展開図トランスフォーム! | わくわく!さんすう子育て~幼児さんすうインストラクター曽山桂子のブログ~

わくわく!さんすう子育て~幼児さんすうインストラクター曽山桂子のブログ~

かずやかたちが大好きな子ってどんな子?
ブライトスタートってなに?
「さんすう子育て」をテーマに幼児教育のお話をお届けします。
札幌で算数を中心とした幼児教室・数検教室を運営中!
MICさんすうスクール https://www.sssmic.com

■空間認知能力

昨日の記事では子どもの空間認知についてピアジェらの研究をご紹介しました。

他にも、これまで、空間認知能力については、たくさんの研究結果が発表されてきました。

 

「空間認知能力は訓練や働きかけで改善できる」

ということも、その中で明らかになったことのひとつです。

 

空間認知能力という大きなテーマのうち、今日は展開図に焦点を当てて、本を一冊ご紹介したいと思います。

 

 

■展開図はトランスフォームがおもしろい!

 

そもそも展開図には目の前にない立体と平面の次元変換という数学的面白さがあります。

 

しかし、ここでは幼児さんすうの立場から展開図の導入についてみていきたいと思います。

 

 

紙に印刷された展開図が、ある時ふわっと持ち上がり、魔法のように立体に変化したらどうでしょうか。

あるいは、ロボットのようにガシャーン!ガシャーン!と展開図が立体へとトランスフォームしていったとしたら。

そして、また立体から平面へと静かに戻ったら…

 

次はどんなことが起こるのかとワクワクしそうですね。

 

 

展開図で遊ぶ楽しさは「平面と立体のいったりきたり」にあります。

 

 

実際に魔法は使えないし、トランスフォームの技術も私にはありませんが、子どもが楽しく展開図で遊べる方法はあります。

 

 

■展開図カード

 

~展開図カードの作り方~

①好きな立体の展開図を切り出す。

②展開図のうち1面だけのりづけして台紙に貼る。

 

このカード。

ポイントは1面だけ台紙にくっついていることです。

展開図をそのまま渡すより、台紙に固定された状態のほうが扱いやすく、展開図の平面性がより強調されて面白いようです。

 

 

実は、この展開図カードは「さわって学べる算数図鑑/朝倉仁」(学研プラス)をヒントにして作りました。

 

 

この図鑑には展開図カードのように様々な立体の展開・復元ができるしかけがたくさんあります。

立方体や円錐を作っては戻して…

 

まるで本から立体がとびだしてくるかのよう!

 

ご家庭でもぜひこの本で「展開図のいったりきたり」を楽しんでください。

 

 

「さわって学べる算数図鑑」は、立体図形のほかにも四則演算や分数などの直感的なしかけがたくさんあります。

 
 
親子の会話に数学的刺激をたくさんくれる一冊としておすすめします。

 

 

 

※ご興味のある方はこちらもご覧ください。

 

・親子の会話と数学の成績の関連についてまとめた記事です→親子の会話は数学の成績を上げる

・子どもの空間認知の記事です→3歳でも何角形かすぐわかる!楽しくて簡単な方法

・空間認知トレーニングについての参考サイトです→https://www.parentingscience.com/spatial-skills.html

 

 

 

*ブログランキングに参加しています*

ランキングバナーのワンクリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村

 


幼児教育ランキング

 

ご訪問ありがとうございます。

たくさんの方にこのブログ見ていただいてとてもうれしいです。

「さんすう子育て」のお役に立てれば幸いです。

 

 

*札幌で幼児教室・数検教室を運営しています*

北海道初!幼児さんすうインストラクターによる幼児教室

小学生のための数検教室

虹MICさんすうスクール虹

 

 

*ご質問やご相談はお気軽にどうぞ*

mic.soyama@gmail.com