お仕事をしているとシステム障害やミスでお客様に
お叱りを受けることがあります。
その際には、きちんと事実を報告して謝ることが一番だと思います。
そしてキチンと再発防止策を提示して、その後は徹底することです。
もう10年以上昔ですが、派遣関係の営業をしていたときに
お客様先で業務を行なっている何名かが退職の話をしていると
お客様からお叱りを受けたことがありました。
当時の会社は、別の会社に事業譲渡され、退職者がかなり出ていた状況でしたので
お客様もピリピリした状況でした。
そして、元々の担当は退職し、私が引きついだ直後の出来事でした。
管理面での課題が明らかでしたので
・お客様、現場リーダーを含めて定例会を毎月実施。
状況報告を行う。
・3ヶ月に1回は私が個別に各メンバー(10名ぐらい)と個別面談を
行い、リーダーに話せないことなどをヒアリングする
というプランを提示し、それから1年以上は続けていました。
だんだんお客様からの信頼を受け、その後はそのお客様とのビジネスが拡大していきました。
ピンチをチャンスに変える。
よく言われることですね。
今回、モデルナワクチンの接種の件で武田薬品工業、厚生労働省が
すぐに事実を報告しなかったことがあります。
判明した当日(8月16日)に速報を入れ、日々状況をHPに掲載したらどうだったのでしょう。
経緯を社長がすぐに記者会見で説明したらどうだったのでしょう。
国民からの見る目は違っていたと思います。
誠心誠意説明すれば、大半の人には理解をしていただけるものなのです。