4年生引退ブログ No.32菅原瑚景 | 立教大学体育会サッカー部日記

立教大学体育会サッカー部日記

立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

No.32 菅原 瑚景(MG/ 盛岡第三高校)

 

 

 

 

 

プロフィール

 

学部学科: 経営学部経営学科

出身チーム: 盛岡第三高校

ポジション: MG

背番号: ー

 

 

他己紹介

 

 

(他己紹介えぐい多いです。欲張りすぎました。ごめん。)

 

今年1年間B1を担当してくれたこかげ。今シーズンの大快進撃を果たせたのも、毎練習・試合みんなが快適に集中してプレーできる環境を準備してくれたこかげのおかげだと思います。

海外サッカーをはじめ、話していてもサッカーに対しての理解度が高くて、純粋にサッカーが大好きだよね。

ピッチ外では目を瞑りたくなるようなこともあったけど、いつも通りの愛嬌と作ってるんじゃないかって勘違いする地声で、誰とでも仲良くなれるこかげのことがみんな大好きだと思います。

今年1年に限らず、4年間本当にお疲れ様でした。

多くのサポートをしてくれてありがとう!!

木下耕輔(4年/名古屋高校)

 

 

多くの部員は知らないと思うが、

彼女の仕事量はとんでもない。

通常のマネージャー業務に加え、渉外担当としてOBOGの皆様や外部の方とやり取りをしたり、広報の仕事をしたり。

誇張なしに、彼女が居なければ部が回らない。部にとって欠かせない存在だ。

 

そんな激務な彼女だが、

私が幹部になってからの2年間、コカゲが自分の仕事を適当にやったり、妥協したところを一度も見たことがない。

彼女は細部までこだわり、丁寧な仕事をする。

 

グランド内外でチームのために奔走した4年間だったと思う。

そして、その責任の重さから、人一倍様々なことに悩み苦しんだ4年間だっただろう。

 

本当に4年間お疲れ様。

そして、たくさん助けられました。

ありがとう!

鈴木翔(4年/主務/立教新座高校)

 

 

4年間チームを支えてくれたこかげ。

今年はB1の大きな力となり、最終学年として組織全体を裏から支える活躍をした。

その活躍が人の目に触れる機会は少なかったかもしれないが、間違いなく立教に大きな貢献をしてくれた。

4年間ありがとう。特に今年はIリーグを一緒に戦えて良かった。

そんな頼もしすぎるこかげはどんな文章を書いてくれるのだろうか。

髙橋雅明(4年/静岡学園高校)

 

 

マンチェスターシティがオイルマネーで強くなる前からシティズンという、珍しいタイプのシティ好きのマネージャー、こかげろう

学部も学科も、自分に関しては最初の2外のスペイン語のクラスも一緒で、長い時間共に過ごしました。

1年生の頃は、先輩のマネージャーが怖いって言って部活行くのビビってたね。

練習や試合では、毎回1番最初に会場に行き、チームのために動き、1番最後に帰る。週5回も活動がある中で、そのような日々を4年間やり続けてくれたこと、本当に尊敬しているし、感謝しています。

写真も毎回たくさん撮ってくれて、選手たちのモチベーションが上がりました!嬉しかったよ!

穂坂(24卒)とまさしさん(24卒)と謝罪に来た時は本当に面白かったぜ笑笑

プライベートでは、授業の空き時間とか練習後にご飯いったりしただけではなく、オフの日もみんなでBBQしたり飲みにいったりと思い出を沢山作ってくれました!

これからも、田舎にいるんじゃなくて都会に顔出してね。またみんなで飯行くよ!

 

この4年間、いろいろな思いがあったと思います。こかげろうの引退ブログ、必見です。

前川壮太(4年/桐光学園高校)

 

 

モンスターエナジーはストローで飲むタイプのこかげさん。午前中の授業では必ずと言っていいほど、飲んでいて、「元気?」と聞いたら、ガラガラな声で大丈夫と言っていたのでそっとしておいたこともある。

ゼミは経営学部で一番ハッピーそうなゼミに所属し、大学生っぽいことを楽しんでいる。眩しい。

そんな、盛岡代表のこかげさんは、このチームに欠かせない存在だと思います。練習だけでなく、SNSやイベントの管理まで、グラウンド内外でチームのために働いてくれている、最強のマネージャー。感謝しかない、本当にありがとう。

木村哲大(4年/市立船橋高校)

 

 

立教のお騒がせマドンナこと、コカゲ。

時には部員とあんな噂があったり、こんな噂があったり、、、(良い意味で)。

1年生の頃から泣き虫だったが、いつの間にか『タフな』泣き虫に進化していて、今では頼れるマネージャーである。

オフの日には厚底の靴を履きならし、池袋を闊歩するが、プレミアリーグの試合も欠かさず観戦する。生粋のサッカー大好き少女である。

 

いつもはサバサバ系女子を演じているが、本当は同期が大好きなこと、知ってるぞ!

