基本データ

名称:おなん淵の滝

別名:あなん淵の滝、尾長淵

落差:4m

所在地:山梨県都留市鹿留

水系:桂川水系鹿留川

評価:☆☆☆(5段階中)

難易度:1(5段階中)

訪瀑日:2025年3/23

 

まず、滝の位置です。桂川の支流・鹿留<ししどめ>川に懸かり、鹿留川の左岸を走る車道からも見ることができる超お手軽滝です。ただ、滝の案内は特に無いので、見逃さないように注意が必要です。

 

おなん淵の滝

 

滝はこのように車道から見下ろすようにして眺めることができます。

 

おなん淵の滝

 

ただ、車道からではこのように滝の一部しか見ることができません。また、周囲には民家等もあり、そこから出たであろう生活ゴミが滝壺に溜まっているのが残念です。

 

おなん淵の滝

 

滝は洗濯板のようなゴツゴツとした荒々しい岩壁を流れ落ちています。これは富士山の溶岩が長い時間をかけて削られていったもののようで、見事な柱状節理を形成しています。

 

また、この滝は滝壺まで下りることもできます。滝壺へは車道をほんの少しだけ下流へ戻ると下の写真のように鉄製の扉があるので、これを開けて川床へと下ります。

 

なお、ちょうどこの扉の前に駐車スペースも確保されているので、車はここに停めるのが良いと思います。

 

おなん淵の滝・滝壺から

 

滝壺まで来ました。滝は曲がりながら落ちているため、ここまで来てもまだ全景を見ることはできません。対岸に渡渉すれば全景が見えそうですが、今回は長靴を持ってきておらず、これが限界でした。

 

おなん淵の滝・滝壺から

 

鹿留川の本流の滝だけあって水量豊富でまずまずの迫力があります。

 

おなん淵の滝・滝壺から

 

滝名の由来についてですが、その昔、この淵近くの長者の家に奉公していた「おなん」という娘がお膳を壊し、淵に身を投げたという伝説があり、そこからこの名前で呼ばれるようになったとのことです。

 

おなん淵の滝・滝壺

 

そして、この滝の最大の魅力は何といってもこの巨大な滝壺です。滝自体は4m程の小滝なのですが、この規模の滝にしては不自然なくらい大きな滝壺を有しています。

 

おなん淵の滝・滝壺

 

滝壺も深く、暑いときにはプール代わりに泳いで遊ぶこともできそうです。

 

周囲の環境はあまり良くありませんが、特徴的な岩盤・巨大な滝壺といった個性的な点もあり、総合するとそこまで悪くはないといった感じでした。