息子の中学受験のためお休みをいただきありがとうございました。
全日程が終了したため、教室とブログを再開させていただきます。
最近、過熱気味と注目される中学受験ですが、私と息子もその熱のすみっこで様々な経験をさせていただきました。
いずれ落ち着いたころに少し顛末をブログでもご紹介できるといいなと思いますが…
まず、結果だけお伝えすると、息子は第一志望の札幌の学校に特待生として迎え入れていただくことになりました。
他に12月に受験した海陽中からは特待A、西大和中（札幌会場）からも合格をいただきました。
その後、息子には灘中と開成中を受けてみたいという希望があったため、その2校だけですが飛行機に乗って道外受験にも挑戦しました。
どちらも残念ながら不合格でしたので反省点はありますが、息子がもし道外受験を視野に入れずに勉強していたらきっとここまで伸びていなかったと思います。
12歳のその日に、3教科ないし4教科を揃えるのはとても大変ですね。
心と体の成長の最中にいる少年にとって、とても大変なことです。
そして、その親にとっても本当に大変なことです。
体調との戦いもありましたし、プレッシャーとの戦いもありました。
親子で同じ目標に向かえない時が私は一番苦しかったかなと思います。
ただ、よかったなと思うのは、息子に長時間の勉強を強制したり、睡眠時間を削ったり、極端にゲームや遊びを禁止するなどの制限を与えることはせずに済んだことです。
塾の先生方は息子の性格や家族の中学受験への考え方を理解してくださって、ありがたかったです。
本当は息子が受ける学校は全て合格させてあげたかったですけれどね。
本当はそのためには心を鬼にして息子にやらせたほうがよかったこともあったかもしれませんけれどね。
でも、息子はそもそも算数が好きで塾に通い始めたので、やっぱり「知ることが楽しい」と息子が思える範囲で中学受験は取り組みたいというのが私達家族の最終的な方針でした。
（1日中勉強して楽しい子もいるし、そのラインはその子その子で違うと思いますが、そこに至るまでは、「勉強頑張るにはまず遊びが必要でしょ」派の夫・息子チーム対「同じ学校を受ける子は今１２時間勉強してるのよ！せめてその半分くらいは勉強しなさい！」派の私の壮絶なバトルもありました。）
そんな家庭の方針でも、やはり受験直前期は息子も辛い受験勉強の期間があって、受験が終わって嬉しい気持ちも悲しい気持ちも経験したあと、札幌へは昨日戻りました。
そして今日。
息子は数検の参考書を引っ張り出して、面白そうに数学の問題を解いていました。
2人で解の公式をどう展開するかホワイトボードに書き合って、笑いました。
また、楽しそうに数学をする息子が私の目の前にちゃんと戻ってきて、私は嬉しかったです。
だから、私たちの中学受験はこれでよかったと私も思います。
この経験は、これからの私達と、教室に通ってくださる生徒さん、そしてブログをご覧の皆さんのためになるように繋げられるといいなと思います。
今回、1ヶ月のお休みへご理解いただき、生徒さんと保護者の皆様には本当に感謝します。
ありがとうございました。
明日からまた教室でお会いできることを楽しみにしています。
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