上にある「日本酒からの手紙」は、日本酒で乾杯推進会議が発足した際のスローガンのひとつで、「ニッポン人には日本が足りない」とは上手いことを言ったものである。 しかし、これは世界でもあちこちで言われていることで、フランスではワインの消費が落ちているし、ドイツでのビールも昔のような元気がない。 日本では日本酒の伸びが思わしくないのに比べて、思いの外にワインが伸びている。 では、輸入洋酒の面からウイスキーはどうかといえば、英国のスコッチウイスキーの場合、フランス向けが最も多いといっても対前年比では25%も落ちているし、日本向けなど世界全体では18位という状態で、昔のようなスコッチ神話は無くなった。これには日本の国産ウイスキーが充実したこともある。 いずれにせよ、酒の嗜好の移り変わりは近年になって目まぐるしく変わってきた。どの国の国民も国に対する愛着心が足りなくなったのか?