いつも写真たくさん撮ってくれてありがとう!

社会人になっても変わらず集まろう。その時にはいつものカメラ忘れずにお願いします!

Aチーム  4年一同

 

 

「おはよ〜」と4年マネトレで『唯一』か弱い声で挨拶をするコカゲ。

会話のテンポは基本遅い。まるで森福の投球間隔である(by白鳥(4年/市立東高校))。

だが、今年は特にコカゲのおかげで頑張れた選手も多いだろう。マネージャーとしてだけでなく、写真家としても活動してくれ、どんな瞬間でも、気づいたら目立たずにカメラを構えている。まさに物陰からコカゲである。

コカゲのおもかげがある同期がいたり、変な噂の中心にいたりと何かと話題に上がり、賛否両論を巻き起こす天才であるが、何だかんだ同期にいて良かったと思ってます!

 

いつも真面目で、意外と熱くて、それでいて面白いコカゲ。

4年間ありがとう!お疲れ様!

B2 4年一同

 

 

我らがヒロイン愛娘こかげ。

シティズンの彼女の好きなサッカー選手はダビド・シルバ。そんなダビド・シルバに憧れてなのか、回しのボール拾いでは左足でバシッと綺麗なパスでボールを補填してくれる。惚れ惚れします。

また、最近加入したジムでの筋力測定では、脚部筋肉点数120点満点中115点、その中でも左脚の筋肉量が右脚を遥かに上回っていたそう。立教が誇るレフティである。

ふわふわした雰囲気の彼女だが、部活になるとグサっと後輩に指摘する姿をみて後輩からしたらおっかないんだろうなと思ってました。

そんな部活でのカッコいいところ、真面目なところ、頼れるところ。時にはプライベートで激しくやらかすところ、全部いい想い出ってことにしときます。同期でよかった。いつもありがとう!

引退してからもたくさん遊ぼうネ!

Cチーム 4年一同

 

 

 


 

「成長」

平素より立教大学体育会サッカー部へのご支援・ご声援を賜り誠にありがとうございます。

サッカー部マネージャーとして、広報・渉外を担当させていただきました、4年菅原瑚景です。この4年間、多くの保護者の皆様、OB様、企業様にご協力いただきながら広報や渉外、リーグの運営を行うことができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。また、今後とも立教大学体育会サッカー部をどうぞよろしくお願いいたします。

 

マネージャーとして業務を行っていく中で、この組織は多くの方々に支えられて成り立っているのだなと知り、関わってくださる方・応援してくださっている方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうござました。

 

――

 

ここからはマネージャーとしてというより、一部員として引退ブログを書いていきたいと思います。サッカー部の一員として活動させてもらった4年間を振り返りながら思うままに書き記していこうと思うので、話し言葉かつ拙い文になってしまいましたが、もしよければ目を通してくださるとうれしいです。

 

――

 

ついに引退ブログを書く時期がやってきた。広報担当として、大勢に部員ブログの提出を急かしてきた私ですが、いざ自分で書くとなると何を書けばいいのかさっぱり。たった4年の出来事を書くだけの私でもこんなに書く内容を絞れないのなら、15年以上サッカー中心の生活をしてきたみんなはもっと難しいだろうな。急かしまくってごめん。でも投稿当日に出すのはやめてね。

 

 

まずは、他己紹介を書いてくれたみんなありがとう。千尋(4年/TR/佐倉高校)とかすず(4年/MG/専修大学附属高校)みたいに、各カテゴリーの4年生みんなに書いてもらおうかなって思ったんだけど、B1とB2のみんなにだけ書いてもらうことにしました。、、、と思ったらAのみんなも書いてくれました。Cも書いてくれるって!まじでありがとう。Aのみんな、まじで最後まで応援してるよ。Cのみんなも本当にお疲れ様。ゆっくり休んでね。

B1のみんな。今年1年間、B1の担当をさせてもらったので一人ひとりにメッセージをもらいたくて贅沢しちゃった。書いてくれてありがとう。

みんなの他己紹介で黒歴史がばれた気もするし、つっこみたいところもあるけどとっても嬉しいです。引退ブログに掲載して終わりじゃなくて、一生大事にすると思う、手紙みたいにね笑

実は2011年からシティを見てたから、若干オイルマネーにかぶってるんだよね。なんかごめん。でもテべスとかバリーさんとか知ってるよ

 

多すぎて他己紹介ブログになりかけたわ。千尋も言ってたけどみんなにもらいたかったんだよね・・・みんなありがとう!

