4年生引退ブログ 三好 拓人「小さな一歩」 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

☆4年生引退ブログ☆

 

 

 

 No.24 三好 拓人

 

 

「 小さな一歩 

 

 

 





《プロフィール》

 

 


学部学科: 社会学部現代文科学科

出身校(チーム): 立教池袋高等学校

ポジション: MF

背番号: 150

 

 

 

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 『 小さな一歩 』


 お久しぶりです。
『立池の生ける伝説』三好拓人です。
この度は引退ブログを書かせて頂き本当にありがとうございます!
集大成である4年生の1年間を留学に費やした私には、尋常じゃなく荷が重いことですが頑張って書いてみます。
最後まで読んで頂けると幸いです。


私にとって体育会サッカー部は本当に挑戦的な環境でした。

チームには自分より上手い選手しかいません。
そんな人達が「自分は下手だから」と言って毎日尋常じゃない努力をしていました。
(「え、じゃあ俺はどうすれば?」って何度も言いたかったです。)

さらに、それがまた嫌味でも自慢でもなく、皆んな本心から上を目指して意識を高く持っていたんです。

僕にとってサッカー部は、そんなカッコいい人達が集まる憧れのチームです。


そんな周りと比べれば比べるほど、自分自身が小さく、何でもない存在に感じてしまいました。

「努力しても努力しても何も変わらない」

大学2年生の時は本当にそう思ってしまいました(最後には空元気すら無理でした)。
一番下のカテゴリーでもさらに一番下のチームのミッドフィルダー。それが僕の実力であり、当時の現実でした。

同期にはドンドン差をつけられ、気づけば比べることも出来ない程の差が自分の前にある様に感じました。
時には練習後に誰とも話せない位、かけらの元気もなかったです。
そんな時の辛さは痛いほど分かるつもりです、、、


だからもし今、そんな選手がチームにいるんだとしたら一度、周りの人達と「自分自身の成長」に目を向けて欲しいです。

こんなにも意識高く努力をしている選手達と、週6日も練習をしている人が成長していない訳がないんです。

その成長は他人と比べたら小さく、何でもないものかもしれません。
それでもその成長は、紛れもなくあなた自身の努力によって手に入れたものであり、大切な財産です。

まずは、そんな努力をし続けてきた自分自身を認めてあげて欲しいです。


高い目標を持つことは成長する上で必要不可欠であり、そのために周りと切磋琢磨することは絶対に大切です。

しかし、時に高い目標を持ち続けることは、自分自身を追い詰める刃物にもなります。
辛く困難な瞬間が来るかもしれません。
そんな時があれば、いつでも自分を見つめ直す時間を作ってほしいです。

どんなに小さな成長でも上手くなって変わってきていることを実感できると思います。

その小さな成長がきっと次のための大きなモチベーションとなって自分自身を応援してくれるはずです!!


皆んなそれぞれ自分のペースがあり、成長の曲線も様々です。
だからこそ、時には周りに合わせず、自分だけの目標を持って頑張ることも大切だと思います!

これからもそんな皆んなの成長を応援してます📣



最後に、こんな自分を引退まで在籍させて頂き本当に感謝しています。立教大学体育会サッカー部を構成する全ての皆様のおかげで実りのある大学生活を送る事が出来ました。
本当にありがとうございました。

特に、同期の皆んなには感謝してます!
頭のおかしい人しかいなくて、優しいと思ってた人も、全員まとめてネジが一本外れてました(そこの「俺じゃないか」と思っているあなたです)。けど、そんな同期だから凄く居心地の良い環境でした!

そして、これまで好きなことを選ばせてくれたお父さんお母さん。本当にありがとうございます。「サッカーを言い訳にするなら辞めなよ」と言う言葉のおかげで、「どんな時でもサッカーは好きだから」ってことを忘れないでいれました。
なんとか頑張って恩返しが出来たらなと思います。

 

 

《お気に入りのプレー写真》

 

 

 




 

 

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安延 壮一朗(DF/大森FC)