場の雰囲気では酌もまたよし | 山本祥一朗の酒情報

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写真にあるのは、日本酒で乾杯推進会議の委員懇談会でのスナップであるが、同じ委員の加藤登紀子さんは酒がなかなかお強い。 今から20年も前には、佐々木久子さんの雑誌『酒』に書いたエッセイで、「手酌が最高」という文を寄せている。「さしつさされつの二人酒もいいけれど、……」マイペースで飲むのがいいと述べて、「手酌というのはやっぱり無作法なもの、失礼なものなんでしょうか」とも述懐している。「日本の生活習慣や礼儀作法の原点は、個人が欲望を満たすことはないんだと思います。集団が一つになるために、ある部分では個人のコンディションや望みを犠牲にしても強引に酒席の渦に巻き込んでしまう。どうもそれがヨーロッパ文化圏との違いかも知れません」とも述べている。 とはいっても、懇親会での私の酌は気持ちよく受けてくれましたし、私へも注いでくれました。要はその場の雰囲気でしょう。


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