 

 

さて、本文に行きたいと思います。

 

 

この4年間を振り返ってみて、一番思うことは、自分って成長したなってこと。

 

1.2年目はぶっちゃけあんまり覚えていない。覚えていないっていうか思い出したくないんだと思う。本当に自分のせいで多くの人に迷惑をかけたし、自分のことも大嫌いになった。

 

4年前の4月、岩手のド田舎から上京して、人の多さと都会の煌びやかさに圧倒されながらも新しい世界にわくわくし立教大学の豪華な門を通った。(地元の友達はなにそれ?有名な大学?って感じで立教のこと知らない人多かったけど) 入学前の健康診断の順番待ちをしている時に、前後の知らない新入生とサークルどうするかって話をして、そこでたまたまサッカー部の新歓のお知らせを見つけた。なんの気の迷いか、そのまま7号館に足を運んでいた。そして、当時サッカー部の新歓で対応をしてくださったさつきさん(23卒)の「サッカー部に入ったら間違いなく充実した大学生活になるよ」という言葉で入部を決めた。

なんでサッカー部にしたのか?って結構聞かれるけど、理由は単純でお父さんもお兄ちゃんもサッカーが好きだったから。小さい頃からサッカーユニ(トッティとかビエリとか中村俊介とか)を着てるとかっこいいねって褒められて、左足でボールを蹴ってるとレフティなの!って驚かれて、マンチェスターシティの試合を見てダビドシルバってなんかよくわかんないけど魔法みたいにボールがスルスル通る感じに魅了されて(アグエロの得点力もえぐい)(ミルナーの頭が血だらけになった時はなんて野蛮なスポーツなんだと思ったけど)、、、入部前の私にとってサッカーっていうのは「ただなんか自分にとって良い好きな競技」。スポーツの中では一番見ていて面白いし、良い印象だったんだよね。

 

 

入部を決めた後は入部式までは特にやることもなく、サッカー部のHPやSNSを見ながらわくわくしていたのを覚えている。

でも入部式当日、会場につくと想像以上にゴツくて、既に仲がよさそうな1年生の選手たちに圧倒された。部屋に入った瞬間、みんなの目がこっちに向き一瞬静かになった。怖くてそのまま出ていこうかと思った。

そのあと始まった入部式では伝統のある部活だってことがよくわかる動画と、がみさんの「プロを目指している人?」という質問にわらわらと上がる手の多さに驚き、大学サッカーってこんなにすごいのかとやっと理解した。

はじめて会った千尋と緊張と不安で縮こまって話しながらも、慣れないパンプスの痛みに比例しながら部活に対する不安が大きくなっていった。

 

その不安は杞憂ではなく、その後私にとって最悪な1年が始まった。

 

高校の時も陸上部でマネージャーをしていたから、マネージャーという仕事に対して理解しているつもりだった。

けど、甘かった。考えが甘すぎた。

180人の部員が本気でサッカーをしている組織をマネジメントするということをきちんと理解していなかった。自分の小さなミス1つで180人、いやそれ以上の人の迷惑になる。小さな間違い1つで「立教大学体育会サッカー部」という名前を汚してしまう。なのに1年生、2年生の時は本当にミスをしまくったし、「ミス」という言葉では到底済まされない大失態をやらかしたこともあった。先輩達には迷惑をたくさんかけてしまったし、よくこんな私を見捨てずに指導してくれたと感謝の気持ちでいっぱいだ。自分の浅はかな見立てのせいで部活・授業・一人暮らし・バイトを両立することになったが、無理でキャパオーバー。部活では失敗をしまくり、半泣きで家に帰ったら帰ったで洗濯待ちの衣類・食器で大荒れ。またまた自分に嫌気がさしてくる。縫ってくれと待っているビブスの山、どんどんと迫ってくる週末の試合、鳴りやまない部活のラインの通知音。部活が絶対に入らない時間帯でのバイトに、授業の課題。

