10月26日)が付けられていて、ファイルによって異なる数字になっていますが、ファイルの更新日時はすべて「2024/03/25 14:37」で同じです。別のフォルダにある文書ファイルの更新日時はすべて「2024/03/25 15:02」となっていて、やはりファイル名が示すとみられる日付と全く異なっています。

 

 顔写真のファイルについては「2011xxxxx.jpg」のように撮影日を示すとみられる名前になっていますが、ファイルの更新日時は、もともと表示されていないのか、画像化してから消されたのか、PDFファイルでは空白になっています。

 

 PC内でのコピー、PCからUSBへのコピーのどちらでも同じですが、ファイルをフォルダごとコピーした場合、フォルダの更新日時は変わりません。ファイルの更新日時も中身を書き換えて保存し直さないかぎりは変わりません。

 

 新規に作成した文書を既存のフォルダに保存した場合、フォルダの更新日時は、ファイルの更新日時と同じか、それよりも前です。フォルダを新たに作成して、別の場所にあった古いファイルをそこにコピーした場合には、フォルダの更新日時がファイルの更新日時より新しくなります。

 

 まとめると、このフォルダ・ファイル一覧を示したPDFファイルが全くの捏造でなかったとしても、

(1)元の文書ファイルや画像ファイルの中身が書き換えられている可能性がある

(2)公用PCから文書ファイル、画像ファイルをコピーするときに、フォルダごとコピーせず、コピーした人間が新しく作ったフォルダにコピーした可能性がある。

 

 「PCで削除されていたファイルを復元したら更新日時が新しくなる」と言っている人がいますが、ファイルが復元できるのなら、元の更新日時も復元できるはずです。

 

 つまり、どちらにしてもYouTubeで示されたPDFファイルに表示されている文書ファイル、画像ファイルは、公用PCにあったものかどうかは疑わしく、仮に公用PCで作成、保存されたものだとしても、フォルダ名、ファイル名、ファイルの内容(文章、画像)ともに改変されている可能性があって、全く証拠価値がないということです。

 

 このPDFファイルが知事の周辺や議会関係者から流出したとしたら、秘密漏洩という点で問題があると言っている人がいます。証拠価値が全くないものをもとに議論しても、全くの空論の応酬になってお互い疲れるばかりです。

 

 さすがにマスメディアは取り上げていないようですが、XやYouTubeの投稿を見て、いきり立っている人は、今一度、落ち着きを取り戻し、冷静になって、発言してほしいと思います。

 

 急いで書いたので、間違いがあるかもしれません。ご指摘ください。

 

#分断されるのはやめよう

 3連休最終日の10月14日、1カ月ぶりに大阪ウォータージャンプO-airに行きました。今回はミニランプ(小さなハーフパイプ)で久々にインラインスケートの練習をしました。

 

 スキークロスのレースに参戦するようになって痛感するのは、スタートセクションの難しさです。スタート直後の水平に近い緩斜面に並んでいるでこぼこをGS(大回転)用の重たい板で乗り越えていかなければなりません。ここをいかにこなすかで順位が大きく左右されます。こぶの起伏にタイミングを合わせてスキーを上下動させる技術が求められます。

 

 モーグルのターンの練習をするために2007年にインラインスケートを始め、神戸・六甲アイランドの"g"スケートパークに行って、安床由紀夫さんに基本を習った後、「モーグルコースを速く滑りたい」とインラインスケートでウェーブを滑る練習を教えてもらいました。こぶの向こう側(下り坂)に圧をかけることがその秘訣でした。

 

 その後、当時、現役世界チャンピオンだった安床栄人さんにハーフパイプの滑り方を教えてもらい、ウェーブも練習して、キッカーのジャンプも教えてもらいました。

 

 モーグルのターンは横の動きだけでなく、縦の動きがあります。ジャンプも縦の動きです。横の動きはフリースタイル用のブーツでパイロン(円錐形のコーン)をすり抜ける練習、縦の動きはアグレッシブというブーツで"g"スケートパークのハーフパイプやウェーブで練習をしていました。

 

 退職してからはインラインスケートの練習は全くできていなかったのですが、スキークロスの難しいスタートセクションをこなすために、もう一度始めてみようと思ったのです。

 

