自営業、会社の役員のお客様のご相談も多く承っております。

 

前回は小規模企業共済の入り口についてのお話を少しご紹介しました。

 

「小規模企業共済・iDeCoはかけた方がいい?」

 

 

iDeCoは始まって年月が浅いので受け取りに関するご相談はほぼないのですが、

「小規模企業共済をそろそろ受け取ろうと思っているんだけど・・」

というご相談はとても多いです。

 

小規模企業共済を受け取る場合は税制的にも優遇されていますので、

上手に受け取ると手取り額を多くすることができます。

 

 

独立行政法人 中小企業基盤整備機構HPより

 

例えば、65歳以上で共済金Bを受け取る場合

※共済金B・・老齢給付(65歳以上で180か月以上掛金を払い込んだ方)

受け取り方法は3種類あります。

 

・一括受け取り

・分割受け取り

・一括受け取りと分割受け取りの併用

※一括受取りと分割受取りの併用の場合:330万円以上

(一括で支給を受ける額が30万円以上、分割で支給を受ける額が300万円以上)

 

一括受け取りは退職所得扱いとなりますので、

「退職所得控除枠いっぱいにして、残りは年金受け取り」

ということもできるのです。

年金受け取り分については「公的年金等の雑所得扱い」となり優遇されていますが、

毎年の所得税・住民税・健康保険等に影響があります。

 

法人の役員の方は、会社でもらう役員退職金もあると思いますので、

退職所得控除枠がいっぱいになってしまう可能性もあります。

 

受け取り方によって税金や社会保険料に影響が出てきますので、

手取り額を多くもらうためにはシミュレーションが必須です。

 

小規模企業共済・役員退職金の受け取り方シミュレーションは、

FP業務としておこなっておりますので気になる方はお気軽にお問い合わせください。

 

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【Smart Life Design】

「家計改善」と「終活・相続」が得意分野の

ファイナンシャルプランナー

 

『個人の家計を守る』お手伝いをいたします。

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