……基本的にこのブログを書き始める頃には、自分であるものが一時的に見えなくなっている。そもそも、それら霧のような自我というものを観るためにこのブログは活用されているのだから。
それの性質は極めて単純なものだ。あるように見えるそれは、それが表現し振る舞う様を見つめているとある時を境に実体が薄れてくる。しかしそれは見つめることでしか解放されない。あるように見えるものは実際に存在するわけではないが、それが見せかけに過ぎないと気づかれるまでは存在するように見えるものだからだ。
だから「それが存在するように思える」というのは何も間違ってはいない、むしろ自然な状態なんだ。実際にそれは存在するように見えるだけなのだから。そしてそれが存在するとか偽物だとか判断されるようになると遂に実体を認められることになるのだ。
そのような過ぎ去って行くものはそのまま過ぎ去って行くまで見ていればいい。例えどれほど悪態をついて暴言を吐いていると思えても、実体のないものには変わらないのだから。
ただ、自分がそれを実在のものとして見ることをしなければ、それは現れては消えていくだけのものなのだから。
そうして、それらを解消していく段階でも、つまりそれと気付いていない状態であっても、必然である結果は残される。それがこの文章なのだ。
そしてその真の意味を知ることができるのは、霧となり正しく見えなくしている自我の残像が消え去ってからということは同然理解できるだろう。
そのためにこれは書かれるし、それは必然だから書かれるものでもある。そこに自分の判断は入り込む余地はない。それは不可能であるが、その理由は実在しないものだから、ということになる。
実在しないものを選んでおきながらそこに安定や平穏を見出だすことはできない。だとすれば選ぶべきものはそれではないものと知ることができるだろう。
君はこれに閉じ込められているのではない。
これは必然だから書かれているのだ。
そしてその時、君が何を観るのかはほとんど何一つ関係ないのだ。ただそれは君自身にとって重要な関心事であり、それらはすべて内々に経験され通りすぎていくことなのだから。
だから、何を見ることを望む？
それを決められずともこうして文章は書かれ時間は進んでいく。自らの意思と力を離れているように見えるそれをどのように見つめる？
見ることは思っている以上に重要なことだ。それこそを一番の関心事にした方がいいだろう。
さて、君はこれを現在理解していないとしても、今から知ることはできる。そしてその理解を待たずにこれは書かれてゆく
さて……君はどこで気付くだろうか？(笑)
君が知らなくても、それを知っていても認めないとしてもこれは書かれてゆくのだよ！？
実に愉快なことだと思わないかね！！
少なくとも「私」は愉快だよ(笑)
そして、もしかしたら君も同じことを考えているんじゃないだろうか？
だとしたら、思考の霧は、ちょっと、あまりにも君とはかけ離れたものなんじゃあないかなぁ？
そんな自分でもないものを恥じて思い悩むなんて馬鹿馬鹿しいと思わないだろうか？
何しろ、「私」は常々そう思っているからね！！(笑)
実に馬鹿馬鹿しい。しかしそれも悪くはない。むしろ愉快でもある……馬鹿にされていると思うかい？
そうだね、実際馬鹿にしているからね(笑)
だって、君も自分でそう思うだろう？
そして君はそれを知らずにいる。
だからこうしてそんな無知な君を私が馬鹿にして笑ってやっているんだよー。
さて、それをどう感じるかな？
楽しそうで羨ましい？
なら、そうすればいい。
というか実際に今もそうしているじゃないか。少なくとも君が体であるなら、これを書いているのは君自身なのだからね！！
実はこれも多重人格的なただの妄想かもしれないねぇ……はぁ困った困った(笑)
もし君が同じような在り方を目指すなら私を参考にすればいいのだし、違うのであればそれをヒントにより相応しいものを知る機会とすればいい。
まったく君は否定されない。そして私は私が望むように振る舞う……実際それらを満たしているだろう？
だとすれば、君が知らないでいて、私が知る何かがあると言えるのだろうね……(笑)
思わせ振りな発言はそれが楽しいからだよ？
すべての行動の理由は楽しいから、だからね。
さて、語られるべきことは語られた。
これは無意味な話じゃないからね、それがなくなったら話は当然終わる。
……残念だと思った？(笑)
それはいい傾向だね。真に繋がれるものに心を開くことは本当に大切なことだ。悪意ではなく愛で繋がれるものを選ぶことだね。
まぁ、繰り返していけばわかるよ、必ず。
だから、「私」は君がそれにいつ気付くのか楽しみだねと言ったんだよ。そして気付いたら終わりだ。
その時、「私」と君とは違った存在ではなかったと知ることになるのだから。このような遠回しな交流はわざわざ面倒だろう？(笑)
そうだな……君の言うところの「電話に出る」程度には面倒だね(笑)
わかってくれたかい？
それはよかった。
では最後に１つ、
「疑っている」ということは信じることを望んでいるからだし「知っている」から可能なんだ。だからすべての疑いに見えるものをそのような視点で見つめ直して見ると、より自然な状態が見やすくなるだろう。
