こんにちは。
大阪府守口市の笑いあふれる教室『ピアノ教室セシリア』、
日本作曲家協議会会員、もりやみつよです
。
いつも読んで下さって、どうもありがとうございます
。
大分間、開きましたが、これらの続きみたいなもんです。特に『トマト小僧の適当な譜読みで…②』からの続き…かな。
そして昨日、
で、時代的に近いシューベルトさんとブルグミュラーさんを、もしドラマ化するなら、こういう妄想(?)があってもええんちゃうか
…全然かけ離れてるわけでもないし…と、思ったんです。
論文にするにはそら、学術的根拠いるからもっと文献いるけど、子供にその辺を面白く、興味のありそうな子に話してあげたら、もっと広がると思うから、調べてみたんですわ。
それが⓵で書いたこと。
何でそんな事閃いたかっちゅうと、ブルグミュラーさんの『バラード』とシューベルトさんの『魔王』の構成が似てるんですわ。
同音連打の『魔王』
同じ和音でずっとスタッカートの『バラード』
優しく、楽し気な『魔王の囁き』の長調部分。
ドキドキハラハラから一転して、長調の穏やかなメロディの中間部を持つ『バラード』
初級者が弾く、子供が弾く曲ですから、ババババと同音連打はしませんが、ブンチャッチャでもなく、和音でのちょっとした連打です。
「魔王冒頭」
左手で速いゴソゴソっと弾くモティーフも似ています。
ただ、「バラード」はPで、『魔王』はfで。
そこが、「ドキドキ…」なのか、「大変や～
危険や～子供の命が～
」と危機感を表わしているのかの、２つのちがいはあります。
長調の所も参考までに。
「バラード」
「魔王」
八分休符、八分音符2つと言う伴奏が(歌伴だからバスあるけど)同じなのも興味深いなぁ
。
子どもに、何かもっと高度な技術になったら体験できるような曲を、みんながみんな体験できるとは限らない
。
だから私ら「こどもたちへメッセージ」で出版してる作曲家たちは、子供たちに何か新しい感じの事を、今までのドソミソ世界以外の近現代とか、ちょっとセブンスコード入りで、オシャレな感じの雰囲気を感じて欲しい
。
だから、出来るだけ平易な曲で、転調もあるけど限られた調号内で作ります
。これが結構難しい…
皆が皆、ドビュッシーやラヴェルまで到達出来ますか
現実には出来ないでしょう
。
一部の子が、たくさん練習を積んで、何年も何年も続けてやっと読めるようになるような曲。
すごく綺麗なものもいっぱいありますよね
。
その雰囲気を、出来るだけ平易なもので感じて欲しい。
それが、あの「こどもたちへメッセージ」という楽譜がず～っと長い間…巨匠と言われるような故黛敏郎さん故武満徹さん故伊福部昭さん…などが書いてこられて、今もずっと続いています。
ブルグミュラーさんは作曲家でもあり、音楽教育家でもあります。だから、同じような思いを持ってはったんだと思います。
練習曲として成り立ち、そして標題音楽とも成り立つ短い音楽によって、もしかしたら、シューベルトやベートーヴェンの音楽をの片鱗を、子どもたちに感じて貰いたいな
…そこからもっと興味を持った子には、深く話してあげたり、「こんな曲があるんだよ」と紹介したり、渡したりしたかもしれません
。
そういう思いを、ブルグミュラーさんから感じました。
でも、「こどもたちへメッセージ」の作曲をしてなかった頃は、そういうことに、気が付いてもおらんかったなぁ。
つづく
少しずつ更新します
春くらいからの生徒募集
曜日移動などで、今まで詰まっていたところとか、
春から空くかもです。
ただ、体験希望のメールも入りだしていますので、
詰まったらごめんなさい。
1レッスン制の方は、やりくりできます
。
(日)(月)(木)(祝)は、レッスンはお休みです。
創作活動日も要りますし。
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LINEやら何やら分散したら見落としがあってはいけませんので、これと、下記のメールか、電話かショートメールで。
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『ウチが、1レッスン制と月謝制を、大人子ども限らず、どちらか選択してもらうわけ』
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