本州での「金環日食」は129年ぶり。首都圏でも観察できるということで、大注目だった今回の日食。
安比高原では惜しいことに「部分日食」でしたが、この珍しい天文ショーをお客様と一緒に観察しよう!
と、日食グラス、 フィルターをつけたビデオ、カメラなどを携え、6:15 から駐車場でスタンバイ!
朝早くにも関わらず、お客様も続々と集まって下さり、計約30名の方と観察することができました!
↓ 日食グラス、なかなかキマってますね~!
↓ いつもはまん丸な太陽。
この太陽の形がどのように変化していったかというと...
右上から月が重なり始め、徐々に太陽の大部分を隠していくと、月なのにまるで三日月のようです。
そして、今度は左下の方に抜けていき、計2時間45分かけて 次から次へと形を変えていきました。
7枚目の写真の「最大食」の際には、太陽の約90%もが月に隠されてしまいました。
辺りは少し薄暗くなり、誰もが感じられるほど肌寒くなりました。
そして、小鳥が一斉に鳴いていました。 「何事だ!? 」とパニックになっていたのかもしれませんね。
自然学校の「やまんちゅ」さんが撮ったビデオの映像もぜひご覧下さい。とても神秘的です!
http://www.youtube.com/watch?v=EDrBdxfPAxU
他にも、ちょっと面白い「ピンホール」を使った観察方法に挑戦してみました。
↓ うちわに針で穴をあけ、その穴からの光を投影してみると、日食と同じ形になります!
↓ 同じ原理で段ボール箱の後ろに小さな穴を開け、反対側の面に映して観察しているところです。
写真はピンボケしてしまいましたが、結構はっきりと日食の様子が分かり、お客様ウケもGoodでした。
日食グラスなどが無かった昔の人は、木漏れ日を利用して日食を観察したそうですよ。
日食の間、安比高原は終始快晴で、バッチリ観察することができました
「全然期待していなかったけど、実際に見てみたら感動した!」というお客様の感想を聞くこともでき、
私達もとても嬉しかったです。 たくさんのご参加、誠にありがとうございました!
くーちゃん
あと、6月6日には、金星が太陽の前を通り、金星のシルエットを見ることのできる「金星の日面通過」があるので、
今回日食グラスを購入された方は、捨てずにとっておいた方がいいですよ~!