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「男と女って、違うよね？
まるで 別の生き物みたい。
そう思わない？｣
って訊かれたら、 多くの人は
「そーだ、そーだ、その通りだ｣
って答えるだろう。
でも どこがどう違うのか、
説明できるだろうか？
「たしかに違うよね。
男（女）なんて、ぜんぜん分からない」
で済ませていないだろうか？
たがいに 理解不能のまま、
終わらせていないだろうか？
「どう違うのか」が腑に落ちれば、
状況は大きく変わり､
女も男も ｢幸せ｣ を手に入れられるだろう｡
【 】内は､ やすみやすみのコメント
男と女
しょせん この世は男と女
されど この世は男と女。
僕らは
相手が同姓か異性かということを、
すごく深く 意識しているんだよ。
さらに
男と女のコミュニケーション、
リレーションシップ、
そして 性の問題。
昔はテレビとかで 芸能人の
婚約発表や結婚会見なんか見ると、
「いいなぁ､美男美女が相思相愛で、
この世には幸せな人もいるんだな」
なんて思ったけど、
さすがに ここまで生きてくると
もう騙されない。
最近は そんな芸能ニュースを見るたびに、
「可哀そうに。
今 有頂天になっている分だけ
失望も大きいだろうし、
この先 どれくらいの苦しみが
待っているのかな」
なんて ひねくれた見方をしてしまうんだ。
だって、
ずっと幸せで うまくいくカップルなんて
ありえないもの。
もし そういう人たちがいたとしたら、
よっぽど 仮面が厚いか、
二人が
適当な距離感で付き合っているだけで、
親密さが育っていないっていうことだよ。
自然の法則は そうじゃないからね。
さて 男と女の話をしようね。
両者は おもいっきり違う生き物だから、
すれ違いがあって 当然なんだけど、
そこに 疲労困憊してしまったり、
相手への非難が高まってくると、
関係を解消してしまいたくなったり
もするよね。
ひとつの出来事に対して
男と女では 解釈も対応も大きく違うんだ｡
それじゃ その一例を、
阿部さんちの場合で見てみよう｡
阿部さんはこう言うんだ。
「ウチの奥さんは、
すぐに僕に干渉しようとするんだ｡
仕事で疲れて帰ってきた僕から、
あれこれと何でも聞き出そうとする｡
少しは ほっといてもらいたい。
僕は 自由が欲しいんだ｣
奥さんの智子さんに 聞いてみた。
「会った最初のころは 会話も弾んだのに、
最近はムッツリした顔で
何も話そうとしてくれない。
いつも
自分の殻に閉じこもっているばかりで、
これじゃ
何のために一緒に暮らしているか
分からなくなりそうだわ｣
この二人に、
いったい 何が起きているんだろう。
こんなカップル 意外に多いんじゃない？
どう？ こういう話好き？
僕は 一貫して子供に伝えてきた事がある｡
それは、
「自分がされてイヤな事は
人にしてはいけないよ｣
「自分がしてほしい事を人にしてあげなさい｣
最低 このことを理解していれば、
社会で生きていけると思っているから
教えてきたわけだけど､
でもこのことが原因で
トラブルになることだってあるんだ｡
特に
「自分がしてほしい事を人にしてあげなさい｣
は 一般論としては正しいが､
こと 男と女の関係になると 【そして もちろん
一般の普通の人の間でも】通用しない事が多い｡
なぜかって、それは 男と女が
全然違う感性を持っているからだよ｡
自分がいいと思った事が、
必ずしも 相手にもいいとは限らないんだ。
けっこう この事が原因で
すれ違っていくカップルもあるみたいだよ。
【人間の感性の表層はそれぞれに違っていて、
深層はみな同じである】
この後も この文章は続くんだけど、
ついさっき
買い物から帰った智子さんに 見せたら、
ここまで読んで 彼女はこう切りだした。
「私がしてほしいこともしてないのに、
誰のこと言っているのかな？｣
「え？ そういう話じゃないんだよ。
ただの一般論だし｣
「こんな大事な事を一般論？
私たちの事はどうなの｣
阿部は ムッとして、
「最後まで読んでよ。
ここまで どれくらい時間かけて
書いたと思っているの｡
（たまには 褒めてよ、
すぐにそうやって 批判するんだから）｣
その後 いくつかのやり取りがあって、
「あなたのブログを読んだ人は
あなたに特定のイメージを持つだろうけど､
どうして
こんなフレンドリーな文章になるわけ？｣
「だって そういうタッチで書いてるんだから...
