【4年生の想い】福原 健太『 ただただ自分の話 vol.2 』 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

 

 

 

 

4年生引退企画

4年生の想い〜  

 

 

 

 


本日の担当は福原健太です。

昨年インスタグラム公式アカウント(@rikkyo_football)で実施した「◯◯な男ランキング」では付き合いたい男、男の中の男にランクインした自他ともに認める「男」。普段はだる絡みをしながら周りの人を気にかけることのできる優しく熱い選手です。

そんな彼の部に対する想いとは、、


 

 

 

Vol.24 福原 健太

 

 

 

 ただただ自分の話 vol.2 

 

 

 





今回のブログを担当するのは

漢の中の漢、福原健太です。


漢気がありすぎる健太は漢気ジャンケンが大好きだ。

彼が開催する漢気ジャンケンの犠牲になった者は数多くいるだろう。

しかし、誰にでも優しく明るくて滾っている健太はいつも皆んなの中心にいる。そんな健太が羨ましくて僕は彼の事を師匠と呼んでいる。


漢気、熱いプレー、爽やか、知的、イケメン、滾り。

様々な側面を持っている健太は今回何を語ってくれるのか、、、。

必見です。

(広瀬 瞬/MF/千葉県立八千代)


 

 

 

 

 

 

 

 

『 ただただ自分の話 vol.2 

 



自分の親友であり、弟子でもある広瀬瞬(4年/千葉県立八千代)から紹介あずかりましたスポーツウエルネス学科4年の福原健太です。


漢気ジャンケンが紹介の半分を占めるって、そんなに自分には特徴がありませんか?

この紹介文のセンスの無さに、滾りではなく、憤りすら覚えます。(ちなみに“滾る”は“たぎる”って読むからね。)


どうせなら、同じグループ「師田cipher」のマイメン、“島村政範 a.k.a MCmasakari”(4年/聖望学園) にでも紹介してもらいたかったです。

彼と広瀬くんではユーモアに大きく差がありますから。

他にも、広瀬くんに足りないところはいっぱいあって、消極的で、人見知りで、貧弱で…。

でも、それ以上に良いものをいっぱい持ってるので、今回はこの彼らしい紹介文をしっかりと受け取っておくことにします。



なぜか他の人の紹介になってしまってるのでそろそろ自分に戻します。

ただし、自分の引退ブログは、今後のアドバイスになるようなものではなく、広夢(4年/三菱養和SCY)と同じように、ただただ自分が思っていることを書いただけです。なので得るものはないと思いますが、読んであげようかなくらいのスタンスで読んでください。


それでは本文をどうぞ…





4年間の思いっていうより、今は引退が迫ってきて素直に寂しい。

週6日、真剣にサッカーをすることがなくなるし、毎日顔を合わせてた仲間と会えなくなることがとにかく辛い。




引退したら俺は1人で何すればいい? 

引退したら俺は1人で何ができる?





最近、早めにグラウンド行って、練習前にベンチでふざけるのが楽しくてしかたない。

くそつまらないことを言っても後輩はツッコんでくれるし、マネージャーはものすごいだる絡みに対して優しく接してくれる、同期とはくだらないことを言い合って笑ってる。

そんな時間も残り少ないって気づいてきたからだと思う。

「この感じもあと1ヶ月か…」ってふざけて言ってるようで、結構本気で悲しくなる。


あんなしょうもない時間が急に大切に感じるって、“引退”っていうマジックにかかってるのかもしれない。

今も文字を打ちながら泣きそうになってるし。



1年のときに、太雅(主務/学生コーチ/鹿島学園)が「横のつながりがあるからサッカー部を辞めずにいる」って言ってたけど、本当にその通りだと思う。良い同期がいなかったら俺なんかは普通にサッカー辞めてた。

