はい。 | Stage Club Company.

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2001年に旗揚げしましたステージ倶楽部カンパニー(通称:scc)が、今年で10年目に突入しましたので、もっともっと皆さんにsccを知ってもらい、好きになっていただいちゃいましょう!!ということで、ブログを開設しました☆

こんにちは。
昨日はSCCの先輩からとても嬉しいメールを頂きました。
自分なぞがこの場をお借りして良いのかとも悩んだのですが。

芝居や稽古については大大大大大先輩方が語って下さるので!
私はこのブログで、大好きな本達を短編、長編、エッセイ…ジャンルを問わず紹介していけたらと思います。ついでにミニ知識とかも。
そして紹介する事で理解を深め、いつか本を愛した師匠を越えたいと目論んでいます。んふふ。


本は音楽や映画、TVみたいに、私が目を反らしても喋り続け、聞いてと首にぶら下がって耳もとで騒いではくれません。
来るもの拒まず、去るもの追わず。
目を反らしたらもう、それまで。クールな奴です。優しくないので女にはモテない。
だから、本を読むって言うのはそんな性格を理解しなきゃ上手く付き合えない。そこでやはり抵抗感が生まれてしまうのかもしれません。
地味だし、飽きちゃう。
それでも良いと思います。

きっと沢山のものに出逢えば、飽きない本と出逢える瞬間が来ると思いますし、向き合った作家とは向き合った時間分の何かがじんわりと生まれるんです。
真夏。庭に立ち尽くして居ると額にじわりと汗が浮かびます。丁度、そんな風に。


以前、1ページ読むのに何十分と掛かるから本読むのに向いてない。と相談された事があります。
いや、向いてるだろ。
と思ってしまいました。(笑)
逆に1ページにそれだけの時間を掛けられる事が素晴らしいし、たった一文されど一文。作者の思いが言葉の一つ一つに込められて居ます。だから、そうやって読んで貰えたら絶対作者は嬉しい。

何が良い悪いでは無く、それぞれのスタイルが在って中高(当たり前の良さが在ると言う意で最高よりはちょっと下。私の造語。)でその中で、最高の出会いをお手伝い出来たらと思います。
偉そうに小童が長々と語ってしまいましたが、大好きな本達に短編集の中の一つだけからでも少しづつ触れて頂けたらと。はい。

どうぞ、宜しくお願いします。