酒と大相撲の今昔 | 山本祥一朗の酒情報

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大相撲の東京場所は、天皇陛下の斜め横の2階席のチケットを頂いているので出かけている。特に贔屓の力士というわけではないが、感じのいい離島の隠岐の島出身の隠岐の海(これは島の隠岐誉の蔵元の銘柄にもある)が好きだ。昨年結婚していて、結婚直後の場所はよく注目されるので心配したが、この日は大砂嵐に勝って7勝目。まずまずだった。

昔は日本酒の蔵元が懸賞にもよく出していたが、いまは灘の大関が関取の大関の好取組の時に、多くの懸賞旗の最後にやや離れて(目立つため)出している程度。かつては初代若乃花に酒造組合が日本酒大賞として百万円を贈ったこともあった。「日本酒をよく飲めば、肌によく相撲も強くなる」といったとか。

今では大手のビールメーカーが土産袋にまで広告を打ったりしているが、日本酒の宣伝はない。写真は昨年から場内に立った遠藤の看板で、顔を出せばダッコされる図となるサービス。