ここ直近で山梨県甲州市の棚古谷山不動尊にある滝について紹介しましたが、現地案内にある一部の滝の所在がわからない等のいくつかの不明点がありました。記事を出した後も、ネット等で調査しましたが、結局有力な情報を得ることができませんでした。そこで、最後の手段として、一か八かで甲州市の観光協会にメールで以下の内容を質問してみました。

 

・現地には「不動尊の滝」と「銚子の瀧、不動の瀧、大明神の瀧」があるとする2つの案内があり、どの滝がどの名前に該当するのか、そして、滝は不動尊の滝、銚子の瀧、不動の瀧、大明神の瀧の4つがあるのか、それとも不動尊の滝と銚子の瀧、不動の瀧、大明神の瀧のいずれかが同一なのか

・銚子の瀧、大明神の瀧はどこにあるのか

 

すると、以下のような返信がありました。

 

お問合せいただきました不動尊の滝についてですが、観光協会ではわかりかねるため、甲州市生涯学習課文化財担当に調べてもらいました。

棚古谷山不動尊の拝殿からすぐ上に見える滝が「不動の滝(瀧)」、不動の滝の上流に「銚子の滝(瀧)」、下流に「大明神の滝(瀧)」があるそうです。(滝は3つ)

インターネットで標柱を見たところ「大和十二景」の下に「不動尊の滝」とあり、

おそらくその裏に「武田の三不動尊の一つと言われ昔から区民の信仰の場となっており、周囲には銚子の瀧、不動の瀧、大明神の瀧がある」と書かれていると思われますので、3つの滝をまとめて「不動尊の滝」として案内しているのではないでしょうか。

 

観光協会ではわからなかったため、わざわざ市の文化財担当に聞いていただいたようで、丁寧に調べていただいたことに感謝いたします。

 

さて、まずこの返信を読んで驚いたことは、不動尊の滝が3滝の総称ではないかということです。先日の記事では、不動尊拝殿から目の前にある滝を不動尊の滝と紹介しましたが、どうやらそうではないでようです。ただ、滝の目の前に「不動尊の滝」と書かれた看板があれば、誰でも目の前の滝が「不動尊の滝」と思ってしまうのが当然だと思います。この点については正直現地案内がとても紛らわしいと言わざるを得ず、勘違いを無くすためにも滝前の案内を正しい名前の「不動の瀧」に修正したほうが良いのではと感じました。

 

次に、銚子の瀧の所在ですが、これは不動の瀧の上流とのことで、奥不動尊の前から見える滝のことで確定で良いと思います。この滝については名称が不確定であったため、今回の返信の情報が非常に役に立ちました。個人的には名称がわからずもやもやしていたので、やっと名前がわかってすっきりしました。

 

最後に、大明神の瀧ですが、返信の内容を見ると国道20号線の新笹子トンネルすぐ脇にある一般的に棚小屋沢の不動滝とネットで紹介されている滝が該当するものだと思われます。先日の記事では「『不動の瀧』は『(一般的に棚小屋沢の)不動滝(と言われている滝)』のことだろう」と書いてしまいましたが、どうやら違ったようです。となると、今度は今までこの滝がそもそも不動滝とされてきた経緯が少し疑問です。誰かが誤って「不動滝」と誤った名称で紹介し、それが広まってしまったのでしょうか。

 

以上の返信内容を踏まえ、先日公開した3つの記事の内容を以下のように大幅に修正しました。

 

・不動尊の滝の名称を不動の瀧に

・不動の瀧の上流、奥不動尊からも見える滝の名称を銚子の瀧に

・不動滝の名称を大明神の瀧に

・これら3滝の総称が不動尊の滝

 

これまで一部を誤った名称で紹介していたことをお詫びするとともに、今後これらの滝を訪れる際には参考にしていただければ幸いです。