No.12 小林慶太
「上手くなる」
《プロフィール》
学部学科: 経営学部経営学科
出身: 東京都立川市
ポジション: MF、DF
背番号: １１３
最近ハマっていること/新しい趣味: 筋トレ、アマゾンプライムビデオで色んなのを見ること
「入部当初からトップチームに関わり続け、今や立教サッカー部に欠かせない存在となっている漢。そんな彼は学業にも力を入れているのか20点満点のレポートで18点という高得点を取ったにも関わらず非常に悔しがっていた。後に聞いた噂では学校内での成績優秀者を目指しているのだとか。グラウンドの内外で健闘する彼の今後の更なる活躍とブログの内容に期待したい。」
栗田 海飛(MF/西武台高校)
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今回このブログを書くにあたって何を書こうかとても悩んだ。身の回りの変化や大学に入って変わった価値観など様々あるが、今回は昨年1年間で自分自身に対して感じたことを書こうと思う。
昨年1年間で自分自身に感じたことは「下手」。「下手」と簡単にまとめて書くのも良くないので、自分の「上手い」選手に対する見解も含めて1年間を簡単に振り返っていく。
私は諸事情で他の同期よりも早くチームの練習に参加できたこともあって、5月にはAチームに上がらせてもらっていた。また、怪我人が多く出ていたこともあって早くから関東リーグにもスタメンで出ることもできた。最初は先輩の背中を見て追いつくことに精一杯だったが、4年生をはじめとする先輩方にたくさん可愛がられたり助けてもらったりと、良い環境でサッカーできているなと感じていた。
しかし、夏の後半あたりから自分はチームに違和感を覚えていた。それは、先輩方から「お前サッカー上手いよな」とたくさん言われていたことだ。これに違和感を覚えたと言っているのは、決して謙遜からくる言葉などではない。私は高校時代にFC東京Yに所属していた。周りは自分より上手い選手ばかりで、自分はずっと下手な選手だと思いプレーしていた。関東リーグに出ていても立教の選手はもちろん、他のチームの選手にも上手い人が多くいて自分はまだまだだなと感じていた。そんな中で先輩方からそのような言葉を言われて、この基準で上手いと言われるかと思った。しかし、それと同時に調子に乗ってしまっていた自分もいた。今思えば、ここでそんなことないともっと本気で思ってサッカーに取り組んでいれば現状は変わっていたかもしれないと思う。チームはその後、なかなか勝利を持ってくることができず、終盤に巻き返すもリーグ戦10位で入れ替え戦に挑むことになり、そこで負けてしまい都リーグ降格となった。自分はその入れ替え戦のグラウンドに立っていた。決して相手が強くて負けたわけではない。自分たちが弱くて負けた。これが全てであると感じた。
冒頭に自分は「下手」と述べた。その理由は、自分の思う「上手い」選手とかけ離れていたからだ。
「チームを勝たせられる選手」
これが今私の考える「上手い」選手である。足元が巧みな選手ももちろんうまいとは思うが、それをチームの勝利に直結できなければ意味がない。ドリブルでいくら抜いても、パスで魅せても点が入らなければ試合に勝つことはないし、仮に失点してしまえば負けになる。そこで、点が取れる選手。ギリギリで体を投げ出して失点させない選手。そういったプレーをしてチームを勝利に導ける選手が本当の「上手い」選手だと私は思う。そう考えたら昨年の自分は、良いプレーは所々あれどもチームを勝たせるプレーはなく、チームが勝利してもそれは自分のプレーから生まれたものでは決してなかった。だから昨年の自分は「下手」である。
今季は「結果を出す」ことを念頭に置いてプレーしていて、昨年よりは得点につながるプレーが増えたと思うが、まだまだ自分は「下手」である。あの入れ替え戦のグラウンドに立っていた人間として関東リーグに昇格させることは責任であると思うし、果たさないといけない義務でもある。だからこそ、これからはもっと練習から高い意識を持ち、常に上を目指して取り組み、今年で「上手い」選手に絶対になる。
長く拙い文章となってしまい申し訳ありません。これからも立教大学体育会サッカー部の応援をよろしくお願いします。
《お気に入りのプレー写真》
《プライベート写真》
立教大学体育会サッカー部兼筋トレ部(中央)
高校時代のチームメイトとの遊び(右)
次回のブログは…
小林 拓馬(MF/幕張総合高校)