このままでは部に迷惑をかけると思って、辞めなきゃと思ったことも片手では収まりきらない。

 

人生で初めての挫折だった。

 

高校までは勉強も運動もできるほうで、毎回学年で片手か両手に収まるくらいの順位。小学校中学校では学級委員長とか生徒会員、部活のキャプテンとかをやっていた。怒られることもほぼなかったし自分に出来ないこともないと思っていた(金槌と音痴は治んなかったけど)。

だから大学に入ってはじめて、マネージャーの仕事を通して自分がなにも出来ないということに気がついた。

 

そうか、ただ田舎で有頂天になっていただけ、井の中の蛙だったんだ。

 

最初はどうすれば良いのか全く分からなかった。

自分はなぜできていないのか、何ができていないのか、なぜ注意を受けているのか、、、高校までの成功体験で生まれてしまったムダなプライドが邪魔していたんだと思う。

壊れかけのムダなプライドを盾にして、余計視野が狭くなる。

余計仕事ができなくなる。

頑張る選手のサポートがしたかったのに、正直最初は選手のサポートができているか、選手の希望や感情なんて気にする余裕なんてなかった。部活の流れを見ながら、このタイミングでビブスを出してー水を入れてーポカたんを入れてーって。決まった仕事を他のマネージャーのように行う努力をするだけで精一杯。全然先輩マネージャーみたいな行動はできないし。

でも、先輩たちが根気強く教えてくれたし、失敗しても見捨てずにチャンスを与えてくれた。

毎日、自分の行動でよかったところ、悪かったところを手帳に記して、悪かったところはなぜ悪かったのかを考えた。えりさん(23卒)に改善点をアドバイスしていただき、徐々に自分の長所や短所がわかるようになった。自分の短所がわかると、なぜミスったのかがわかり、次に活かせるようになった。(えりさん、本当に私に愛想をつかさずに根気よく接してくださりありがとうございました。たぶんこのブログは見ていないと思うけど、えりさんがいたからこそ今もマネージャーとして責任を持って活動できています。本当にずっと目標です。ありがとうございました。)

 

自分の長所

・真面目

・仕事の一つひとつは丁寧

 

自分の短所

・優先順位を決めることがにがて

・マルチタスクは無理

・一回ミスをすると連続してミスる(てんぱる)

 

短所をすぐに直すことは難しい。じゃあ短所を出さないようにするにはどう行動すればよいか?優先順位を臨機応変に決められないなら、あらかじめ自分の中で優先順位の基準を作っておく。マルチタスクをしないで済むように、時間が足りないなら早く来て行う。ミスを最小限に抑えられるように、確認の回数を増やしまくってうっかりミスはゼロに、自分を信じない。

 

こうして、徐々にマネージャーとしての仕事ができるようになっていった。そして今までは見えなかった選手の様子がよく見えるようになり、マネージャーとして自分で納得できる最低限のパフォーマンスができるようになった。

 

 

そして3.4年。上級生として自分の仕事だけではなく、今まで以上に組織全体に目を向けなければならなくなった。

1.2年の頃はすごく成長できたけど、やっとマネージャーとしてのスタート地点に立ったくらい。マネージャーとしてどう組織を支えるか、そして発展させるか。

ここからが勝負。

すずと話し合い、ぶつかり合いながら活動していった。手探りで、失敗もたくさんしたし、すずと意見が合わないこともたくさんあった。そのたびにすずと長い間あーでもないこーでもないって試行錯誤した。千尋ともたくさんぶつかり合った。3人でぶつかり合ったね。(すずと千尋がグループラインで大喧嘩したときは発言できなかった。でもすぐ仲直りしてけろっとしてるから驚いたわ)

 

コロナが収まり、リーグ戦の仕様が変化したりイベントが復活したりしていったため、広報・渉外の業務も手探りで行うことが多かった。

広報の仕事は、かれんさん(24卒)に仕事をさせてたまるか、って気持ちで頑張った。しごできかれんさんを後継するのは恐ろしかった。でも、保護者専用メーリングリストを作成したり、映像制作班を創設したり(映像制作はほぼるき(3年/副務/西武台高校))と、いろいろ挑戦もした。今でも保護者メーリスは迷惑になっているんじゃないかな?作らない方がよかったか、、、?とか、映像制作の仕事内容はこれで合ってるのか?とか迷うことも多いし後悔しかけることもある。(ここらへんはこれからもPDCA回していこう(経営っぽい?笑))

