「非常電源確保や公有財産活用に」、市が太陽光発電新制度/横須賀 | 宇宙太陽光発電

宇宙太陽光発電

宇宙太陽光発電

 横須賀市は公共施設の屋根を太陽光発電システムの事業者向けに貸し出す制度を導入する。今年7月から再生可能エネルギーの電力の全量を買い取る固定価格買い取り制度が始まったことを受け、事業者の参入を促す。

 災害時の非常用電源確保や、公有財産の活用にもつなげたい考え。県内市町村では初の試みという。

 対象とする施設は北下浦市民プラザ、教育研究所、根岸小学校C棟、池上中学校C棟、大矢部中学校、養護学校。発電設備の規模は、低圧(50キロワット未満)が4施設、高圧(50キロワット以上)が2施設を想定している。

 事業者はプロポーザル方式で選定する。貸出期間は21年間以内(発電期間20年)。募集期間は来年1月24日までで、同月末に事業者を決める計画。

 使用料は年間1平方メートル当たり100円以上とした。「同種の制度で県が初めて募集したときの金額に倣ったが、ぜひ(好条件の)提案をしてほしい」(吉田雄人市長)としている。
(この記事は神奈川(カナロコ)から引用させて頂きました)