で、何が言いたいの？
（自分にもっと優しくしろって
言いたいんだな）｣
「ある知識人が 自著で、
『妻は私の本を読まない』って言ってたけど､
私には良く判る｣
「・・・（なんで そうやって
すぐに 僕を非難するんだろう｡
何が 気に入らないのか...）｣
「見えない人に優しくできるなら、
まずは 身近な人にしたら？」
「やってるよ。完璧にはできないけど…
（ほらきた、また その論法か。
僕の活動は 全部
仕事に結びついているんだゾ。
収入を一手に引き受けている僕と、
君とでは 責任が違うんだ）」
【これは、
専業主婦を妻に持って働く多くの男たちが
こっそりと 心の奥底で思っていることだろう｡
だが、たしかに 男は
収入を一手に引き受けているかも知れないが、
女だって家族と家庭を一手に引き受けている。
ならば、責任は 対等だろう。
違ってなんかいない】
「あなたが作っているパーソナリティーと
現実のあなたは 違うでしょ｡
素直さが足りないのよ｣
思い切り不愉快な顔で、
「そりゃそうかもしれないけど、
ウソついてるわけじゃないし｡
（もういいよ 読まなくて。
見せるんじゃなかった）｣
「あなたが 心開いてくれたら、
私が 何を言いたいか わかるはずよ｣
「・・・（たしかに こうやって話し出すと
心を 閉じてしまうし､ 反論したくなる）｣
「あなたが 何を大切にして生きているのか
わからない｣
「もう 向うに行っててくれない？
僕 忙しいんだから｣
エヘヘベー よくよく考えて見れば、
彼女は
僕を非難しようと思ったんじゃなくて､
もっと
このブログをリアルなものにしたらって
アドバイスしてくれたんだよな｡
だけど僕は、
すぐに 責められているって感じちゃう｡
その場じゃ 素直になれないっつうの。
もう一度、おさらいから。
阿部さんは こう言う。
「ウチの奥さんは、
すぐに僕に干渉しようとするんだ｡
仕事で疲れて帰ってきた僕から、
あれこれと 何でも聞き出そうとする｡
少しは ほっといてもらいたい。
僕は 自由が欲しいんだ｣
奥さんの智子さんに 聞いてみた。
「会った最初のころは 会話も弾んだのに、
最近は ムッツリした顔で
何も話そうとしてくれない。
いつも
自分の殻に閉じこもっているばかりで、
これじゃ
何のために一緒に暮らしているか
分からなくなりそうだわ｣
この二人に、
いったい何が起きているんだろう。
っていう話だったよね。
そんな彼らの ある日の一コマを覗いてみると...
この数日間、阿部さんは
取引先との大きな商談が暗礁に乗り上げ､
それをどう成功させるかを考え続けていた｡
自分の査定に大きく響く 重大案件だ。
残業した帰りに 先輩の家にまで寄って、
いつもの
先輩の手柄話を根気よく聞いてあげながら､
なんとかアイデアをもらおうと 頑張ったけど､
今日も たいした収穫はなかった｡
家に着いたら 夜の11時を回っていた。
妻は、
毎晩のように遅くまで働いている夫の
健康や精神状態が気がかりだった｡
最近 なんだか浮かない顔をして、
考え事ばかりしている｡
二人の会話も めっきり減ってしまった。
私の 気づかいが 足りないのだろうか。
私が 怒らせたんだろうか。
今日だって 夜中に帰ったかと思えば、
ろくに話もしないで 仏頂面して
居間で パソコン開いて、
最近始めた自分のブログ
「サラリーマンの悲哀」の更新をしている。
そんな 彼の横顔を見ながら、
何とか 元気づけてあげたいと思って
彼女は言った。
でもそれが 二人の関係を
さらに悪化させる事になるとは、
夢にも思わなかった。
たいていの場合、
片方の性格がよくて、片方が悪くて
仲が悪化するんじゃなくて、
どちらも「いい人」なんだよね。
だから難しい。
この後 どうなるのかな、
見たいような 怖いような...
