こんなことが起こったその週末
長男は大事な模試を控えていました。
よりによって…
成績が右肩上がりになり
一回一回の模試が落とせない。
より緊張するものに
なってきた中学3年生の秋
子どもたちのいるところでは
気丈に振る舞っても、
やはりわたしの気持ちの乱れは
隠しきれなかったらしく、
長男がたまらなくなって泣き出しました
どうして自分ばかりこんな目に合うのか？
世の中理不尽だ！と…
ほんとにね…
わたしもそう思うよ…
世の中って理不尽だらけなのよ…
長男自身もわたしの乳がんを
少しずつ受け入れて
くれてたんだと思います。
それまで彼自身もわたしに
不安なところは見せなかった。
ほんとにごめんね。
平常心は難しいかも知れないけど
あなたにできることは
いま目の前のやるべきことを
きちんとやることだと伝え
模試の当日、送り出しました。
模試の結果は
わたしが手術日を迎える前に
分かったのですが
なんと過去最高の結果を
たたき出しました
少し背伸びかと思った志望校も
合格可能性80%以上となり
家族で大喜び
直前にあんなに泣いてたのに…
お母さん乳がん手術延期
お父さんコロナ
という状況の中
自分のミッションを果たした長男
真面目でもろいタイプかと思っていたけど
意外と逆境に強いタイプなのかも
と教えられた気がします。
受験には最強の武器です。
落ち込んでいたわたしに
嬉しいニュースで励ましてくれた長男に
感謝
カチカチになってる左胸に
不安を覚えながら
コロナにならないように
わたし自身も子どもたちも
よりいっそう感染対策に気を配り
夫と同室だった寝室も分けて
わたしはリビングで寝るようになり
家族といる時にはマスク着用。
こうして過ごしているうちに
延期となったその日を
無事迎えることができたのでした。