前回のワーキングメモリーに関する記事で

「コミュニケーションスキルや社会性スキルを高めるには

言語訓練よりワーキングメモリーを」

という岡田尊司氏の著書からの引用を書きましたが、

 

我が家の次女はもともと語彙が乏しく

言語表現は幼い状況です。

コミュニケーションスキルも社会性スキルも

どちらも高めたいのはやまやまですが、

語彙が少なくてもいい、とは思っていません。

 

ワーキングメモリーの訓練もしますが、

語彙がより豊富になるための努力も続けます。

 

さて。

 

次女のリクエストで

「身代わり忠臣蔵」を見てきました。

 

 

2019年に「決算!忠臣蔵」を二人で見ているのですが、

その記憶が次女にはすっぽり、ないそうで滝汗

 

 

同じ事件を違う視点から描いているんだよ、と言っても

さっぱり分からなかったそうです。

 

吉良上野介にはそっくりな弟の孝証がいます。

孝証は寺へ出されて僧になっているのですが、

どうにも生臭坊主で、

吉良家へ行っては金を無心しています。

 

松の廊下で斬られ、瀕死となった上野介。

お家存亡の危機を避けるため、吉良家は

弟の孝証を兄の身代わりにたてます。

 

孝証は身代わりになる前、

川に流されていたところを

赤穂藩士の大石内蔵助に助けられ、

その後、遊郭で再会したのを機に

奇妙な友情を深めていき…。

 

映画は最初から、ムロツヨシワールド全開よだれ

笑って、笑って~と始っていくのですが、

上野介の身代わりになったことから

孝証もどんどんと成長していきます。

 

そして大石たち赤穂浪士の討ち入り。

ここで大どんでん返しがあり、

吉良の首を巡っての大爆笑シーンへ笑い泣き

 

なかなか面白かったです。

 

大石内蔵助役は永山瑛太。

「決算~」では堤真一が演じました。

優柔不断で仕事が嫌い、女遊びが大好き。

しかし仕事はできる。

大石内蔵助は魅力的な人物でした。