さて 阿部さんちの続きだ。
奥さんは 彼を元気づけたくて、
疲れた顔でパソコンに向かっている彼に
話しかけた｡
「ねえ、
今日は会社で どんなことがあったの？｣
「え？ 別に いつもと同じだよ」
「今夜も 遅かったわね。
こんなに遅くまで 残業？｣
「ああ、そうだよ。
（やれやれ またアリバイ調査？
そんなことくらいしか 考えることないのかな｡
いいよな 女は）｣
「身体 気をつけてね」
「わかってるよ。
（子供じゃないんだから
いちいち そんなこと言わないでよ｡
それとも 毎晩遅いからって
嫌味を言っているのかな｡
君に贅沢させたくて頑張っているのが
わからないの？）｣
「ねえ、どうしてそんな 不機嫌なの？」
「別に 不機嫌じゃないよ。
（これが 普通の顔だよ、
何年一緒にいるんだよ）｣
「私が 何かした？」
「だから！！ 不機嫌じゃないよ！！！
（何でも 自分とからめたがるんだから。
やっと 仕事を忘れようとしているのに､
こんなに疲れているんだから ほっといてよ）｣
「ねえ､ ちゃんと こっち向いて話してよ。
私とパソコンと どっちが大切なの？｣
「もう、うるさいな！
少しは 自由にさせてくれよ｡
今日中にアップしたいんだから｡
（なんで 子供っぽいことばかり言うんだ｡
家に帰ってきてまで気づかいさせるのか｡
上司のお守りだけで たくさんだよ）｣
あれあれ？
奥さんは
彼に気を使って歩み寄ろうとしたのに､
彼からは
反対の結果しか引き出せなかったね｡
実は 彼女は
いつも 彼からの会話を待っていたんだ｡
自分の大切な人に話しかけてもらったら､
誰だって 嬉しいに決まっている｡
だから、
自分がして欲しい事を
相手にもしてあげようと思ったんだ｡
それなのに 返ってきた反応は、
あまりにも無情なものだった｡
彼は 彼で、
なぜ彼女が 疲れている自分に
執拗に 干渉しようとするのか
理解できなかった｡
やっとできた ささやかな自由時間さえも､
ワガママな妻が奪おうとしている
としか考えられなかった｡
男には 自分だけの空間が必要なのに､
この相手ときたら 平気で
こちらの領域にズカズカ上がりこんでくる｡
自分がされてイヤな事は 人にはしない｡
だから 彼は、いつだって
彼女の領域を荒らさないように
距離を取ってきたんだ｡
彼女を想ってね。
しかし 彼のそんな態度は､ 彼女から見たら､
愛情が冷めて 無視されているとしか
映らなかった｡
うぅ～ん... 関係って難しいね。
最初に伝えたいのは、
男と女は 一般に思われているよりも、
まったく違う 生き物だってこと。
カバとサイより もっと違う。
【男と女の それぞれが思っている以上に違う】
男と女は どれくらい違うか。
そりゃ あなた、根本的に違ってる！！
違うどころか 正反対。
磁石で言ったら ＳとＮ。
嗜好で言ったら ＳとＭ。
とにかく 正反対なんだ。
だから 強く惹きつけあうんだよ。
正反対のものだけが 魅力を感じあうんだ。
未知なる神秘が隠されているからね。
そして同時に 男と女は対極でもある。
対極というのは
釣り合いが取れているということ。
そうでなきゃ､
均衡が破れて 対極が維持できない。
釣り合いが取れているってことは
対等【横の関係】ってこと。
そう、男と女は
正反対にして 対極にして
対等【横の関係】なんだ。
【違ってはいるが、関係としては横である｡
二つが揃って、初めて「完成」する】
だけど 【文明化された】世の中は
いつでもどこでも 男性社会。
古今東西､【社会維持のため】いつだって
男性のほうが優秀だから
女性を支配してきたんじゃないよ。
【本当は（女と男は）横の関係なのに、
一見 縦の関係が成立しているように見える｡
ここを よくよく考えてみよう。
本当は すべての人が横の関係なのに、
まるで 縦のように見えることがある｡
自分に問うて、
「どんな場合でも 縦の視点で見ることはない｣
と言いきれるだろうか？