でもこんな自分の挑戦や行動がサッカー部の発展につながればいいな、選手のためになればいいなと思って続けた。

 

 

 

最近、たくみさん(トレーナー/23卒/今も活躍中)から嬉しい言葉をもらった。

「瑚景たちの代のマネージャーっていいよね」

だって。

「なんか全然タイプは違うけど、2人ともマネージャーとしての仕事だけじゃなくて+αも行おうとして頑張ってるよね」

って。

それこそ、すずこかげで目指してて、よく話し合っている内容だった。

 

マネージャーとして決まった仕事はたくさんある。でも、それだけじゃマネージャーとして選手を支えること、組織を支えることはできないのでは?

これが私たちの考え。

 

もし仕事が無かったらほかに出来ることはないか考える。

グラウンドだったら倉庫掃除、物の整理整頓、ボトルの漂白、ボール拾い、選手のこだわり(ボトルカバーを付けたい選手、ティッシュをよく使う選手ETC)を把握してスムーズにサポートできるように準備するとか。倉庫なんか一生汚いし。あれなんで?

業務だったら、広報では保護者の方の希望を実現できないか、よりサポーターを増やすためにSNS運営をどうすればいいか(少し前に書いた内容だわ、、)

渉外だったらメール文はより分かりやすく、イベントはどう運営すればみんな楽しめるか

今まで通りのやり方だけでなく、よりよい方法を探っていく。

それ以外にもマネージャーができることってたくさんあるよね。

 

手を抜けば楽かもしれない。でもそれって部活のためにならないと思う。どうすれば限られた時間の中でより選手の活躍のために・チームの勝利のために・組織の発展のために活動できるか。だって私はそのためにマネージャーとして活動してるんだもん。

+αのことができないのであれば、それは「私」がマネージャーを行う必要はないと思う。

グラウンドの仕事とかはもちろん、忙しいし大変だけど別に選ばれし者しかできないって感じの難しい仕事ではない。人数がいれば誰でもいい。

自分で考えて、プラスの仕事をしてはじめて、「私」がマネージャーをしていることの意味があると思う。

正直、マネージャーは私じゃなくて他の人でも良かったって思われているかもしれない。マネージャーだったら誰も変わらないって思われているかも。ただの人数合わせかも。

 

そう思われていてもいいや。でもそれが本当だったら、他の人となにも変わらない行動しかしていなかったら、せっかくの私の華の大学生活4年間がもったいなさすぎる。

ほかの誰にも気づかれなくても、私が私を納得させられるような後悔しないマネージャーとしての最高のパフォーマンスを行わないと。

もし選手が気づいてなくても、こかげらしく(?)影から私らしい・私だから気づけるサポートができていればいい。そして少しでも選手たちの練習の質が上がったり、ゲームに集中できる環境にできたり、みんなが応援したくなる組織になっていたりすれば万々歳だ。

 

最初の他己紹介でB2のみんなが言ってくれた写真も、私が組織のために出来る行動だと思った。選手がプレーしている瞬間って、選手が一番輝いている瞬間だと思う。

それを少しでも写真に収めたい。写真に残すことで、選手のモチベーションアップにつながればいいな。保護者の方に素敵な写真を届けて、喜んでもらいたい。SNSに掲載して、立教サッカー部ってこんなにすごいしこんなにかっこいいんだぞ!ってアピールしたい。

写真を撮ることで誰かに良い影響が与えられるかも。そう考えてたくさん撮った。

あとはただ単純に、うれしい場面が多いからその場面を残したいっていうのもあるね。怪我から復帰した選手が試合に出ているとすごくうれしいし、点を決めたらもちろんうれしい。

パソコン見たら、10万枚以上サッカー関係の写真が保存されていた。きもっ。でもそのくらいみんなが活躍してた場面があったってことだよね。

 

こんな感じで上級生になったあとは+αのサポートを行うことを心がけて、私なりにマネージャーとしてがむしゃらに頑張ってきた。

こんな行動ができるようになったのは、サッカー部でマネージャーとしてたくさん成長したからだ。入部しないで田舎から出てきたままの世間知らずで過ごしていたら、と考えるとそれはもうホラーだと思う。4年になってからとびさんに「瑚景は本当に大人になったよ」と言われ、すんごいうれしかった。なよなよして変なプライドだけ引っ提げた自信のない1年の私から、部活で様々な経験をさせてもらって、落ち着いて(さばさばにはまだなれていない)自分のポテンシャルを理解して、自分の長所を発揮できる「かっこいいお姉さん」に近づけているのかなって。