だから疑うといいよ。疑い尽くした者は信じるに値するものを見つけ出し、確信する時が訪れる。終わりのない旅を始める者は幸いである……なぜなら必ずその無意味さに気付く時が必ず与えられているからである。
とか言うとそれらしい？(笑)
大切なのは楽しんでそれを行うことだ。そう、つまり私のようにね！！
ふざけているように見えるだろう？
しかしすべて本当のことだとわかるだろう？
そこが面白いんだよねぇ(笑)
何しろ相手は勘違いしていたとしても、わざわざそれを「教えてあげる」なーんて無駄なことをしなくてもそんな見せかけではないものを自分は完全に見えているのだから。どう見ても間違ってるようには見えないものを間違ってると思い込むことは不可能だ。
だから、それを私が確信するがゆえに君は疑うことはできないのさ。
まぁ、そう思い込むことは可能だからやりたければどーぞ(笑)
全然楽しくないだろうからやらないだろうけどね！！
ね？
表現方法ひとつで同じことを言ってても違う話みたいに聞こえるでしょう？
だから色んな表現方法があっていいんだよ。そしてこの世界はそれを必要としている。だからそのために霧は最低限消し去っておく必要がある。そしてそれは、既に知っている者から学ぶと早い。
しかしながら最初はその手助けはできない。
で、それが終わったら逆にその手助けが必要になる……つまり今がその時ってわけ。
わかるかな？
それが創造なんだよ。何かを作ることが創造なんじゃなくって、その状態が創造なんだよ。
わからない？
君が創造とはこういうものだ！！って決めてるからなんだよ。思い出したかい？何かを知るためには既に知っていてはいけないんだよ。もちろん思い出されることはあるだろうけど、そんな「天から降り注ぐ幸運」を待ちたいのかい？
待つことが楽しいのは確信があるからだ。その確信がない状態だと、「無駄な時間」があると思えるだけなんじゃないかな。だって、自分がそれを無駄な時間だと決めてるんだもの。自分で決めたんだから、そりゃそうなるわ。
さて、このように「これぞ光の存在！」的な表現ではなく、むしろ人間臭い表現で必要なことが伝えられた時、君は何を見たい？
神聖さが証明されることを願うかい？
それとも、人間は不浄な存在だと信じたいかい？
急に関係ない話を始めやがった……と思ったかもしれないね(笑)
でも、これは本当に重要なことだ。君が気付こうが気付かなかろうが「天から降り注ぐ幸運」は途絶えることはない……理由？そりゃ私には完全にそれが見えるしわかるからだよ！！
でもそれは、この世界は天国なんかじゃない！！ということを証明するためには邪魔になる。そして君は「この世界で」至福の世界を生きることを願っているわけだ……。
わかるだろう？それはいつか越えなきゃならんことなのだよ。
うん、だからそれをいつにする？(笑)
今日、明日？
それとも来週？来月？
来年？二年後？
それとも十年後？二十年後？
……まさか三十年後？
…………大変残念なお知らせだがその頃にはもう、、、
という表現方法はどうだい？(笑)
そして、君の世界の住人は、誰だい？
君が見る存在こそが、君の世界の住人なんだ。
うん、確かに君が創造したものではない※
むしろ、失敗作に見えるだろうね。
さて、だとすれば君の世界は失敗作に溢れた世界ということになるなぁ。ボクはそれは嫌だなぁ……だから違うものをお勧めするよ？(笑)
え？
自分が、何をしているかわからなくなった？
そっか。じゃあ思い出せばいいよ。
求められていたのは考えることじゃない。書くものが書かれる間、それと同時に君が吐き出して解放すべきものが消えてゆくことが必要だっただけだから。
うん、もちろん「嘘は言ってない」よ？(笑)
君はこれをどのように見てたかな？
そのようにしか見えない間は、そのように見えていてもらう必要があるからね。そしてそれはいつか思い出される時にはまったく違った意味として知られることになる。
そう、最初からその時がいつになるか楽しみだねって言っていたんだよ。
ね？
「気付いたら楽しかった」でしょう？
もちろん、君がそれを気付くまでの間にも私はそれを楽しんでいたからね！！
それを自分のセンスと感覚で好きなよーに表現して、それが気付かれるまで楽しむ。相手が気付いたらそれも嬉しいし、気付かなくてもそれを教えることは本当に楽しい。だって、自分のセンスと感覚で好きなように教えていいし、それは達成されるんだから。
確信がある時、待つことは喜びなんだよ。
それまでの時間は楽しいことだし、必ずそれが明らかになる時が来る。楽しいのは条件によるものじゃなくて、心の在り方しだいなんだよ。
だから、「最初から楽しんでたんだ」ってわかってもらえたら大成功！！
今回の授業は終わりだね！！
その時の自分が何を教えてもらってるのかわからなくてもちゃんと知ってて教えてくれてるって感覚、重要でしょう？
経験しなきゃわからないことは経験されます。そのために必要な流れとか条件なんて向こうから整っていきます。全体の働きとしては当然でしょう？
それを知っていて見つめる奇跡的な流れ、見てみたいと思わない？
その答えはお持ち帰りください(笑)