「上から（下から）目線なんてあり得ない」
と言いきれるだろうか？
リアルな関係は すべて「横」なのに、
非リアルな人間の意識が「縦の関係」を
創りだしている】
これを解明することが、
男性と女性の感性・行動の違いを説明する
一番わかりやすいポイントだと思う｡
存在の宿命によって【というよりは 便宜的に】
この世は 男性社会にならざるを得ない｡
女性側も それを容認しているように思える｡
僕たちは
同じ時代に生き､ 同じ言葉を話し､
同じ社会空間で暮らしているので
気がつかないけど､
まったく違う二種類の生き物が
それを生きているんだよ｡
僕たち男と女は まるっきり違う。
女性だけが所有する 最も重要な器官は
「子宮」だと思う｡
そして 女性の身体は、
その子宮を維持するためのものであり､
子宮を中心に作られている
といっても過言じゃない｡
生命全体が【というより すべての哺乳類は】
子宮からこの世に誕生するから､
生命の【というより 哺乳類の】最重要器官だ｡
それは「あの世｣ と ｢この世」を結ぶ
架け橋なんだ｡
生命にとって最も重要な器官 – 子宮。
それは 受け入れて、育むための器官だ｡
だから
その本質は 決して攻撃的ではありえない｡
徹底的に受動的であり、
ただ待ち続けるものだ｡
そして 女性心理全体が、
子宮の周辺に形成されている｡
したがって 主導権をとろうとする衝動は
本来兼ね備えていないのだ｡
何かを勝ち取ろうとするのは
攻撃的心理の現われだから｡
【女性は、産み 育てる性である。
妊娠し・出産し・授乳し 育児する期間は
実に弱々しく､
誰かに頼ることなしには
自分も子供も生きていけない｡
頼る誰かとは、夫である男であり、
他の 仲間の女たちである｡
そのために 仲間（共同体）を作ることを
最優先するようになった｡
女たちのコミニュケーション（会話）は
このためのものであり､
会話すること、会話で共感することで、
仲間の絆を確かめ合い、強化している｡
（妊娠から育児期の）女性にとって、
他者の庇護を得ることは
最大の生存戦略である｡
だから これが、
女たちの 行動原理となったのだ】
一方、
男性の中心は そのように見れば「精子」
ということになる｡
精子とは 未知なる世界を探索し、冒険し､
命がけで生存競争に挑んでいく
性質を持っている｡
何かを 征服したり・淘汰したり・
達成したりする衝動は､ 男性心理から生じる｡
これらが、どの時代の どの文明も
男性社会を生みだしてきた根本原因だよ｡
その結果、どの時代の どの文明も
「戦争」を し続けてきたんだ｡
戦争とは 男性性の一側面なのだから。
【男性は、
自分と仲間が生きていくための
食料を確保することが 主たる任務である｡
そのための縄張りを確保し、
その中で エサとなる動物たちを狩っていた｡
そして、食料を確保するために
様々な方法を編み出し､ 共有して 利用した｡
男たちにとって、
その方法・利用の仕方といった
「やり方」が大切であり､
「そのために どうするのか」という問いを
つねに立て、 答えを見つけようとしてきた｡
それが 問題解決型の思考パターンを
男たちに植えつけ､
問題解決能力の高さを競うことが、
男たちの行動原理となったのだ｡
現代では、食料が ｢お金｣ に変わっている】
【男と女の違いは、
これらの 行動原理の差に基づいている】
「男性性」が 戦争を引き起こしてきた。
でも そんな攻撃性があったから、
もう一方では
人間は 科学を発展させてきたとも言える。
【戦争を引き起こす男性性（男性原理）が､
同時に 文明を生みだし 科学を発達させた】
科学とは
未知なるものへの 探索と開拓であり、
それらは 男性心理によるものだから。
危険を顧みない
多くの冒険家や野心家がいなければ、
人間は 今でも空を飛ばないどころか、
歩いて移動していたかもしれない。
でも その科学も､ ｢核｣ を開発した時点で
