人それぞれに「できること」と「できないこと」というものは確かに存在するというのとは経験に応じて理解できることだ。だとしたら、それは一体どれほど真実なのだろうか？
幻想に順序はない。
つまり、それが意味するものが、今の自分が気付きつつあるものなのだろう。
もしそれが正確に理解できたなら、まったく無駄なことをしなくなるだろう。存在しない可能性という幻想にすがりつくこともなくなるだろう。
ありもしない罪を避難し裁こうとすることも不可能になるだろう。。。。。
より本質のみを見ることが求められている。
そして、それら必要と信じてきたけれど、何一つ意味を成さないものすべてを取り除くという選択肢が与えられていることがわかる。その始まりが幻想に順序や難しさのレベルを見ずに、一つのものとして扱うという選択だ。
「私は幻想があってほしいと望んでいる」ということを証明する振る舞いや知覚のすべてを人生から取り除くということになるだろう。これを選ぶのならどれほど真実でどれほどが嘘なのかという認識は成立しなくなる。
これまで残してきた部分的な幻想に見えていたものも、片っ端から相応しくないものとして見直されることになる。
そして、それを行わなければ、自分とは何者でどのような役割を持っているのか、何ができて何ができないのかということを正確に理解できず、それゆえに必ず他人も同じように正しく理解できないということを直感したからそれを選ぼうとしているのだ。
このことが理解できない限り、「しなければならないのに行わない」とか「不可能であり必要としていないものだと理解できない」という限界を越えられないんだ。そうに違いないと感じる。
そしてそれは私の望むものではない。だからこれが改められることを私は喜んで受け入れる。
「何も見えておらず何もわかっていない」という状態を自ら手放す、という機会が与えられていると感じられるんだ。
そして本当に、これを手放し改められることによって、不要なものを求めるとか足りない間違いというものがあるという悪夢を終わらせることができるのかを知ることができるんだ。。。。。
そしてその先には必然としてすべては完全であり完璧さのみが現れていると知ることができるのだろう。
私は既に目の前にあり続けていた完全さと完璧さのみを知りたいだろうか？
これはその問いかけなんだ。
そして答えは既に決まっている。
だからこの問いかけは成された。
呼びかけに答えたから問いが与えられたんだ。
だとしたら私は完全さと完璧さを見るようになるのだろう。それを選択したのだから、やがてそのことに気付くことになる。
そう、だから今この瞬間にもそれを見ることになったのだ。