刀剣乱舞小説43 | 美桜@マユのブログ

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刀剣乱舞小説
第16章 あの頃の忘れ物(その4)

審神者はケンカのあとはを歌った後、赤面した。
「…忘れたはずなのに…」
「おっ?主、顔が真っ赤だぞ?はっはっはっ!主は初だのう。はっはっはっ!近う寄れ。遠慮せんでもよかろうに」
「三日月!からかわないで下さい!」
審神者は三日月宗近に向かって話した。まだ顔は赤い。
「あの…先程の歌…」
五虎退が質問した。
「…『ケンカのあとは』という歌です…喧嘩の後は凄く嫌な気持ちになってしまうんですよね…謝る代わりに仲直りのほっぺにキスの歌なんですよ」
審神者は喧嘩の後の感情を話した。
「喧嘩の 原因は知っておる。あの頃の小狐丸がワンパク盛りの男の子に虐められて泣いてた時、幼い頃の主は小狐丸に絶交宣言した…それが喧嘩の原因だった…」
三日月宗近が幼少時代の審神者と小狐丸の喧嘩の原因を説明した。
「…なぁ、主…」
太鼓鐘貞宗が挙手した。
「何ですか?」
「確か…『やらない』で『出来ない』なんて言わないで欲しいって…あったじゃん?其れ、関係あるのか?」
「ありますね…最初から『出来ない』なんて言ってしまうから、相手は怒りますよね…」
「!」
短刀男士達は不動行光の方へ視線を向けた。
「な、何だよ?ダメ刀に文句でもあんのか?」
「否、そういうわけじゃないけど…(汗)」
「けっ!」
不動行光が不貞腐れた。そして麹入り甘酒を呷った。
「…ところで、今の小狐丸からは想像出来ないが…ガキん時の小狐丸ってかっこ悪い奴だったのか?」
太鼓鐘貞宗が審神者に質問した。
「あながち間違ってないとは思いますが…(苦笑)…」
審神者が苦笑いしながら小狐丸の方へ視線をチラッと向けた。
「…あの頃、小狐丸を傷つけるような言葉を言ってしまったんです…ワンパク盛りの男の子達…私のクラスメイトだった彼等にバカにされて…悔しくないんですか?って…言ったら…でも、だけど、そういった言い訳ばかりで…本当はそうじゃないのに、そう言ってしまったんです…」
「嫌いだと言ってしまったんだな?」
長曾祢虎徹が言った。
「其れ、俺が言おうとした…!贋作は黙ってろ!」
蜂須賀虎徹が長曾祢虎徹に言った。
「あわわ…蜂須賀兄ちゃん、長曾祢兄ちゃん、喧嘩は…ダメだよ!主…長曾祢兄ちゃんの言う通りだよね?」
浦島虎徹が仲裁に入った。
「はい…でも、仲直りのきっかけを教えてくれた人がいました…『答えは知ってますが、自分で探さないと分かりません』って言われたんです…あの後、小狐丸に謝らなきゃって…でも…どうしたらいいか分からなくて…泣いてしまったんです…そして、此の写真のように…」
「あの後、ぬしさま、泣きながら謝ってくれましたね?私だって、傷つきましたから…」
「小狐丸…あの頃の事は…忘れて下さい…(恥)」
「何故です?あ、もしかして、恥ずかしいからですか?」
「…っ…」
(否定出来ない…)
審神者は顔を真っ赤に染め上げ、俯いた。顔から火が出るとは正にこの事。
「…そういえば、小狐丸、お前が変わったきっかけがあったな?主の独り言であの時は嬉しかったとか言ってたが…いつの時だった?」
三日月宗近が小狐丸に質問した。
「あの時…?…あっ!…確か…ぬしさま…変質者注意を言われた事があるんですよね?ぬしさま、男の子に間違われるくらいの髪型してましたよね?確か石切丸殿の…」
「…あれは、父の希望で…(恥)」
「えっ?!あるじさま、石切丸とおなじあたまだったんですか?」
今剣が言った。
「…服装はほぼズボンが多かったんですが…(汗)」
脇差を除く藤四郎兄弟や謙信景光を見ながら審神者は冷や汗を垂らした。
「…(汗)…ロリショタがいる!と興奮しまくりの人がたくさんいたような…気がしました…(汗)神社の奉納芸能祭に参加した時も…チビ石切丸だの言われた気がする…(汗)」
(あ、何となく分かる気がしますね…(汗))
石切丸は審神者の言葉を聞いて、視線をあさっての方向へ向けた。

続く