日本は法治国家であり、契約にはそれぞれ各種ルールが設けられている。このルールに反する者には、相応の罰則を定めている。ルールを守ることは契約者に委ねられている。だが、罰則を嫌うためにルールを守るというだけでなく、ルールを破るという感覚を嫌う感性こそが、日本人という文化であると言える。

クラウドがクラッシュした。ファーストサーバ社(大阪市中央区)のクラウドで扱っていた顧客データが消失するという事態に陥った。サービスを利用していた各企業はとんでもない損害を被った。
だがクラウドの契約における約款には、損害額相応の補償は致しませんとされている。
これは『お客様にサービスの対価としてお支払頂いた額を限度額として、損害賠償をさせていただきます』という同社の発表の意味だ。

約款を盾に、というよりも全面に押し出してきた。ルールに乗っ取っている、と言うことはできるが、そもそもルールを遵守するための契約に反っていない行為を犯したということを自覚していない。感性が疑われても仕方のない対応と言えるだろう。

さらに親会社であるヤフーとソフトバンクは、この度の株主総会でも素知らぬ顔だった。子が子なら親も親、という感性としか言いようがない。


笑わせているのか、笑われているのか、正確な判断ができなくなるのは、職業病か。
生活保護を受けるということは恥ずかしいこと、国民の過去における暗黙の認識だ。だからこそ、知られることが嫌だった、という河本とかいう芸人の発言がある。影で笑われることを嫌ったのだ。

だがその自覚は、あざ笑われることへと変化を促す要因となった。あたしはテレビをほとんど観ないため、このあざ笑われ芸人が出演しているのかは知らない。だが、出演していようが、自粛していようが、本人の存在はもう、国民の脳裏から消えることはない。

制度は利用するためにある、という感性は同意できない。働かない方が所得が大きい、事実が明るみに出ると申請者が一気に増加した。こういう人にとって、働くこととはお金を稼ぐ意味しかないのだろう。同意はできないが、そう考えることもまた、正しいのだろう。

職業が手段だけになれば、あたしは働かないだろう。
目的でない職業には、時間を費やす意義はない。

先日、大きな病院で取材をした。そこの看護師たちが優秀かどうかは分からないが皆、若くして家庭を持ち、子どもを授かり、そして職業において夢や目標を持っていた。20代から30代の若い女性たちが、だ。
それらの夢や目標は様々で、決して大きなものばかりではなかった。例えば、あしたは患者さんと○○できたら、といったものだ。
だが、立派に職業を目的としている。

勤労は国民の義務だが、破棄してもルールによる罰則はなんらない。あたしは働かなくてもいいんじゃない、人間だもの。と常々思っている。
だが、目的はあまりにも魅力的で働くしかない。
 6月17日の日曜日は父の日でした。父の日はアメリカで生まれた記念日です。昨今は様々な協会が、父の日のイベントに参加しており、贈るプレゼントも多様なものから選ぶことができるようになりました。

 そんな父の日に、実家へ帰省していました。父の日ということではなく、父からの相談の日でした。父は、過去にCDを5枚作成しています。歌が好きで、それらのCDは全て有名な曲のカバー集です。カラオケスナックに置いてもらっており、何件かの店ではBGMとして使用されているそうです。

 父がまたCDを作成することにあたって、自身のホームページを作成してほしいという依頼がきました。まあそのぐらいのことはDreamWeaverで簡単にできます。でもなぜホームページ? その答えはCDの中身にありました。この度作成するCDは、2曲入りで、プロの作詞家、作曲家にオリジナルとして作成してもらった、父名義の曲ということでした。

 まあ言うなればプロの指導の基、CDを作成、販売するということです。そのため広告媒体としてホームページが欲しいということでした。すなわちプロとしてデビューということですが、あくまでも自主制作には変わりありません。とはいえ、カラオケにも入れるそうで、まあご自由になさっているなという印象です。

 「曲と詞、作成してくれへんか」と言われました。もちろん答えはnoです。なぜなら、その世代の人の感覚や思いを言葉にすることはできないからです。しかし、どこまでいきはるのやら。母が偉いと感心しますが。
 気象庁によると、今年の梅雨入りはほぼ平年並みとなったようです。近畿地方の平年並みとは、6月7日ごろとなっており、きのうの「入梅」よりも若干早いものとなっています。平年並みですが、昨年は5月22ごろでした。

 気になる梅雨明けはというと、平年は7月21日ごろとなっています。そして昨年は7月8日ごろで、昨年を見てみると、梅雨が前倒しになっている印象を受けます。
 今年は平年並みですから、7月20日前後が梅雨明けとなりそうです。今年の海の日は7月16日ですから、梅雨の可能性が高そうです。

「三月の風と四月の雨で五月の花が咲く」は、有名なイギリスのことわざです。風が吹いて雨が降りるからこそ、生命の息吹があるということです。今年の梅雨は、喜雨(きう)となるのでしょうか。ゲリラ豪雨のような突発的で、予測が難しい水害が発生するのでしょうか。
 
 梅雨や雨降りと聞くと、心が滅入る方が多いようです。ですが、雨にまつわる言葉には、素敵な意味合いを含むものも数多くあります。あたしの好きなものに「遣(や)らずの雨」という言葉があります。

 お客様を帰したくないかのように降る雨のことです。若い世代の方なら、異性と一緒に過ごす時間が長くなって嬉しい雨、といったところでしょうか。おっさんのあたしには、立ち飲み屋で降ってくれば好都合、といったところです。