基本データ

名称:日ノ出の滝

落差:15m

所在地:山梨県甲州市塩山牛奥

水系:富士川水系笛吹川支流日川左岸支流

評価:☆☆☆(5段階中)

難易度:1(5段階中)

訪瀑日:2025年4/26

 

笛吹川の支流・日川の左岸支流に懸かる滝です。ただ、この滝は相当マイナーで、自分もつい最近まで存在すら知らなかった滝になります。この滝は、竜門の滝などがある竜門峡で滝を巡った後、他に近くに滝は無いかと探していたときに竜門峡の上流に嵯峨塩渓谷という渓谷があることがわかり、渓谷というくらいだから滝の1つくらい無いかなと調べてみたら偶然ヒットした滝になります。

 

目的の滝は嵯峨塩鉱泉 嵯峨塩館という旅館の敷地内にあります。この旅館は竜門峡の駐車場から車でさらに10分くらい大菩薩初鹿野線を上日川ダム方面へ進むと車道の右手に現れます。この旅館の入口の前には駐車場がありますが、これはあくまでも宿泊客専用なので、滝だけを見に来た場合はここには駐車しない方が良いです。ちょうどこの旅館の手前の車道脇が広くなっているところがあるので、そこに駐車するのが良いでしょう。

 

路肩に車を停めた後、滝を見るために旅館の敷地内に入っていきます。この日はちょうど管理人と思われる方が入口付近で作業をしており、滝を見たいとの旨を伝えたところ快く承諾してくれました。旅館の敷地内にある滝なので、見学の際には必ず許可を得るようにしてください。

 

ちょうど旅館の駐車場のところにこのように「遊歩道 日ノ出の滝」との看板が出ており、これに従って川沿いの道を進んでいきます。

 

日ノ出の滝・対岸から

 

この案内に従って行くと、すぐに滝が対岸に見えてきます。

 

日ノ出の滝・対岸から

 

ここまで旅館の駐車場からは1分もかかっておらず、かなりお手軽な滝です。

 

日ノ出の滝・対岸から

 

落差は15m程でしょうか。滝自体はしっかりと自然の姿を残しています。ただ、ここからでは少し遠く、物足りない感が否めません。どうにかして下まで行きたいと考えて、少しだけ遊歩道を上流へ進むと下の写真のように何やら対岸へ渡れそうな吊り橋が架かっていました。

 

おそらく旅館の方が整備して下さったものだと思います。これのおかげで濡れずに対岸に渡ることができるのでありがたいです。

 

このように吊り橋は1人がやっと通れるくらいの広さで、そこそこ揺れます。ただ、高さは無いので怖くはありません。

 

日ノ出の滝・直下から

 

滝の下まで来ました。緩やかな岩盤の上を滑るように落ちてくる斜瀑です。

 

日ノ出の滝・直下から

 

対岸から見るともっと傾斜があるように見えましたが、下から見ると思っていたよりも寝ている印象です。

 

日ノ出の滝・直下から

 

支流の滝ですが、それなりに水量はあります。こうして見ると流れ方が複雑でなかなか面白い滝です。

 

日ノ出の滝・直下から

 

旅館の目の前にありながら、ほとんど知られていないのが不思議なくらいです。

 

日ノ出の滝・上部をアップで

 

上段は幅広の直瀑です。下から見た限りでは5mくらいだと思います。

 

日ノ出の滝・中部

 

中部ではこのように幅を更に広げながら流れ落ちてきます。

 

日ノ出の滝・下部

 

下部はこのように岩がゴロゴロと転がった間を流れていきます。

 

日ノ出の滝・全景

 

ここから水量が増えると岩肌一杯に水が流れ落ち、かなり見応えのある滝に変身しそうです。

 

滝の形がなかなか面白いので、もっと知名度があっても良いのではと思える滝でした。