入院の前日…こんなことが起こるなんて③ | 乳がんセキララ日記

乳がんセキララ日記

2022年乳がんになりました。治療のこと、家族のこと、1人の女性として思うことを綴ります。

高齢の母にコロナウィルスを

うつすわけにもいかないので

数日前に来てくれたばかりの母を

その日のうちに

新幹線の駅まで送り届けました。


年もとって、頼りなくなってきた母でも

わたしを心配してきてくれた。


心配する母をホームで見送ったあと、

涙がどっと溢れましたえーん


人目も気にせず声を出して泣いて
その場で夫に電話をかけて
気持ちを吐き出しました。

そのとき夫に送ったメールが
残っていました。
どんなことを思っていたかというと、、、



夫に送ったメールの要約


夫を責めてるわけではない。
今回のことは誰も悪くない。
でもこの気持ちは誰にも言えないから
言わせてほしい。

がんがわかってから
自分なりに頑張って
明るく振る舞ってきた。

ほんとは
もしかしたら死んじゃうかも
と思いながら
自分でそれを認めないように
子どもには悟られないように
夫にも誰にも心配かけないように
自分で知識も身につけて
おっぱいなくなるのも仕方ないって
気持ちの整理つけてきた。

命がかかってるから
いっぱいがんばってきた。

見つかってから三ヶ月もたって
周りは転移とか大丈夫かなって
思ってると思うし
自分だって怖いと思いながら
この何ヶ月のうちに
進行することはない
って思うようにして
メンタル崩壊しないように
自分を保ちながら頑張ってきた。

主治医が怪しんでる左脇も
指摘されてるせいか
左腕がだるい気もするし
ほんとは怖い。

いよいよ明日入院して
いよいよ手術と思っていたのに
張り詰めてた気持ちが
プツッと切れてしまった。

夫と一緒にこの先も
乗り越えたいと思ってる。
夫とだから
ここまでも来れたと思ってる。
一緒に歳をとっていきたいって思ってる。

一番信頼してるのに
ふたりで一緒にいられる時間がなくて
自分の本当の気持ちを
わかってもらえてるのか
孤独な気持ちになるときがある。

(仕事が)忙しそうで、大変そうで、
いろいろ言えないって思ってしまう。
わたしの気持ちに
もっと寄り添ってほしい。
なんでもない顔してるけど
そんなのうそ。



ずいぶん長文ですが
これを読むと本当につらかった気持ちが
いまでも蘇ってきます。

いろんな気持ちを抱えて
苦しんでいたあの日のわたしを
抱きしめてあげたいです悲しい