子供の頃の話12 | しーかの自由になーれ☆

しーかの自由になーれ☆

子供の頃の話は毎週土曜日に更新します



前回の話はこちら⬇️





私の2つ上の兄が中学入学の時は

制服もカバンも体操着も

必要なものは全部買ってもらえているのに



私の時には何1つ買って貰えなくて

私はいつも兄が羨ましかったのを覚えています。



私は普段着ですら買って貰えないので、

サイズが合わなくなって着られない物は

7つ下の妹にあげて、

私の服は1つ年上のいとこから

おさがりをもらっていました。




ちょっとデリケートな話になりますが…




小学5年生のある日、

知り合いのおばさんから、

ある事を指摘されました。



それは

『胸が垂れている』

というものでした。




「ねぇ、ちょっと、ここに立ってみて。


あなたブラジャーしてないの??

胸の位置が下すぎじゃない??


このくらい出てきてたら

ブラジャーしないと

形が悪くなるよ!!


お母さん何も言ってくれなかったの?

早く買ってもらいなさい!!」


と言われました。



小学校高学年にもなれば

出るところは出てくるけど、

他人に指摘されるまで

全然気が付かないというか、

気にもしていなかったことでした。



初めて指摘されて意識し始めたら

本当に垂れているようにしか見えなくて

急に恥ずかしくなり、

急いで家に帰って

自分の身体を確認してみました。



あぁ……下がってる……



私の胸の膨らみは、

持ち上げても持ち上げても

下がってしまうのでした。




お母さんいつ帰ってくるかな…

ブラジャー買ってくれるかな…




その日の夜、

母が帰ってきたので、

ブラジャーを買って欲しいと

頼んでみました。



母は私の身体を見るなり、

「あー、そうだね。買うか」

と言ってくれて、

無事にブラジャーを買ってもらえて

私は心底ホッとしました。




女子特有の悩みとか
相談できる人がいないのは
とても辛いなぁ…
と感じた出来事でした。




ちなみに、
初潮も小5の時でしたが、
夏休みでおばあちゃん家にいたので
叔母やいとこにどうしたらいいか聞けたので
タイミングが良くて
そこは大丈夫でした!!




お母さんの存在って
本当に大きいです……





【つづく】





毎週土曜日の朝に更新しますスター





•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆*・゚•*¨*•.¸¸☆