母親がすべてではないのだけど…
心理学では、こと「母親」の役割が
人格形成に大きく影響されると言われている
んですよね。
ちなみに「父親」は
社会性といいますか…
子どもにとって母親は「内」
父親という存在は「外」
だから、母親が父親にたいして
どういう感情で一緒にいるかを
肌で感じ観察しながら育つわけですね。
話は変わりますが、
わたしの義父の価値観は
「みっともない」
義父の母の口癖そのまま。
田舎育ちなもので
家のことを男がやるのは「みっともない」
とでも思っていそうです。
でも気が弱くて
いつもヘコヘコしてるんですよ。
表面状はいい人だけど…
やっぱり人は行動に出ますよね。
家のことはなんでも妻まかせ。
そのくせ稼ぎもないもんだから
亭主関白まではいけないわけです。
「ゴミ出しくらいしたらいうんに
みっともない言うてやらへんのよ」
と愚痴るお義母さん。
我が家のゴミ出しは
夫担当ですけど？
なんでみっともないんでしょうね。
「定年退職したらどないするん？」と
お義母さん。
のらりくらりとかわす怠惰な義父。
動きたくない、働きたくないが
にじみ出てます。
ふてぶてしいなぁ。
顔をはニコニコ、いい人のふりして
なんもやらなくて。
孫の面倒もろくにみれなくて。
デスクワークと車生活で足腰が
弱ってるから8キロの子どもを
抱いて数分も立ちません。
その姿は
みっともなくないの？
そんな義父の母は…
膝の手術を2回。
筋力の低下もありますから
厳しいリハビリをしなければ
歩けるようにならないのですが
「まともに歩けないのに外にでるのは
みっともない」から散歩はできないそう。
ウォーキングマシンを
買って欲しいらしい。
まともに歩けないのに
機械のペースなんて無理に決まってます。
廊下を往復するところから
はじめないといけませんよね。
歩きたいわけじゃなく、
歩けないのはみっともないから
歩こうとしてる。
だから努力できない。
というか…
一生懸命歩こうとする人を
「みっともない」という目で
見てるんでしょうか。
そうでなければ、
散歩出来るでしょ。
そうでなけば…
ゴミ出しだってできるでしょ。
そうやって他人を見下す姿勢は
ものすごく「みっともない」と思うのは
わたしだけでしょーか。
なんもできないおじーちゃん。
いっちょ上がりですね。