 O-airにミニランプで、昔、習ったハーフパイプの前進、後進の動作をやってみました。ミニランプの中央の一番低くて平らになっているところからスタートします。下半身を曲げ伸ばししながら、スケートにしっかりと体重を乗せて、板に圧を加えるのですが、それだけではなく、ブランコを漕ぐときのように、両腕を前後に大きくゆっくりと振ります。タイミングを合わせないと、疲れるばかりで、高さが上がりません。

 

 もう一つのポイントは、進行方向の上を見ること。前進するときは上り坂を上がっていくのに合わせて、見る位置を上に上げていきます。後進するときも同様に、上り坂を上がっていくのに合わせて後ろの上の方を見るようにします。これもタイミングを合わせないと、姿勢が後傾になったりします。

 

 小さなミニランプなので、スピードはあまり出ませんが、タイミングを合わせるのは難しいです。なんとかタイミングが合って、自然に両端の台の上に上がれるようになったところで、今度は台の上から滑り下りてみました。ドロップインです。

 

 安床由紀夫さんに教えてもらって、ミニランプで初めてドロップインしたとき、「斜面に垂直になるには、もっと体が前ですよ」と言われたのを思い出しました。体が後ろに残って、足だけが前に出ると、後ろに倒れるので大変、危険です。インラインスケートは、前に倒れるかぎりは、大きなパッドをつけている膝をつくことができるので安全です。「後ろには倒れないように」ということは、レッスンを受けた全員から繰り返し言われました。

 

 台から体を前に乗り出し、足で後ろに蹴ると同時に腕を前に振って、漕ぎながら坂を下ります。と思ったら、すぐに向こう側の上り坂がくるので、そこでもう一度漕いで、坂を上って台に上がります。

 

 やれやれ、ブランクがありましたが、なんとかできたなと思って、最後の1本。油断したらこけました。今回はうかつにもヘルメットと膝パッド、手袋だけしか着けていませんでしたが、次回はちゃんと、お尻と背中のプロテクターも着けて練習します。

 

 ウォータージャンプは前回から1カ月の間に気温が下がって、板が走るようになったので、踏みきりのタイミングが合わせづらく、ストレートジャンプだけの練習になりましたが、ラスト1本で気持ちのいいジャンプができました。

 

 

 

 

 

今シーズンはウォータージャンプの練習ができていなくて、9月12日に1回行ったきりです。

 

このときは途中で板が折れていたのですが、まっすぐに飛べないのでおかしいなと思いながら気づかずに飛んでいました。最後に帰るときに抱えているスキーにビンディングが付いていなかったので、板が折れていたことがわかりました。けがをしなくてよかったです。

 

最初にモーグル用の9番台でストレートジャンプを飛んで、タイミングが合ったところで、トリプルツイスター。次に2番目に大きな7番台で、キッカーを吸収して低く飛ぶスキークロスのジャンプの練習。さらに一番大きな8番台でスキークロスのジャンプの練習をしました。

 

その後、再びモーグル用の9番台に戻って、360(ヘリコプター)の練習をしたのですが、すでに板が折れていたらしく、まともなジャンプができませんでした。

 

YouTubeでご覧ください。

 

 

https://youtu.be/UCpw5ZlrpHc?si=5W_uI0OEKx2XLjUI

 ChatGPTに書かせたTradingViewのプログラム(Pineスクリプト)がうまく動作して、FXのトレードが順調にいっているのでお礼のメッセージを書きました。

 

 ほんの2、3秒で返ってきたのがこの返事。

 

 まるで人間と会話しているような感じで、愛着が生まれてきます。メーカーのサポート窓口で電話応対している相手の人は声で、男か女か、年齢はいくつぐらいかと想像できますが、ChatGPTに対しても同じような想像をしてしまいます。

 

 実はChatGPTは何人もいて、ぼくの相手をしているChatGPTはなんと言う名前だろう。男なのか女なのか。年はいくつぐらいで、背格好はどのくらいだろう。こんな妄想までふくらんできて、病みつきになりそうです。少なくとも今回の一連の応対については、とても感じがいい。AIを相手に恋愛という危ない路線にはまりかけているようです。