夏向きの限定販売の商品あれこれサントリーのザ・プレミアムモルツ〈コクとブレンド〉は5.5%の限定醸造で、絶好のブレンドを訴えている。サントリー・琥珀の寛ぎは5.0%でファミリーマート限定の発売。上質で華やかな香りでこちらも限定醸造。 アサヒではチューハイ果実の瞬間を8月20日から10月末までの限定販売。アルコール分は4%で希望小売価格141円。山梨県産のピオーネを使って爽やかな香りと柔らかな香りと特徴としている。和梨チューハイも同じ。
愛媛の酒と8月のひやおろしの会7月25日に椿山荘で愛媛の酒を楽しむ会が開かれた。参加の蔵元は別記の19社。商談会が午後1時~4時まで。楽しむ会が7時からで、楽しむ会は350名限定(6,000円)。それぞれの蔵元が自慢の酒を出しているのは例年通りだが、県や市からの協賛食材の提供も熱心だった。それも名物の長なすと煮干しのサンプルを土産に振る舞って感想のアンケートを取るなど。なお、当県では「暖暖松山(だんだんまつやま)」という広報誌を無料で配布している。目下3号目だが、当県の名物や名店などが紹介されていて、広報誌にしてはよく出来ている。 このシーズンから「ひやおろし」がよく出るのはご存じの通り。いろんなところで「ひやおろし」の会が開かれているが、8月19日(月)には東京交通会館で太田商店の「ひやおろしの会」が開かれる。ここでは新しく企画した商品の展示もあり、期待されている。このレポートは次の号で詳細をお伝えする。
クセのあるジュネヴァのこと数年前のことだったが、古本の買い取り業者が来て書棚から何冊か持って行ったことがあった「ここへ来る前はどこへ行ったのですか」と訊いたら、池部良さんのお宅へ行ったという。そこからはだいぶ離れているはずだが、池部邸には珍本、奇本でもあったのだろう。 池部さんは3年前に亡くなられていたが、生前には酒の話をいくつか書いている。その一つに『酒あるいは人』(平凡社)という海外での酒体験を書いたものがあり、その中に「オランダの透明な酒」という話がある。これは、ジュネヴァで「オランダに来て飲まねばならぬ酒はジュネヴァを措いて何があるか」と言われて飲んだが、これをストレートで飲むのは素人で、ジュネヴァを一口飲んではビールを一口というのが玄人の飲み方だと教えられた、とある。 私はかつてベルギー方面からオランダへ足を踏み入れるや、その足でロッテルダム郊外のジュネヴァの工場を訪ねた。巨大な風車のあるその工場は見学受け入れには充実していた。 杜松のことをフランス語でジュニベルという。そこから来たのがジュネヴァである。杜松の実が健康にいいということからはじめは薬用として使われていたもので、写真にあるのは、その杜松の実と見学した工場の一部である。 工場の試飲室でジュネヴァを勧められた。キュンと鼻をさすジュネヴァベリーのこの風味はかなりクセが強いだけに抵抗はあるものの、いったん取りつかれたら病みつきになる性質であると思われる。ガイドが言った。「日本のお酒は温めて飲むそうですが、このジュネヴァは10~12度くらいがフレーバーが出て最もおいしいんです」 クセの強いジュネヴァとは反対にクセのあまりないビールのハイネケンがオランダの風味というのも面白い。