さあ、大一番へ | Stadiums and Arenas

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スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。


2月から3月に入り、B3リーグのレギュラーシーズンが佳境に差し掛かるにつれて、さいたまブロンコスの戦いも厳しく激しいものになっていきました

3月には、上位を争っていた強豪に連勝していたにもかかわらず、下位のチームに苦戦することもあり、しかも金沢武士団には敗戦を喫して、改めて勝つことの難しさを思い知らされることになりました。その翌週に行われた、レギュラーシーズン最終戦の山口ペイトリオッツ戦も、第2試合では相手が遠目からのシュートをポンポン決めたために苦戦しましたが、延長ピリオドで勝ち切って連勝。レギュラーシーズン2位を確定させ、いい形でプレーオフにつなげることができたかと思いました。

今年のブロンコスは、遠目からシュートも打てれば、外からバスケットへと切り込んでゴールを狙える選手もいて、攻撃のバリエーションはとにかく豊富。ハイスコアの打ち合いになれば自信を持てる攻撃力があるチームだと感じました。ただ、特にシーズンの終盤に差し掛かった時に、インサイドでの攻防で劣勢となり苦戦を強いられる試合も多く、そこが不安材料かもしれないとも感じました。

そしてブロンコスは、プレーオフ1回戦でトライフープ岡山と対戦することになりました。ブロンコスは上位シードであるということは度外視して、油断せず、そしてここまでくればもう内容ではなく勝利だけにこだわる姿勢が重要でした。

負ければ終わりの一発勝負で、番付が下の相手に足をすくわれる怖さが一番大きい初戦。やはり、緊張からかいつもよりも得点は伸びませんでしたが、終始リードを保って勝利。次の試合も、序盤に少しビハインドだった時間もありましたが、第1ピリオド終了時にリードを得てからはそれを失うことなく。相手も最後まで食い下がりましたが、ある程度の余裕をもってタイムアップまで走りきることができました。

さあ、いよいよ次の週末には、B2昇格をかけた大一番が戦われます。レギュラーステージを3位で終えた、ベルテックス静岡との一戦。このチームとの3試合のうち、2つ勝つことができた方が昇格です。ブロンコスからすると、今季最大の試練となりますね。

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