4年生引退企画
〜4年生の想い〜
本日の担当はサッカー部のいじられ担当、前田海です。
グラウンドでは常にいじり倒される彼ですが、常に上を見てサッカーに真摯に取り組んできました。
そんな彼のサッカー部に対する想いとは…
Vol.26 前田 海
『 組織 』
正直あまり絡みはない。でもすげぇイケメンでサッカー上手いのは知ってる。札幌ユースなのも知ってる。1,2年の時は紅白戦でたまに俺に噛み付いてきたのも微かに覚えている。
そんな前田海の文章を注目してみよう。
(本田大晟/学生審判/立教新座)
『 組織 』
本田と加藤(4年/加藤崚汰/鎌倉)より紹介に預かりました、スポーツウエルネス学科4年の前田海、スペルはKYE MAEDAです。まずガスト志木NT店のバイトリーダーはしていないので訂正しておきます。本田に噛みついたことはまったく覚えてないが初めての学年会で隣に座っていたことはかすかに覚えている。あとは紅白戦で何試合か吹いてくれたことと、審判ができるかどうかの連絡を取り合っていたことくらい・・・。本田との思い出はそれくらいだが、それだけ審判をしてきたのだと思うと本当にすごい。
ちなみにイケメンでもない(瀬尾(3年/瀬尾光宏/三田学園)と森田(3年/森田拓実/帝京大学可児)によく「残念ハーフ」といわれる)しサッカーもうまくないので、おそらく想像で言ってくれたのかな。
と、本田との話をしていても進まないので本題に移りたいと思います。
2年前から始まった引退ブログだが、大学の授業、4年間の部活動、大学4年間でのプライベート、そして就活などさまざまな経験をした4年生が書くブログなのでいろんな考えがあるなと思うと同時に、よくこんなにも書けるなと思いながら現在ブログを書いています。迷惑しかかけていないこの大学ラストイヤーなので、特に偉そうなことは書けないし、説得力もないとは思いますが、何かきっかけであったり参考にしてくれると幸いです。敢えてユーモア少なく、真面目に書いてしまい大変長くなってしまったので、カフェインを取ってから読むことをお勧めします。。
『組織』
今やっていることに対して、なぜそれをやっているのか明確な理由を言える人はどれだけいるだろうか。当然、サッカー部員に限らずこれから働く人、既に働いている人、サークル等に入っている人、そうでない人さまざまだが部活に所属している人は特に、部活に入った理由、その競技を続けることを選択した理由を言えるだろうか。
「時間は有限である」という言葉をよく聞くが、その限られた時間の中で私たちは1日2時間、週に6日、中には家が遠くて1日6時間以上もサッカーに費やしている人もいるだろう。その時間をかけているものに対して明確な理由をもって取り組んでいる人は少ないのではないだろうか。絶対理由をもって何事も取り組むべきだとは思わないが、続けている、今も継続しているのには何かしら理由があると思う。そしてほとんどの大学生がこれらを少しは考える機会がある。それが就活だ。
3年の冬休みぐらいから、早い人はもっと前から就活をし始める人がいるが多くの人は自己分析などを通して人生を振り返る。今の4年もそうだが、多くの先輩方もその時期を迎えたと思う。そこでどういう人生だったのか、なんでサッカーを今も続けているのか理由を探し出す。面接で必ずと言っていいほど聞かれるので1,2,3年生も今から考えても損はないと思う。
ちなみに、ずっとBのお前が何言ってんだって思うかもしれないが私がサッカーを今でも続けているのは、プロを目指しているからである。小学生の時はなんとなくなれたらいいなぐらいで、中学生の時から本格的に目指すようになり、高校では地元のユースチームに運良く入団することができ、さらに力を注いできたわけだが、大学でもサッカーを続けているのは高卒でなれなかったプロを目指しているからである。自分の中で期限は決めている。それまではこれからもサッカーを本気で続けていくつもりだ。
そして他の4年が続けている理由であったり、そもそも大学でもサッカー部に入部した理由というのもこの引退ブログである程度みれたと思う。これを機に、みんなのも参考にしながら自分のことも考えてみてはどうだろうか。
なぜ考えるといいのか。これはあくまで主観だが、よりサッカーに向き合えるからだ。自分のモチベーションを再認識することで目標ができ、それに向かって取り組める。例えば健太(4年/福原健太/浦和高校)なら週末の試合後の飲み会。雅也(4年/日髙雅也/市立浦和)なら、自分なりの目標を立ててそれを達成するためと週末の試合後の飲み会。とも(4年/林知徳大分南)なら練習後の飲み。
あれ。
とにかく、明確な理由がわかれば自ずと目標もでき、取り組み方も変わってくる。本気で達成したい目標があるならそれに見合ったことに取り組むべきだし、取り組むはずだ。そしてそれは必ずチームに良い影響を与える。なんとなく1日が終わってしまうこともないはずだ。
逆に、ただ楽しいから。なんとなく。という理由でやっているのだとしたら何故サークルや、近くのフットサル場で行われるイベントなどに参加するのではなく、部活を選んだのかを考えてみるといいかもしれない。
なにもないのなら辞めるのも1つだし、たか(4年/中上貴博/ジェフユナイテッド千葉u-18)みたいに1度離れてみるのも1つだ。
何が言いたいのかと言うと、150人近くの部員がいるこのサッカー部にはそれぞれ違う価値観、考えのもった人がいて、全員で1つの目標の達成をするためには目標達成するためにどうしたらいいのか、それぞれが考えて取り組まなくてはいけない。出てない選手もそうだ。しかし、それはかなり難しいなというのを今年は特に痛感させられた。
ほとんどが部活に入った理由、サッカーを続けている理由、目標が違うからだ。チームの目標があり、カテゴリーごとにも目標をたてる。そして、個人の目標もある。その個人の目標に大きなギャップを感じた。本来チームの目標を達成するために個人としてなにができるのか、個人で何を達成すればチームの目標達成に貢献できるのかを考えなければいけないのではと考えて私なりに取り組んだものがあるが、今となってはあれに意味があったのかは正直わからない。しかし、そうやって行動していくことがチームであり、組織であると私は思う。
つまり何が言いたいのか。組織に所属することがどういう意味をもつのか。どうやったらいいチーム、強いチームになるのか。所属している以上思考を止めてはいけないのではないだろうか。ただただ大学生活をサッカー部に費やすのか、濃いものにするのかは自分次第。しかし、組織に所属する以上組織として達成すべきものがあり、それを実践できるのは所属している者だけだ。
最後に。
この場を借りてお礼させていただきます。
まず、立教サッカー部に関わるすべての方々。
大変お世話になりました。ありがとうございます。
みなさんのおかげでとてもいい環境で4年間プレーすることができました。
特に直接関わってきた先輩方。
結果を残すことが改めて難しいということを実感しました。尊敬します。
後輩。
あまり話せなかった後輩もいるが、本当に感謝しています。4年を支えてくれてありがとう。
間違えなく上手い選手が多い。もっと上を目指していってください。
同期。
本当に最高な同期に恵まれた。これは間違えなく大きな財産。
いつもいじってくれてありがとう。またいつでも飲んで遊んで語ろう。
シーズン後少し、全力でやろう。
家族へは直接伝えます。
最後まで長い文章を読んでいただきありがとうございました。
伊豆旅行
大好きな同期
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