大きな失敗をしちゃったね。
地球中の全生命を
何百回も殺せるようなものを作って
蓄えちゃったんだから。
さらに 地球規模の環境破壊と
それによる異常気象。
なんでも 行き過ぎてしまうと、
それは破滅への道に繋がっていく。
そのバランスをとる知性も
【 ｢座｣ の機能として】本来与えられているのに､
つい 目先の欲に惑わされて
ここまで来ちゃったんだろうな。
この先の事は、
命を慈しんだり 育んだりする
「女性性」に任せたほうがいいと思う。
なんだか 話が大きくなっちゃったね。
「阿部さんちの場合」シリーズで
書き表したかったことの一つは､
男と女は
それぞれの世界観から お互いを見合っている
っていうこと｡
共有している現実は一つでも、
そこには 二つの世界【二つの見方】があるんだ｡
したがって 一組のカップルがいれば、
そこには 四人の人がいることになる｡
男から見た「自分」と「相手」
女から見た「自分」と「相手」
男から見た ｢自分｣ と､ 女から見た ｢相手｣ は
同じ人のはずなのに､
それは 大きく異なった姿をしているようだ｡
そのことを知っておくのは、
これから先 伝えていくことの理解に
とても役立つよ｡
【男女関係に留まらず、
すべての人間関係において同じことが言え､
自分に見えている｢自分｣と
他者が見ている ｢自分｣は ､ 違う自分だろう｡
そして
普通の他者は一部分しか見ていないが､
もっとも身近な他者である配偶者は
「わたし｣ の ほとんど 全部を見ていて、
「わたし｣ が気づいていない ｢わたし｣ までも
知っている｡
（その一方で 違いが見えていないこともある）
その ｢わたし｣ が知らない ｢わたし｣ の姿を
素直に教えてもらおうとする気持ちがあれば､
「わたし」は さらに成長でき､
「わたしたち」は ハッピーになれるだろう】
今 ふと思ったんだけど、
女が男に求めているものって
「相手からの優しさ｣ につきるんじゃないかな｡
【男性からの優しさが、
守られているという実感を
女性にもたらしてくれる｡
共感・感謝（ありがとう）・思いやりの言葉が､
なによりも嬉しい。 褒め言葉も大事】
一方 男が女に求めているものって、
究極的には「相手からの評価と信頼」
だと思う｡
【女性からの評価と信頼は、
問題解決能力を認められたという
男性の自己肯定感に結びつく｡
「あなたはスゴイ」と尊敬され、
頼ってもらえると嬉しい】
そして その二つは、
同時に 増えたり減ったりしているんだ｡
そうだ、きっとそうだ！！
なんか わかってきたぞ！
女性が 相手を評価して
信頼していることが伝われば､
男性も 優しさや 思いやりを与える余裕が
出てくるんじゃないかな｡
【その逆も 同様。では、
どちらが 先に始めるのか？
まず 気づいた方から始める】
それなのに 付き合いが長くなると、
相手の中の嫌な面や
尊敬できない面が見えてきて､
【ワンクッション置くことなく、
すぐに反応して】
それを そのままぶつけるから､
男性も エネルギーが落ちて、
優しくすることができなくなる｡
【すぐに反応しないためには、
マインドフルネスのトレーニングが必要】
逆に言えば、男性が優しく出来たら
相手からの承認も増えるんだろう｡
ところが 長く付き合うと、
【たがいに相手の悪いところも見えてくるので】
女性は 相手を承認することが、
男性は 相手を思いやることが
苦手になっちゃう｡
【悪いところも含めて ありのままを愛する
（相手を無条件に愛する）のが､ ｢真実の愛｣
自分自身の悪いところを受け入れられれば､
（つまり 自分自身を無条件に受容できれば）
それが可能になる】
はしょった言い方だけど､ おおまかなところ
多くの夫婦やカップルに起きていることは
こういう事だと思うな｡
女と男 共感と問題解決 2-② に続く
（初投稿 ：2019年1月6日
最終改訂：2023年10月28日）