成長させてくれてありがとう。ほんとうに。

 

それに、成長してマネージャーとして一人前にならなきゃ!+αのことを行わなきゃって私が思えたのは立教サッカー部のみんなを大好きになったから。応援したくなるようなチーム。サポートしたくなる選手たち。目標にして、少しでも近づきたいと思わせてくださったスタッフコーチ、先輩学生スタッフのみなさん。選手もしているのに学連とか幹部の仕事までやってる人たちもいる。みなさんがいる立教サッカー部だったからこそ、くじけずに最後までマネージャーとして成長していくことができた。まじで最高のチームだと思う。大好きです。

 

 

だらだらと4年間を振りかえってみて、やっぱり人生で一番苦しんで、もがいて、成長した期間になったなと感じた。でもそれ以上にうれしいこと、楽しいことが多かった。

人として成長出来て、喜んで楽しんで、大事な仲間もたくさんできて、、、こんなにいいことだらけで大丈夫かな?

立教サッカー部に少しでも恩返しができているかな?貢献できているかな?

少しでも立教サッカー部の役に立てるように、引退までの残りの期間、もう少しだけ全力でマネージャーとして活動しよう。

 

 

 

 

 

 

最後にみんなに感謝のメッセージをすこし

 

まずはお父さん、お母さんへ

東京の大学に通わせてくれてありがとう。全然実家に帰れなくてごめん。ほかの子たちがたくさん帰省しているのに、私は年に1回だけ、しかも4日とか数日だけ。GWでお父さんとお母さんが東京に来てくれた時も、部活の仕事があってせっかくの半年ぶりくらいの家族のお出かけなのにイライラしながらパソコンいじって。お正月もおじいちゃんの家でみんながワインを飲んで家族団らんをしている中でやっぱり部活の業務をして。1₋3年の頃は本当に電話もしなかったし(電話したら会いたくなっちゃう、けど会えないのがわかっているから電話したくなかったんだよね)。そんな親不孝な娘なのに、部活がんばれって応援してくれて本当にありがとう。あと、私を自立させてくれてありがとう。まだ脛をかじっている状態ではあるけど、家の契約とかお金の管理とか全部自分でやることに責任を感じられているし、大人になったなって思える。何かを契約するときにママお願いってなんか恥ずかしいからね。

お父さん、サッカーに出会わせてくれてありがとう。マイナーなチームが好きなお父さん、セリエAのチームとかより立教サッカー部を応援してみてはいかが?昔からお父さんと一番服とか趣味とか好みが合うから、お父さんも好きになるはず。引退したら岩手に一旦帰るから一緒に運動しよう。スキーもいこうね。

お母さん、大学時代の面白い話たくさんするね。4年分溜まっているから。お母さんとのおしゃべりが大好きだし、一番落ち着く。これからもちょこちょこ帰っておしゃべりしよう。女子旅もしようね。お母さんのご飯もたくさんたべたいな。レシピも教えてね。

ついでにお兄ちゃん。飲みに行こう。お兄ちゃんが私の憧れです。イケメンの無駄遣いだけはやめてね。

 

 

同期へ

みんなと長い時間一緒に過ごして、この学年で良かったなと心から思える場面にたくさん出会った。ここであげたらキリがないけど、私の中では全部最高な思い出になってる。

集団で行動することが得意ではなかったけど、同期となら一緒にいても全然つらくなかったし、なんなら一緒にいたいくらいだった。そうは見えなかったかもしれないけどね笑

(引退したら私がみんなのライン消しちゃうんじゃないかって言っている人もいるけど、たぶん消さないわ。たぶんね。みんなのこと大好きだから)引退した後もたくさん会おうね。みんながプレーしているとめっちゃうれしかった(写真の多さで分かるかな?同期の写真ってたくさん撮っちゃうんだよね)し、怪我から復帰するとすずちひろときゃっきゃしながら喜んでたよ。そのくらいみんなのことが大好き。ありがとう。

 

スタッフの皆さんへ

私の力不足でたくさんご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。この4年間ですこしでも皆さんの役に立てていたらうれしいです。

みずさんは、深く関わった期間は短かったですが、サッカーに対する熱量に圧倒されました。コンプラギリギリ(アウト?)の発言、好きです。(縄跳びとマグニチュードとか)あつくて選手想いの水さん、女子チームと男子チーム両方を担当していて多忙だと思います。身体を大事にして、ずっと笑顔でいてくださいね。

