ハローくんが急逝したとのご連絡を受けました。
2017年の2月に兵庫県内の動物園内にキャリーごと捨てられていたハローくん。
ハローくんが保護された前後にした保護したうさぎさんでは、譲渡したショコラくんやわたあめちゃん兄妹、譲渡後に亡くなってしまったオビくんなど立て続けにたくさんのうさぎたちが保護された時でもありました。そして夏には大阪河川敷のうさぎたちでどっと数が増えましたね・・・。
保護生活を受けていた間は大所帯のうさぎ部屋で窮屈な思いをさせていたことを覚えています。とても元気でアグレッシブで人懐こく優しい性格だったハローくん。
大切にされていたハローくん。
亡くなる前日に調子が悪いとのご連絡をいただいて、夜間病院なども行っていただいたり、、翌日は病院のはじまる時間には到着してもらいました。
その時のレントゲン診察で「胃腸うったい」と受け皮下点滴の処置を受けたと連絡をいただいたのですが、「何かがおかしい」と感じていて追加で血液検査をしていただくようにもう一度診察を受け直していただきました。
血液検査の結果数値を異常な部分がありました・・。
レントゲンやエコーでは確実に分かるものではないのですが、肝葉捻転である可能性がとても高いことがわかりました。
ハローくんはその検査後、病院で急変しあっというまに息を引き取ってしまいました。
以前、里子のオクラちゃんも実は同じ肝葉捻転で輸血なども行なっている最中、急変し亡くなってしまいました。
飼い主である里親さんはできることを最大限にしていただきましたし、うさぎも診ていただくことのできる病院に行ってくださっています(ちなみにオクラちゃんも同じ病院でした)ただ・・見れる病院というより見れる獣医師さんという言い方の方が正しいのかもしれません。
誰もどうすることもできないうさぎの急変、急死・・・。
オクラちゃんの時も里親さんが実はああだったのではないか、ああしていれば良かったのかもしれない、、と辛い思いをお話してくださって今回のハローくんの時も同じ・・。
何をどう言っても辛い事実は変わらず慰めにならない。
今回のように飼い主さんの対応が万全であっても、
うさぎを診れる病院に早急に診ていただくことが出来たとしても、
このような結果になってしまうこともあります。
でもうさぎを診れる頼れる獣医師さんに診ていただくこと。
うさぎさんを日々しっかり観察してあげあれること。
知識や経験を過信しすぎないこと。
とても大切なことだと思います。
2017年4月のハローくんの動画です