海外へ出掛ける際には必ず日本酒を持参する。自分の飲み分もあるが、外国人の日本酒についての感想を聞きたいことが大きい。その点、千葉県幕張でのフーデックス・ジャパンには海外の食品業者が多数見えるので、試飲を頼むにはいい機会である。以下はそのごく一部の印象的コメント。持参したのは酒質の差がわかりやすい吟醸酒と熟成酒である。 ドイツ……モーゼルワインの業者は吟醸酒が穀物で出来ていることでの香りの良さに驚き、熟成酒はプラムで味をつけているのか?と訊き、瓶での熟成だというとさらに驚いた。別のドイツ人は吟醸酒のクリスビイな感じはヨーロッパ人に合う、熟成酒はアジアの人たちの好みだけ、とも言う。 イタリア……南イタリアの陶器メーカーの業者だったが、「ベリーグッド、ビューティフル、ベリースウィート!」と吟醸酒を賛辞の嵐だった。いかにも陽気なイタリア人気質横溢である。すると話の最後には、自社の陶器のPRと売込みをされた。 フランス……コニャックのオーナーとその夫人。吟醸酒のフルーティさを誉め、熟成酒の味の確かさをほめたが、少し温めて焼き鳥でもつまめばいいわね、と夫人が言う。来日して燗酒の妙味を知ったらしい。 イギリス……日本酒は飲んだことがなかったが飲みやすい、とエビの男性業者。スコッチの国であるにもかかわらず、日本酒はアルコールが高いからこれは食後酒だろう、とも言った。 オーストラリア……カンガルーなどの肉の業者の男性。吟醸酒はワインに似ているようで違うところが面白い。熟成酒は豊かな味で喉のところが温まる感じがする、とか。 スペイン……熟成酒をフィノ、ブランデーに似ているという女性などいたが、いずれもスペインの食べ物には熟成酒がいいとのこと。 この他、ギリシア、ベルギー、フィリピン、タイ、デンマークなど多くの国を巡ったが、紙面がないので以上は概略のみ。ただ、日本人でも味には個人差があるようにこの嗜好ですべてを決めつけるわけにはいかない。
大沢悠里さんが7,000回目の放送の前に電話をくれた。というのも、かつて私がTBSで「祥一朗、栄子のミュージックシグナル」という土曜日のレギュラー番組を持っていたことから、放送局へはよく出入りしていた縁による。昨年4月号のこのWebで三浦友和と山口百恵の結婚披露宴に出たことを書いた。その時のスナップ写真で、いかりや長介さんと前田武彦さんにはさまれたのを載せたものである。 私のラジオ番組は、エトワール海渡の提供で続けていたが、途中からサッポロビールに変わるというので、特定の酒業者だけのスポンサーなら辞退する、ということで辞めさせてもらった。 大沢悠里さんの番組へはゲストで出て内海桂子さんと酒を飲みながら話をしたこともあった。下は大沢悠里さんから来た賀状だが、何かと話題もたまっているので久しぶりに訪ねてみたいと思っている。



