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心中・恋の大和路②

しつこく昨日の感想の追記です。

5年以上越しで観たかったこの作品。実際に観てみて、題名の「心中」は違うな!!と思いました。

心中って言わば自発的にするもので。

息が出来ないほどの水とか、身動きできないほどの雪とか、死ぬ要因は何にもないところで自ら命を絶つのが心中。

この作品は、忠兵衛と梅川は現実の行く末なんて誰に言われなくても骨身に染みて分かっていただろうけど、でもどこかで2人で生きられる西方浄土を夢見ていた。


だから、「恋の大和路~辿り着けなかった西方浄土」(センスなくてすみませんあせる)みたいな感じだなと。

同じ結末でも「うたかたの恋」のルドルフとマリーの方が悟ってますね。

「帰ることのできない旅。」って言ってますもんね。

言わば「うたかたの恋」の方が「心中・マイヤーリンクが誘う恋の旅路」(またまたセンス無くてすみませんあせる)

的な感じ。


・それにしても…雪山で果てて行く2人が可哀想で仕方がなかった。

「今私の着てるコートあげるから、あなた方2人の食べる分ぐらい今ここにいる観客みんなでどうにでも出してあげるから←他の観客の皆様本当に申し訳ありませんしょぼんどうにかして生き延びて!!」って願わずにはいられませんでした。

きっと逃避行の道中、人目を避けることばかり考えて寒さをしのげる暖かい着物やお腹一杯になるまで楽しむ食事、当たり前のものが2人には遠くなってしまったんだなぁ…悲しい…

・作品だけじゃなくて雪組出演者みんながレベル高くて素晴らしかった。未だに頭は江戸時代。(笑)

何か「日本青年館でやってる宝塚雪組公演」というよりはNHKの時代劇の撮影現場に迷い込んだかのような。

「宝塚」って域を越えていた。本当にいち作品として素晴らしかった。

音楽も装置も、衣装も適材適所なキャストも。たくさんのメンバーが活躍しつつ尚主役の、愛し合う2人が埋もれず、あくまでも話の軸から揺らがず。

私の中では間違いなく団体賞。

他の方のブログによると本当に素晴らしい千秋楽だったみたいで。

あ~、職場には迷惑かけるけど千秋楽行けば良かった~しょぼんと思わずにはいられません。

本当に観に行って良かったです。

心中・恋の大和路

今日観て来ました。

花組・エンカレッジコンサートのCDで、彩吹真央さんが歌う主題歌を聞いて以来、5年以上越しで観たかったこの作品。

やっとやっと夢が叶いましたニコニコ

ハッピーエンドのお話も大好きですが、もう「死を選ぶしかない…the end」「もう俺達に生きる道はない、あの世で一緒に生きよう!!」みたいな作品も大好きなんです、その遣り切れなさや切なさが。

今回観てみて、本当に本当に遣り切れなくて、

2人で生きるために逃げる、その気持ちとは裏腹にどんどん追い詰められて心身ともに弱っていって真っ白な雪山で遂に力果てる2人が可哀想で可哀想で、「ダメだからこの人は切る」「世間でダメだから失わなくちゃいけない」ってそんな簡単に理屈で割りきれるもんじゃないよね~しょぼんって、何とも言えない気持ちになりましたしょぼん


そう思いつつ、やっぱり日本人に桜と雪と刀は付き物だなとも思いました桜

桜の様に潔く散るとか、どこまでも静かに降り積もる雪と共に果てるというのは日本人のDNAですね、もちろん現実には有り得ませんが。


主役の壮さんとあゆちゃん以外にも、出演者みんなが大坂の世界に誘ってくれましたニコニコ

楽しい場面から最後の雪山、涙腺崩壊の場面まで。


最後2人が出てきて幕が下がり、一切フィナーレ無しというのもちょっと寂しい気もしますがクラシックバレエの最後みたいで良かったと思います。


花組の「愛と革命の詩」も「こうやって2人で添い遂げて終わりだったらもっと大恋愛物らしかったのに」とか、

星組のナポレオンも「もっと2人の愛に焦点を当ててくれれば良かったのに、何かナポレオンの紹介VTRを見せられた気分だったなダウン

とかいろいろ思いつつ…

私としては「春雷」のメンバーがたくさん出てて嬉しいなラブラブと思いつつ(笑)


しばらくは「心中・恋の大和路」の余韻に浸りたいと思いますニコニコ

今の希望。

雪組の11・12月の公演予定が入っていないのは何故?

まだ発表されていない公演があるとしたら、どうか雪組の「春雷」の東上を!!

是非この世界を生で、自分の目で観てみたい!!

もしこの願いが叶うなら、万障繰り合わせて予定空けて、何としても10列目より前取ります(笑)

それが無理なら8月の東京のトークスペシャルに翔くんが出て欲しい!!


それが私の今の切なる(笑)願いですニコニコ