第一カッター球場/習志野市秋津野球場 | Stadiums and Arenas

Stadiums and Arenas

スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

メインページ

第一カッター球場/習志野市秋津野球場
開場不明
呼称の変遷習志野市秋津野球場(-2018年)
第一カッター球場/習志野市秋津野球場(2018年-現在)
集客可能人数10000人
両翼・中堅両翼92メートル、中堅122メートル
フェンス高さ不明
フィールド内野:土/外野:天然芝
アクセス新習志野駅(JR京葉線・武蔵野線)より徒歩約10分
秋津総合運動公園バス停(京成バス・幕11、13、津51、52、53、54、ハッピーバス海浜ルート上り)より徒歩約5分

(写真は全て、2018年8月9日のソフトボール世界選手権、イギリスベネズエラの試合から)





上:外観
中:バックネット裏スタンド
下:グラウンド


千葉県習志野(ならしの)市の秋津総合運動公園にある野球場。2018年からは、神奈川県茅ケ崎市に本社を置く土木業の第一カッター社が隣接するサッカー場ともども命名権を獲得し、第一カッター球場という呼称がついた。

公式ホームページに開場した年月日が公開されていないが、秋津総合運動公園が1970年代にできたので、その頃に開場したものと推測される。両翼92メートル、中堅122メートル、内野土、外野天然芝。一三塁側ファウルグラウンド外野寄りにブルペン用のマウンドとベースが設置されていて、地方球場としては標準的なプレー環境である。お客さんは1万人が収容できるとなっているが、スタンドがあるのはバックネット裏と一三塁側内野寄りのみ。一三塁側外野寄りは芝生席で、座りやすいように段差がつけられているが、外野に至っては段差すらない。また、スタンドの座席も個別に分かれているわけではなく、ベンチ席である。ただ、2014年に電光式のスコアボードが備え付けられ、これはかなり立派である。






上:一塁側外野寄りの客席
中:三塁側外野寄りの客席
下:スコアボード

競技スポーツの会場としても割と使用される施設で、プロ野球二軍戦であるイースタンリーグの試合で千葉ロッテマリーンズ主催のものが例年1、2試合ほど組まれ、高校野球千葉県大会の会場としても使用される。両翼92メートルなので、二軍とは言えプロ野球で使うには少し外野が狭いが、中堅が122メートルなのでギリギリ許容範囲か。高校野球であればまあ十分だろう。また、日本女子ソフトボールリーグの開場して使用されることもあり、2018年には千葉県で行われた世界ソフトボール選手権の会場としても使用された。







上:試合の眺め
中:一塁側ファウルグラウンドでの投球練習の様子(投手たちの後ろに、投球練習用のベースが埋め込まれている)。
下:三塁側ファウルグラウンド。状況は上に同じ。

コンパクトな地方球場なので、スタンドとグラウンドの距離は近く、試合は見易い。欠点があるとすれば、屋根が全くないので、雨風や真夏の日光を遮るものが全くないということだろうか。来場をご検討されているのであれば、天気予報はしっかりと確認し、暑い日は日焼けや熱中症対策をしっかりとした方がいいだろう。

最寄駅はJR京葉線の新習志野駅で、そこから徒歩10分ほど。千葉県に在住の方であれば比較的交通の便がいい場所かと思うし、県外の人にとっても京葉線沿いということで東京駅から一本でこれ、かかる時間は別として交通の便自体は悪くない。駅前には複合商業施設があるので、試合前後の食事にも困らない。隣接する秋津サッカー場に加え、近隣には千葉県国際総合水泳場もあり、こちらのベニューをご利用される方も多いかもしれない。サッカー場は、社会人アメフトの強豪オービックシーガルスが年に1回公式戦を行うので、このイベントもなかなかお客さんを集める。




上:習志野市秋津サッカー場
下:千葉県国際水泳競技場

メインページ
初めてのスポーツ観戦をご検討されているなら
習志野市秋津野球場の紹介(習志野市公式ホームページより)