基本データ

名称:田原の滝

旧名:白根の滝、白滝

落差:15m

所在地:山梨県都留市十日市場

水系:桂川

評価:☆☆(5段階中)

難易度:1(5段階中)

訪瀑日:2025年3/23

 

まず、滝の位置です。桂川の本流に懸かる滝で、国道139号線のすぐ近くにあります。この滝は街中にあるということもあってアクセスも容易で、訪れたときは駐車場も満車で、多くの人がいました。

 

滝の駐車場にはこの滝の説明板があります。そして、肝心の滝は駐車場のすぐ横に落ちています。

 

田原の滝・展望台から

 

まずは展望台からの写真です。大きく3段に分かれている滝です。

 

田原の滝・展望台から

 

落差は全段合計すると15m程です。ただ、残念なことに見ての通り滝の大部分は堰堤化されてしまっています。

 

田原の滝・中段

 

この中段部は完全なる人工の滝で、コンクリートが自然の岩のようにあえて加工されている様子が見て取れます。

 

田原の滝・上段

 

続いて上段部です。こちらは辛うじて一部自然の部分が残されています。

 

田原の滝・上段

 

真ん中あたりは自然の岩壁ですが、両岸がコンクリートで固められています。また、左側からの落水は用水路が流れ込んでいるものになります。この上段部はぱっと見自然の流れかと思ってしまうくらい巧妙に自然に似せた造りになっています。

 

展望台からは滝を近くから見ることができますが、全景を撮影することは困難です。滝の全容は滝の前に架かる佐伯橋という橋の上から一望することができます。

 

田原の滝・全景

 

滝の全景です。橋の上からだと遠いので自然の滝に見えないこともないです。

 

田原の滝・全景

 

この滝はその昔は自然の二段滝で、下段だけでもその落差が20m程あったようです。しかし、両岸が崩落して一段の滝になった後、関東大震災によってさらに崩壊が進んで30mも滝が後退したとのことです。その後、崩落を食い止めるために護岸工事がなされ、現在のサイボーグ化された姿となったようです。

 

田原の滝・下段

 

昔は今写っている下段部等も全て自然の滝だったのでしょうか。そう考えると一体どんな感じだったのかとても気になります。

 

田原の滝・上段をアップで

 

桂川本流に懸かるだけあって物凄い水量です。上段の滝壺からはもうもうと水煙が上がっていました。

 

田原の滝・上段部をアップで

 

なお、この滝は昔は白根の滝や白滝などとも呼ばれていたようです。

 

大部分に人の手が加わっている滝ですが、水量は豊富で見応えがあるので近くを通りかかった際には訪れるのもありかもしれません。