刀剣乱舞小説42 | 美桜@マユのブログ

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刀剣乱舞小説
第16章 あの頃の忘れ物(その3)

鶴丸国永の意味深な笑みに小狐丸は嫌な汗をかいた。
「鶴丸殿…?」
「この前、娯楽室に居たんだけどさ、退屈過ぎてさ、2階の所を彷徨いたら、主の独り言がしたんだよなぁ…小狐丸についての独り言だったぜ?」
「…(汗)…」
審神者は血の気が引いたような気がして、他の男士達を見た。
「本当に甘えん坊でどうしょうもないんだから…泣き虫で弱虫で…酷い怖がりで…そんな小狐丸だけど…あの時は凄く嬉しかったよ…とか言ってたぜ?」
鶴丸国永は物真似混じりで話した。
「ぬしさま…鶴丸殿に聞かれてしまわれたのですね…?(汗)」
「はい…(汗)」
「ところでぬしさま…三日月殿は…」
小狐丸がコソコソ話すと、
「覚えておるぞ」
と三日月宗近が言った。
「えっ?!…(汗)」
「俺が忘れたと思ったか?小狐丸。あの頃のお前は何かあればすぐ泣くわ、転んだらすぐ泣くわ、おまけに夜の厠が怖くて…」
「三日月殿!これ以上は…言わないで下され!」
小狐丸が慌てて制するが、
「えー、可愛い〜(苦笑)」
「そんな事があったんですね?(苦笑)」
「フッ…(苦笑)」
乱藤四郎、堀川国広、大倶利伽羅が苦笑いした。
「あっ!俺、主の弱点知ってるぜ!小狐丸がやらかした例のアレが苦手らしいぜ!」
鶴丸国永が言ったその時、男士達の冷たい視線が小狐丸に集中した。
(何をしたんだ…此奴…!(怒))
「!…(汗)…鶴丸殿…何故、それを知ってるんです?」
「さぁな…何の事やら…」
「ぬしさま…此の写真…」
小狐丸が本題を切り出そうとした。
「現像したら私に渡すつもりだったんですね…」
「…!もう1枚入ってますね」
石切丸が封筒からL判写真を取り出した。
「…此れは…私だってヤキモチ妬きますねぇ…」
「えっ?!石切丸さん?もう1枚写真があるんですか?」
審神者が質問したら、
「あっ…其の写真…ぬしさま…覚えてらっしゃいますか?」
と小狐丸が審神者に話した。
「???」
「おっ?ほっぺチューの時のか!覚えておるぞ!はっはっはっ!」
三日月宗近が笑いながら話した。
「あの頃、あなたと喧嘩した事がありました…」
「あっ…」
審神者はその頃の事を思い出して俯いた。

弱虫な小狐丸なんて大嫌い!

子供の頃の自分の声が蘇った。
「…♪喧嘩の後は悲しいな♪涙がいっぱい零れちゃう♪本当はとっても好きなのに嫌いだなんて言っちゃって♪ほっぺにchu喧嘩の後はほっぺにchu喧嘩の後はほっぺにchu♪でもちょっと恥ずかしい♪…っ…
審神者は当時の頃を思い出しては赤面した。

続く