今週から3月最後のレッスンが始まっています。
教室はお休み期間に少し算数関連の本を増やしました。
幼児さんすう教室で生徒さんと過ごしていると、「あ！今まさに算数が伸びてる時だ！」と気づくことがあります。
生徒さんは日々色々なサインを出してくれていて、そのうちのひとつが「数字を書いて遊び出す」です。
年少さんクラスの生徒さん。
これまで数字を書きたがらなかったので、私がかわりに書いたり、数字マグネットや数字カードを使って数を表現してきました。
ところが今週のレッスンではホワイトボードに自分で0を書く！と言ってチャレンジしてくれました。
初めはおそるおそる慎重に。
しかし、だんだん緊張が解けて、いつの間にか楽しそうにたくさん0を書いてくれました。
自信がついた生徒さんは1と5も書いてくれましたよ。
こうやって数字をたくさん書いて遊び出すと、そのあと数の理解が広がるので、教室ではこれを少しレベルアップするときの目安のひとつにしています。
生徒さんと教室で過ごしていると、ある時急にグンと伸びるように見えることがあります。
きっとその子の中ではずっとずっと少しずつ成長が積み重なっていて、ある時それが表出するんですね。
それが現れるまで大人が「待つ」ことはとても大切だなと思います。
今週はそんな場面に出会えてとても嬉しいレッスンでした。