のぶさんも今年1年間だけでしたが、家族の話をしてくださったり、岩手ネタで盛り上がれたりとたくさん話しかけてくださりありがとうございました。マネージャーのことも見て仕事を褒めてくれるなど、視野がとても広くて驚きました。モチベーションもあがりました。岩手、また行ってくださいね!(髭って店の冷麺がおいしいです)

浅井さん。浅井さんは特に去年のサタデーで1年間リーグを通してお世話になりました。どんな場面でも冷静に判断できるところがかっこいいです。目指します。練習の締めでの浅井さんの言葉は、マネージャーの私にも刺さることが多く、気を引き締めることができました。あと、ビブスはたぶん全部で300枚はありそうです。

かいとさんは、すずとの掛け合いが面白かったです。2人のすぐ近くで聞いていたら疲れるけどすこし離れたところから見ていると良い塩梅で楽しめました。食堂やグラウンドでいつもお会いするので、フィジカルコーチとして休みなしでずっと活動されているんだと思います。休みも大事にしてくださいね。

まさきさんは、今年1年間B1チームでとてもお世話になりました。まさきさんとお話する中で、自分の視野の狭さ、観察眼のなさを実感し、より周りを見る努力ができるようになりました。すこしでもまさきさんやB1の勝利をサポートできていたらうれしいです。試合が始まる前、終わった後のハイタッチを通して自分もチームの一員だという思うことができたし、より試合中の仕事に責任を持てました。春学期の金曜10時練後の食堂でのおしゃべり、楽しかったです!

とびさん。とびさんには本当にたくさんのご迷惑をおかけしました。そんな私を見捨てるのではなく、成長させてくださり本当にありがとうございました。とびさんのおかげでなよなよ喋りはましになったり、内容を整理してから話すようになったりしました。サッカー部のすべてのことを知っているのではないかと思うほど多くの仕事をしていること、それなのにマネージャーの仕事まで把握して進捗状況を確認してくださったこと、本当にすごいと思います。仕事だけではなく、私の体調面や精神面など、プライベートなところまで気にしてくださり、東京のお父さん?すごく信頼できるいとこのお兄さん?のような存在でもありました。とびさんの能力に負けないように、私が担当しているところではとびさんの足を引っ張らないようにこの1年は頑張りましたが、少しは役にたっていたら、信頼できるくらいまで成長できていたらうれしいです。

スタッフのみなさん、家族のように優しく、でもしっかりと厳しく接してくださりありがとうございました。

 

 

B1へ

1年間、お世話になりました。練習からサッカーを本当に楽しそうにやっていて、見ていて私まで楽しくなったよ。練習から本気で行っている点もすごいと思う。みんなが本気で蹴ったボールがグラウンド中に散らばるので、私のボール拾いのスキルも上がりました。アウトサイド?でボール蹴ったりもできるようになった。ありがとう。試合はハラハラする試合はなくてドキドキする試合ばかりで、B1なら何かしてくれるんじゃないか?って思えたし、勝利の瞬間は本当にうれしかった。なるとは話し合わなくてもどんどん試合中の連携が取れていって、いいベンチを作れたんじゃないかなって思う。まじでありがとうね。

 

 

経営組へ

経営組がキャンパスで固まって歩いているとでかいしごついし黒いしですぐに見つけることができました。探すの楽だった。ありがとう。

みんなのおかげでキャンパスライフが楽しかった。サッカーも勉強もしっかりやる君たちが誇らしいし、キャンパスで一番かっこよかったよ。

 

 

すみれへ(女子サッカーMG)

すみとは2年の時には考えられないくらい仲良くなったね。4年の春学期の金曜の朝練、すごく好きだった。10時開始の練習なのに16時くらいまでクラブハウスで作業したりおしゃべりしたり、、、でもそのおしゃべりもほぼサッカー関係で、意味のあることだったもんね?SNS関係では男子と女子と連携が難しくて大変な思いもさせちゃってごめん。女サカが今ものびのびとサッカーできているのはすみのおかげだよ

なんか意味わかんないくらい部活中心の生活をしていたり、行動すべてがふっかるすぎたりって変なすみだけど、そんなすみれも大好きだよ。今も大好き。シナモンは申し訳ないけど、あんまりかな、実を言うと。シナモンよりすみれのほうがずっと好き。温泉いこう。お泊りもしよう。岩手にもきてね?