もちろん横だけじゃなくて、今では縦のつながりにもすごい支えられてる。

これからも嫌がらずに支えてやって欲しい。


俺は勝手にみんなのことが好き。関わり薄くても、片想いであってもそれでも好き。

それは言い過ぎたかもしれない。

でも、この間の卒論研究に手伝ってもらったDチームの選手だって、普段話す機会がない分関われて嬉しかった。


まぁ、まず1人でいることに寂しくて耐えられない。




俺がこんな感じなのは、おそらく父さんの子だからだ。



軽く俺の父さんについて紹介すると、

父さんはとにかくサッカーが好き。そして酒も好き。あと人も好き。俺が家に連れてくる友達のことも会ってすぐ好きになる。とりあえず楽しいことが好きな人。

同期の何人かは、既に父さんについて理解してることでしょう。

ちなみに、雅也(4年/市立浦和)が言うには、父さんは“鉄人(元阪神の金本)”に似てるらしい。



話を戻すと、

俺がより人を、仲間を好きになった理由にこの父さんが大きく影響している。また、入部するきっかけにもなった。



大学入学当初は、サッカー部に入る気なんて全くなかった。高校の引退の仕方がトラウマになるくらいひどかったから。

本気でサッカーをやるとまた同じようなきつい思いをしなきゃいけないと思ったから。

周りの期待や責任を背負いたくないと思ったから。


でも、父さんの姿を見てやっぱりサッカーを続けたいと思った。


その姿は、社会人サッカー後に、家でサッカー仲間たちと反省会をしてる姿。

反省会って言いつつ単なる飲み会。別にかっこいい姿でもなんでもない。

けど、すごい羨ましかった。憧れた。



55歳を超えた今でも本気でサッカーをやってるからこそ、父さんの周りにはずっとふざけ合える仲間がいるんだなって思ったし、それは当たり前のことじゃなくて、”本気”ってところが大切なんだって感じた。

初めて父さんみたいになりたいと思った。

週3,4はサッカーのために朝ランニングしてるし、夜は太らないように食事制限、間違いなくサッカーに本気じゃなきゃできないでしょ。



俺も思い返すと、今でも仲良いやつってサッカーを通して出会った仲間ばっかりだったから、なにげない父さんの姿は俺の理想像だった。


そして、俺も本気でサッカーをして、今後一生つるんでいける仲間を作りたいと思ってサッカー部に入部した。


他の人とはモチベーションが違うし、低いように感じるかもしれないけど、これが俺の大学サッカーの根本を支えていた想い。



「父さんに似てる」とか、「あの父さんから健太が生まれるのは納得」とか言われるけど、

今となっては俺にとって褒め言葉。



だから、1人でいるときは本当に寂しい。

だから、みんなにだる絡みをしてしまう。多少ウザくても許して欲しい。




モチベーションは違うかもしれないけど、試合で勝つことはもちろん大事。負けたら全然おもしろくないし、みんなで喜べないから。

でも、大事なのはそこだけじゃなくて、風呂場や練習前後のベンチでの会話、日曜の夜のバカ飲み、オフ日の遠出。試合会場への電車移動。

サッカーを中心とした全てのことがみんなと仲良くなれる時間だと思って、全てに一生懸命やったつもりではいる。


”起きてる限り呼び出しに応える”

これを自分の座右の銘にするくらい。





最初の自分への投げかけに戻るけど、

文字打ってたら、「1人じゃ何もできない」ってことがわかった。

めちゃ寂しいし、つまらないし、何していいかわからない。


だから、残り少ないサッカー生活だけじゃなくて、引退してから先もずっとふざけ合える仲間になりたい。学年関係なく。

4年間だけで関係が終わるなんてもったいないから。





なんか書きたいこと書いてたらまとまらなくなったから、最後は伝えたい人に言いたいこと言って終わりにする。

内容の重複は勘弁。



まずは後輩たち、

引退まであと1ヶ月ないけど、もっと絡んでいこう。俺からも行くからお前らからも来い。

それでもって、俺の絡みに対して嫌な顔を一切しないで。

あと、「飯行きましょう」って言ってくれるのはすごい嬉しいから、言うだけじゃなくてLINEで日時を指定してこい。直接言ってくる割にそこから何も進展がないと結構へこむから。

引退してからも遠慮せずに連絡ください。むしろ引退してから久しぶりに会ってみるのもあり。

現金なくてもカードあるから。



次に同期、

本当に1人だと寂しいから絡ませて欲しい。これからも家に泊めて欲しい。

俺的には、父さんみたいにこれから先ずっとふざけ合える仲間を作ることができたと思ってる。

しかも、それをすごい支えにさせてもらってる。マジでこの環境に感謝してる。

だからこれからも定期的に遊ぼう。

肝臓が悪くなるまで。




最後に両親に、

サッカー続けてきてよかった。

マジで楽しかった。

続けさせてくれたこと本当に感謝してる。

2人には支えられてしかなかった分、これからは父さん母さんを支える側にならないとなって思う。まだまだ支えてもらうつもりでもいるけど。


ひとまず区切りとして、

ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。




結局、俺からのこれからもかまってくださいというメッセージでした。










飲んで




飲んで




飲みまくり






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