小山運動公園野球場 | Stadiums and Arenas

Stadiums and Arenas

スポーツ観戦が趣味の筆者が、これまで訪れたスタジアム・アリーナの印象を綴るブログです。

メインページ

小山運動公園野球場
開場不明
集客可能人数不明
両翼・中堅両翼95メートル、中堅115メートル
フェンス高さ不明
フィールド内野:土/外野:天然芝
アクセス高専正門バス停(おーバス城東中久喜線/大山タクシーバス桑東部団地・学校循環路線)
より徒歩約20分

(写真は全て、2018年6月1日に行われたBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス武蔵ヒートベアーズの試合より)



上:外観
下:内装・バックネット裏のスタンド


栃木県小山(おやま)市の小山運動公園にある地方球場。

小山運動公園には野球場の他に陸上競技場兼サッカー場とテニスコート8面があり、イベントがないときは一般開放されている。陸上競技場兼サッカー場では、JFL所属の栃木ウーヴァがホームゲームを主催することがある。

野球場は、高校野球栃木県大会の序盤戦の公式戦会場となり、2017年以降は独立リーグのBCリーグに加盟した栃木ゴールデンブレーブスがメイン本拠地として使用している。最近は使用されない傾向が強いが、以前は関甲新学生野球リーグでも使用されていたので、コアな野球ファンなら名前を聞いたことがあるかもしれない。

外野は両翼95メートル、中堅115メートルで、特に中堅のふくらみが小さい。高校生ならまだしも、高校生よりも体つきがいい大学生や独立リーグの選手達がプレーすると外野が狭い印象を受ける。客席やトイレなども少し老朽化している印象は否めないが、ナイターが完備されており、スコアボードも電光式、しかも投球のスピード表示も可能なもので、選手達のプレー環境はなかなかしっかりしている。一三塁側のファウルグラウンドにはブルペンとして使えるマウンドとベースがある。






上:バックネット裏からグラウンドを臨む
中:スコアボード
下:三塁側ブルペン

観戦環境としては、一三塁側外野寄りのスタンドはコンクリートで座り心地が悪そうで、しかも高さがないのでグラウンドが俯瞰で見えないだろう。出来ることならば、内野スタンドに席に座りたいところだ。内野席も個席ではなくベンチだが、しっかりと屋根に覆われているので雨や日差しは避けてくれる。コンパクトな地方球場らしくどこに座ってもグラウンドは近く感じられ、臨場感がある。






上:三塁側客席
中:一塁側客席
下:試合の眺め

最寄駅はJR水戸線が止まる小田林駅だが、歩いていける距離ではない上に、小山運動公園行きのバスがない。この駅からだと、タクシーを利用することになる。公共交通機関だけで行くのであれば、JR宇都宮線、水戸線、両毛線が止まる小山駅からバスを利用することになるが、1時間に2本しかない上に、最寄のバス停から歩いて20分近くかかるので、地方球場の基準でもアクセスは悪い。

とは言え、小山運動公園は500台近く収容できる駐車スペースがあるので、よほど注目を集めるイベントでない限り車で来場しても車が停められないということはないだろう。よそから来ると一苦労だが、車社会の小山市では交通の便がいい方になるのかもしれない。球場から1キロくらい行けばで食事処もたくさんあるので、車で来場できればかなり便利である。

2018年は栃木ゴールデンブレーブスの試合の時には小山駅から運動公園までの臨時バスが出ており、このイベントの時のアクセスが大幅に改善された。この年は、プロ野球で活躍した村田修一選手が在籍しており、チーム自体が注目されたのでこのようなサービスが行われた。2019年は同じくプロ野球で活躍し、メジャーリーグにも挑戦した西岡剛選手が加入して注目されている。独立リーグの試合の時は食事の屋台が出ているので食事の調達に問題はないが、それ以外のイベントの時では駅で調達することが無難だろう。

メインページ
初めてのスポーツ観戦をご検討されているなら
栃木ゴールデンブレーブス公式ホームページ