ありがとう。これからもよろしくね

 

 

千尋へ

千尋とはお互い注意し合える関係で、最高な関係だったと思う。上辺だけの仲良しこよしじゃなくて、ちゃんとスタッフとしても友達としても本気で向き合えた。千尋と2人でいるときは(おしゃべりすずちゃんがいないからかな?) 結構静かで、落ち着いた雰囲気になったね。あの空気感すんごい好き。

トレーナーの仕事って手を抜こうと思ったら抜けるのに、千尋はいつも全力で、どんなに疲れていても自分が決めたことはやり通す。えぐいかっこいいよ。

選手のみんなが「ねえちーちゃん」「ちひろさん?」って千尋に怪我のこととか、コンディションとかを話に行く様子がすごく好きだった。そうだよ、うちの千尋はすんごい信頼されてるんだから!って。

千尋の誕生日プレゼント、まだ終わってないから待っててね。ミサンガもその時渡すからお楽しみにね。(誕生日8月なのにごめん)

ありがとう、これからもよろしくね。

 

 

さいごにすずへ

すずとはたくさん喧嘩をしたね。

でもその倍くらい、心配と迷惑をかけた。ほんとうにすずにはお世話になりっぱなしの4年間だった。感謝とかいろいろ伝えたいことはあるけどそれはいつか言うね。

同期がすずで本当に良かった。デコボココンビだけど最高のコンビだと思う。グラウンドとかアネックスで言い合いをして周りを不安にさせまくったね。同期から「ケンカしないでぇ」ってよく言われたし。あれは喧嘩じゃなくて意見の共有だよね、うん。喧嘩別れしたことないし、5分後には一緒にくだらないことで笑いあってるし。

オフの日もずーと部活関係のラインをして、2人のどちらかがキャパオーバーになったら夜中まで電話して。でもすずとの会話で一番好きなところは、私かすずのどちらかは必ず部活動でうれしかったことを話すところ。「今日ね、○○と話してたんだけどね、あと少しで復帰できそうだって!」「○○が瑚景のこの行動良かったって言ってたよ」みたいな。この会話のおかげでサッカー部がより好きになっていったと思うな

ありがとう。

でも、移動着のズボンね、1年の時からずっとすずのを私が使ってたわたぶん。ごめん

 

 

 

 

 

立教サッカー部、本当にありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

追記

4年間マネージャーとして活動してきた私から後輩たちへお願いです。

ぜひマネ日記の写真にたくさん写ってあげてください。マネージャーもトレーナーも学生スタッフもみんな。そしてマネージャーのみんなは、マネ日記でたくさんの写真を掲載してあげてください。写りたがりの選手たち(いつもアピールありがとう)だけじゃなく、普段あまり写っていない選手たちの写真も撮ってあげて。

意外と保護者の方々はみんなの普段の様子も気にかけているし、みんなが元気に活動している様子を楽しみにしていると思います。

一番の理解者でサポーターの保護者の方へ、感謝の気持ちも込めてマネ日記で元気な様子を見せてあげてください。

なんでこんなことを言うかっていうと、私がそれを4年間行わなくて後悔しているから。岩手から上京させてもらったのに全く実家に帰らず、電話も全くしない、そんな4年間を送ってしまいました。お母さんにマネ日記って知ってる?って聞いたら知ってるけど見ても瑚景でてこないから見ないよって岩手のおじいちゃんもマネ日記のリンクをパソコンでピン止めしてくれてるらしいけど、まったく意味なかったよね。

みんな忙しいから実家住みでも家族と話ができる時間は少ないかもしれない。一人暮らし勢は言わずもがな。毎日連絡を取り合っていたとしても、寂しいと感じている保護者の方はたくさんいると思う。

歴代のマネージャーさんたち・みんなの部員ブログのおかげで今、立教のアメブロは大学生部門で1位を誇っています。(11月8日現在)この勢いのまま、サポーターの皆さまへ立教サッカー部の魅力、自分が元気にやってるよアピールの場としてマネ日記を使ってください。(コンプラは気を付けてね)

引退した後もみんなのマネ日記楽しみにしてるね

 

 

 

 

 

 

 

 

〈お気に入りのプレー写真〉 

 

 

B1

 

片付け待ち

 

最高の同期

 

最高の同期2

 

 

 

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No.33 横井穂寿(MG/専修大学附属高校)