㈱フルネットから『地酒人気銘柄ランキング』2013~2014年版が送られてきた。 この本の前文によると、20年目に当たるとのこと。日本酒は当時740万石だったのが、今では320万石と半分以下に減った。これは普通酒の伸びが落ちていることが大きいが、それに比べて特定名称酒のうちの純米系統が若干伸びているのが心強い、と述べている。 この社では全国の酒蔵名鑑なども出していて、それまでには業界の名簿には無かったFAX番号なども入っている、と好評だった。 現在も春と秋にこの会社主催の「純米酒を味わう会」が渋谷で開かれている。 なお、『地酒人気銘柄ランキング』最新版は2,000円+税である。
ロッキード事件などを手がけて、「ミスター特捜」などとも呼ばれた元検事総長の吉永祐介さんが81歳で亡くなられたニュースがいろんな報道媒体で知らされた。 この人、私の生家からほんの100メートルほどのところの吉永洋服店の人で、幼少時代には私よりも4歳年上の秀才児として周囲から注目されていた。私の生家が酒販店だったこともあってその店へ酒を届けたことがあったが、当人との直接の交流はなかった。 私の郷里は現在は岡山市となっているが、かつては岡山県上道郡西大寺町だった。その西大寺の出身で、東京に存在している人たちの集まりが時折行われていた。 昭和43年に私の処女作が出た時には、その西大寺から来ている人たちが出版記念会を開いてくれるという。新宿のレストランにその人たちが集まった。吉永さんは仕事の都合で来られなかったが、祝電を頂いた。ご縁も薄いのにお心遣いを有難く感じたことを忘れない。『週刊新潮』より。
写真にあるのは、日本酒で乾杯推進会議の委員懇談会でのスナップであるが、同じ委員の加藤登紀子さんは酒がなかなかお強い。 今から20年も前には、佐々木久子さんの雑誌『酒』に書いたエッセイで、「手酌が最高」という文を寄せている。「さしつさされつの二人酒もいいけれど、……」マイペースで飲むのがいいと述べて、「手酌というのはやっぱり無作法なもの、失礼なものなんでしょうか」とも述懐している。「日本の生活習慣や礼儀作法の原点は、個人が欲望を満たすことはないんだと思います。集団が一つになるために、ある部分では個人のコンディションや望みを犠牲にしても強引に酒席の渦に巻き込んでしまう。どうもそれがヨーロッパ文化圏との違いかも知れません」とも述べている。 とはいっても、懇親会での私の酌は気持ちよく受けてくれましたし、私へも注いでくれました。要はその場の雰囲気でしょう。