去年から始めたBリーグの思い出再訪の旅は、シーズンを通じて細々と続けています。年が明けてから最初に訪れたのは、横浜エクセレンスのホームアリーナ・横浜武道館でした。
2026年1月4日 B2リーグ 横浜エクセレンス 対 青森ワッツ



長年応援しているさいたまブロンコスとB3リーグでよく対戦することが多かったこともあって、エクセレンスのホームゲームは頻繁に足を運びました。特にエクセレンスが東京都板橋区から横浜に移転してから、2022年からは横浜武道館が通いやすくなったので、敵地ではこれまで一番行った気がします。ブロンコスが勝った思い出も、負けた思い出も結構ありますね。
横浜に移転してからも継続的にお客さんも増えている印象で、奇をてらうわけではないけれども、それでも華やかな演出が光るホームゲーム会場になってきました。一気に変わったというよりは、少しずつ試行錯誤を繰り返しながらここまで来た感じです。2025-26シーズンからはB2リーグに昇格して、プレーオフ進出が十分狙える位置につけるなど、コート上の成績がついてくるようになりました。長年の苦労が実り始めているところを見ると嬉しいです。Bリーグにとって節目のシーズンで、エクセレンスが2部リーグを優勝する夢が、少し見たくなりました。
2026年1月12日 天皇杯決勝 アルバルク東京 対 シーホース三河




その次に観戦したのが、代々木第一体育館で1月12日に行われた、天皇杯決勝でした。この大会を見たのは、2018年と2020年の年始の時期で、今回が3回目、6年ぶり。ただ、天皇杯決勝を代々木第一体育館で観戦したのは、今回が初めてです。2018年も2020年も、代々木第一体育館が東京オリンピックのための改修工事で使用できず、天皇杯決勝はさいたまスーパーアリーナで行われていました。
決勝で相まみえたのは、アルバルク東京とシーホース三河でした。日本のプロバスケ界が分裂状態にあった時期には、JBL及びNBLの強豪として君臨した両チームの対戦となり、これもBリーグ変革前最後のシーズンにふさわしい天皇杯決勝だったのでしょうか。Bリーグ発足後、アルバルクは2017-18シーズンと2018-19シーズンで優勝し、現時点ではリーグ連覇を果たしたことのある唯一のチームですが、その後は気がついたらもう6シーズンもタイトルに見放されていました。シーホースに至っては、Bリーグ発足後はタイトルが1度も獲得できていなかったので、両チームとも天皇杯を渇望する中での対決に。やはり、決勝戦は会場で見ると肌で感じる緊張感が違います。どのチームのホームアリーナでない、中立地での一発勝負での決勝で、会場は両チームのカラーできれいに二分され、両チームのチアリーダーが同じ場所に集うという、通常のBリーグの試合では見られない決勝ならではの光景も見られました。その中での決戦は、シーホースが第1クオーターをリードで終えながら、第2クオーターでアルバルクが逆転し、その後はアルバルクが我慢比べを制して終戦となりました。
現存する日本国内の大会では最も歴史が長く、プロ・アマも合わせて日本一を決める大会として今後も存続するべき大会だと思うのですが、Bリーグが発足してからは最適なレギュレーションを確立しきれなかった印象があります。高校以上のチームが参加できるトーナメントを、まず都道府県レベルから始め、勝ち抜いたら地域レベルで、そこから先はプロも加えたラウンドへと進んでいくレギュレーションでしたが、プロチームの参加資格が年ごとに全く異なっていて、毎年相当数のプロチームがエントリーしていない状況でした。天皇杯を主幹している日本バスケットボール協会とBリーグのコミュニケーションがあまり取れていないのかなあと言う印象です。今年の天皇杯は「新天皇杯」と銘打たれていましたが、根本的な問題に手が付けられておらず、正直日本一のクラブを決めるという大義名分にはそぐわなかったところも感じられ、このままでは大会の存在意義が疑問視されかねません。Bリーグが再編される来年度からは、天皇杯の改革も本当の意味で進められるべきではないかと思います。
ともあれ、天皇杯が終わるとシーズンも後半戦に突入したなと言う印象になりますね。また引き続き、会場に足を運べればと思っています!
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