カンポンさんの「流れを超えて」20(スマホ版) | やすみやすみの「色即是空即是色」

やすみやすみの「色即是空即是色」

「仏教の空と 非二元と 岸見アドラー学の現実世界の生き方」の三つを なんとか統合して、真理に近づきたい・語りたいと思って記事を書き始めた。
「色即是空即是色」という造語に、「非二元(空)の視点を持って 二元(色)の現実世界を生きていく」という意味を込めた。

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  カンポンさんの説法 〜流れを超えて〜 20



  世界の流れとは苦しみの流れ

   。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

  心が、  【非二元的視点を獲得できれば】
  ポジティブからもネガティブからも
                          自由になっていきますよ。
  ポジティブ、ネガティブという世界の流れ
                       の上にいることができます。

  軽やかで 自由ですよ、そのような人生は!
  そのような【二元的】世界に 
               もう頼らなくていいのですから。

  でもね、それは
  この世界から逃げる 
                      ということではありません


  世界の流れというのは苦しみの流れです。
【 「世界の流れ」とは、
  二元的な思考から始まる 「心の流れ」こと。
「心の流れ」  とは、   という 流れ
  二元的な思考のことを、  「無明」とも呼ぶ】

  ですから、法の善き友の皆さん。
  人生を適当に過ごして、
  苦しみに 右往左往する日を待つ
              ようなことが ありませんように。
  心に力を与えられるように、
                            準備しておくことです。

  信じること・努力すること・
  気づきを持つこと・安定し集中すること・
                          智慧を持つこと【五力】
        そうやって 準備を整えておくのです。

五力:悟りに至らせる 五つの力のこと。
          信力・精進力・念力・定 力・慧 力。
  最後の三つは「正念・正定→智慧正知」
                                              と同じ】

  世界の流れを超える準備を
                       常に 整えておくのです。

  世界の流れを超える ということ、
  それは ニッパーン(涅槃)の流れです。


  こんなにたくさんの方の前で 
            お話をさせて頂くのは初めてです。
  それも 皆さん、仏教の教えに関心を持ち、
  修行をなさっている 善き友のみなさまの前で、
  私の学び お伝えさせていただけたことを 
                           とても嬉しく思います。

  しかし、
  プラマート(放逸:うっかりすること)
                                     ではいけません
【プラマートは マインドフルネスの反対語】

  良きことを学び 実践していたとしも、
  心を よりよく高めていくことが大切ですね。
  修行をするということ、
       それは 心を高めていくということです。

  修行考えて得られるものではありません
  実践して、  実践し続けていくもの ですね。

  私は このような機会をいただいて、
  法タンマを伝える道具としての
  お役目を果たすことができたことを
                                    嬉しく思います。

  善き友の一人として、
                     お話させていただいたこと。
  私自身の体験を お分けすることで、
  皆さまの修行の励みとなりましたなら 
                                    とても幸せです。

「流れを超えて」という お話のテーマ。
  このテーマから何かを得られる皆さまは、
       きっと 少なくないだろうと思います。
  どうぞ 今日私がお伝えしたお話が、
  皆さまの これからの修行の歩みを
  勇気づけるものであることを祈っています。

  苦しみの流れを超えて
  涅槃の流れへと 歩んでいけますように。
  心が穏やかな幸せとともに、
      今ここにいることができますように。

      心から お祈り申し上げます。



【カンポンさんは、
      1時間の講演の中で 繰り返し繰り返し、
ただただ 観る知ること」
体と心を 観分ける   こと」を語っている。

  それが 
  自分の苦しみを取り除いてくれたもの
                        である という確信があり、
  それを授けてくれた
「手動瞑想とカムキエン師」に 
             限りなく感謝しているからだろう。

  それほど リアルと非リアルを 分けて観る
          名色分離智が大事だということ。
名色分離智
   マインドフルネスの一丁目一番地である。

「名」 と 「色」を分離する(分けて観る)
                     最初の智慧を身につけた後、
  最後には 
「要素」 と 「座」 を分離する
                   究極の智慧(般若)が手に入り、
  それによって  :涅槃」が観えてくる

       そこが理解のゴール   であり
       同時に実践のスタートである

ともに要素である体と心を観分けるためにも
    そして  「要素と座を観分けるためにも
「ただただ観る・知る」こと、
  すなわち
  正念正定(マインドフルネス
                                     不可欠であった。


は 非二元(空)であり
  二元的/ を超越した・に囚われない
                                            視点である

  そして 
  そこから もう一度  二元の世間に戻って、
  二元に囚われずに 
  二元の世間(日常の生活を生きていく
                                      ことにしよう

  わたしたち人類は、 「サバイバルために 
             自我という能力:機能を発達させた。
  だから、自我の役割は 「問題解決」 である。
  では 問題を解決した後には 何が残るのか?

      残るものは「」だけであり、そして
      愛の具体的な形は 「共感」である。

  さらに 共感のためには、関わりが必要だ。
  関わりのないところには、   共感もない。

  だから いつまでも「いのち」ある限り、
関心を持って 世界に関わり続けよう

                              大切にしていこう



(最終改訂:2022年6月2日)