山本祥一朗の酒情報 -125ページ目

山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

「太田商店酒EXPO2013秋」は9月18日に東京交通会館12階展示場で開かれた。 別記「概要」にある通り、季節商材を中心に内容の濃い発表会だった。 ここは酒販店、料飲店など専門業者だけの集まりだけに、一般消費者の会のように値段の高い酒だけに集中することがない。ゆったりと質と値段の兼ね合いを確かめる視線が集まっている。 全員に配られる出品リストには、社長ないしは酒蔵の責任者の顔写真が添えてあり、その蔵の概要、特徴だけでなく出品酒全部の酒の内容も細かに記されている。 概要にもある通り、「和酒専門卸として和酒の業界を盛り立てる」雰囲気に満ちていた。輸入ものでも何でも売れるものなら……などという邪念がないのがいいのである。 内容のポイントは、①秋の市 ②ひやおろし、秋あがり ③定番燗酒ベスト20 ④太田厳選!和酒ギフト――となっている。


日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ


オリンピックが決まったことの裏話が、「週刊新潮」(9月19日号)に特集されている。その中にマドリードは皇太子を中心にロビー活動が巧みで、IOC総会が開かれたホテル近くの高級レストランを借り切ってIOC委員をくどき落とす場所に使っていたそうだ。それは明らかにルール違反だと東京サイドからの要請で注意されたとか、勝利を確信したマドリードが傲慢になったとか言われている。 私もマドリードにはいい印象がない。マドリードの空港からバルセロナへ向う際、マドリードの出国前の土産物店にすすめられて闘牛に使う剣の20㎝ほどのミニチュアを買わされた。ところが空港のチェックで係官に危険物ということで取り上げられた。この土産物店と係官はつるんでいるのはないか。ご同役の人も多いはずだ。以来、マドリードには好意がもてなかった。 町にはいいリオハのワインもあったが、空港の一件ですっかりマドリード嫌いになった。


9月11日には京王プラザで日本名門酒会が総会を開いた。最初に飯田永介社長の「感動を伝える――新たな価値の掘り起し」の挨拶の後、大山醸造元の特別純米「十水(とみず)」の仕込の説明があった。仕込配合の水加減についての話だが、その現場報告だけになかなか興味深かった。 その後の展示試飲会の会場には別掲の配置で蔵元が並び、日本酒、焼酎、ビールに至るまでバラエティある展示だった。顔見知りの蔵元も多く、出品酒全部を試飲するのは無理。目ぼしいところを拾いながら回った。 ユニークだったのは五魚福という業者の講演で、POPでお客に訴える方法についてだが、これが具体的で事例を多く上げながら語っていた。ただ、消費者の86.5%は店頭で購買を決めるというのは本当か……?

日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