みなさんこんにちは。
真夏日が続き、夏バテしそうですがいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は「方向幕シリーズ」を一回お休みさせていただき、千葉県いすみ市にある「ポッポの丘」と言うところに行ってきましたのでそこのご紹介。
「ポッポの丘」は自分の地元千葉ですので今回は自家用車で出かけてみました。
交通の便から言うといすみ鉄道(第3セクター)の上総中川駅から2kmくらい。歩くにはこの時期は特につらい距離かな・・・
駅からはバスなんかの交通機関の便はないので徒歩か、タクシーと言う事になります。
大多喜駅駅から車で10~15分くらいなので、大多喜駅には必ずタクシーが客待ちをしているのでその方が時間的ロスは少ないかと思います。
上総中川駅側からアプローチしました。
こーんな何もないところの丘に車両が少し見えますか??携帯の画面ですと見えないですかね。
丘の上(崖の上??)ぎりぎりの車両たち・・・
車で駐車場まで上がると大量の「蜂」たちがお出迎え。。。「ひぇ~・・・」出られない。。。
蜂たちが少なくなってきたところで外に出てまずは、目的の「DE10 30」を見てみましょう。
少しだけ「顔」が見えます。
駐車場よりさらに上に上がります。急な階段を上がっていくと・・・
ご対面。船の科学館に展示中だった頃に見た以来です。
同じ機関車でも、やはり屋外の方が心なしか晴れやかな表情に見えます。
丘のてっぺんにポツンと一両だけ・・・
これからどのように保存維持されていくのかが気になります。
元いすみ鉄道、北陸鉄道、万葉線、銚子電鉄の車両たちが置かれ、車内ではここの経営をしている養鶏場の卵や、各電鉄のグッズ等が販売されています。
鉄道車輌の保存と言う大変なプロジェクトですのでお金もかかる事だと思いますが、展示方法や説明書き等全てを含めて「この先大丈夫かな??」と思わざるを得ない状況でした。
鉄道をメインに考えるならば「集客」のために何が必要か・・・
グッズ販売や、特産物の販売をメインに考えるなら「集客」のために何が必要か・・・
資金が必要な事は重々承知で言います。
「入場料無料」は立派な事だと思います。しかし・・・
「保存のためにたくさんお買い物をして下さい」とそこらかしこに書いてあります。
ただ一回や二回買い物に来るのはあるカモですが、これだけ交通の便が悪く足を運びにくい場所です。
わざわざそこに出向くまでの商品力があるか・・・物によって、人によって「ある」と言うかもしれません。しかし全体的にそのパワーは感じられません。
「集客」と言う物は資金集め(商売?)の基本です。
古い鉄道車輌が置いてあれば「自動的にお客さんが来る」と言う事では厳しいと思われます。
何か力になれるとすれば、現状では「出向き、お買い物をする」しかありません。
これからが保存のために大事な時期と言えます。
イベントもそうですが、資料館の充実や、子供も楽しめる施設の充実と言うのも必須だと思います。
これだけの保存ができる行動力があるのでここの経営者ならば大丈夫だと思いますが、現状のままだと・・・
自分の様な「凡人」にはできないような事ができる経営者の方だと期待をしています。
「口だけ・・・」とか「金もないヤツが・・・」と言われてしまうと思いますが感じた事を率直に書かせていただいてしまいました。
しかしなんと言ってもこれだけの車両が「公的博物館」でもないところで保存されているという点は「一見の価値あり」です。
ぜひ足を運んでみて下さい。
帰りに大多喜駅に寄りこれを撮影してきました。