山本祥一朗の酒情報 -104ページ目

山本祥一朗の酒情報

山本祥一朗の酒情報

ワインの並ぶ前にあるのは唎猪口で、場所はドイツワインのメッカ、ベルンカステルにあるモーゼル・ザール・ルーヴァー中央醸造所である。

ここは2度訪ねたのだが、その4年前に来た時に差し上げた拙著を持って理事長がにこやかに現れた。

試飲に並べられたワインは、ドイツとすれば辛めのモーゼル・リースリング・ハルプトロッケン、中辛のモーゼル・リースリング、やや口に残る甘さのブラウネガー・ユッファー・ホッホゲヴェリックス・リースリング、品の良いブラウネベルガー・ユッファー・リースリング・アウスレーゼと、これらは輸出もされている。輸出されていないが、とろりと甘いウィットリッシャー・クロスターベーク・リースリング・アイスヴァイン。

これらを唎猪口で確かめたのだが、微妙なドイツの白の色合いを試すにはこれに限る。列席したスタッフには、この唎猪口の有効性をよく説明しておいた。

「日本酒で乾杯推進会議」の100人委員会が5月13日に如水会館で開かれ、これまでに会員数が38,482人と報告された。当日の委員の出席は23名だった。

当日は田崎真也さんの講演があった。ご自分のソムリエの歩みについて語ったが、当然SSI時代の酒と料理に関する話などにも及び、日本酒と料理、ワインと料理など多角的に広がった。田崎さんはこの会の委員の一人でもあるのだが、これまでに出席したことはない。久しぶりに後のパーティーででも話すかと思っていたら、こちらは欠席だったのは残念。

当日はパーティー出席の多くの人とも話したが、以前に「酒造り唄」をまとめられて日本酒大賞を受賞された阪田美枝さんから小冊子を頂いた。いずれどこかでご紹介しよう。

当日に並んだ酒はいずれもずば抜けた銘酒揃いで、低アルコールの発泡酒も行き届いていた。  お土産に頂いたのは純米吟醸・浦霞・禅。図は6月21日に開かれる日本酒フェア。


世界的な酒類コンペティションである「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」でサントリーの「響・12年」が最優秀金賞を受賞した。

これは12年以上のモルト原酒を複数ブレンドしたもので、梅酒を貯蔵した蔵で熟成させたという。そこにさらに30年を越える長期熟成モルトを加えたというから念が入っている。審査の詳細はSWSCのホームページに収めてある。

700mlで5,000円。